macOS Catalina/Mojave/High Sierraでシステム整合性保護(SIP)を無効化・有効化する方法
目次
- 1. システム整合性保護(SIP)を無効にする手順
- 2. システム整合性保護(SIP)を有効に戻す手順
「システム整合性保護(SIP:System Integrity Protection)」は、macOSに組み込まれたセキュリティ機構の一つです。この機能により、通常のアプリケーションは起動ディスクへのアクセスが制限されます。そのため、SIPが有効な状態では、iBoysoft Data Recovery for MacがmacOS Catalina 10.15、Mojave 10.14、High Sierra 10.13の起動ディスクをスキャンできません。
これらのmacOSバージョンで起動ディスクから失われたデータを復元するには、一時的にSIPを無効にする必要があります。
システム整合性保護(SIP)を無効にする手順
ステップ1:Macを再起動し、起動時に「Command + R」キーを押し続けて、macOS復旧システム(macOS Recovery)を起動します。

ステップ2:画面上部のメニューバーから「ユーティリティ」→「ターミナル」を選択して起動します。ターミナルに以下のコマンドを入力し、Returnキーを押します。
csrutil disable
コマンド実行後、「Successfully disabled System Integrity Protection」というメッセージが表示されれば、SIPの無効化は完了です。その後、Macを再起動して通常どおり起動してください。
システム整合性保護(SIP)を有効に戻す手順
データ復元作業が完了したら、セキュリティを確保するために必ずSIPを再度有効にしましょう。手順は無効化とほぼ同じです。
ステップ1:Macを再起動し、起動時に「Command + R」キーを押し続けて、macOS復旧システムを起動します。
ステップ2:メニューバーの「ユーティリティ」→「ターミナル」を開き、以下のコマンドを入力してReturnキーを押します。
csrutil enable「Successfully enabled System Integrity Protection」と表示されれば成功です。Macを再起動すると、SIPが有効な状態で通常起動します。
注意点
SIPを無効にしたままの状態でMacを使用し続けることは、セキュリティ上のリスクを高めます。データ復元などの作業が終わったら、忘れずにSIPを有効に戻すことをおすすめします。また、Apple Silicon(M1/M2以降)搭載のMacでは、電源ボタンの長押しによる起動オプションから復旧モードに入るなど、操作方法が異なる場合がありますのでご注意ください。
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