MacBookのカメラが動かない?今すぐ試せる9つの対処法を徹底解説
近年、MacBookに内蔵されたFaceTimeカメラを使ったビデオ通話やオンライン会議は、私たちの生活に欠かせないものとなっています。しかし、いざ使おうとした瞬間にMacBookのカメラが動かないと気づくと、非常に困ってしまいますよね。
カメラが正常に動作していない場合、「カメラが接続されていません」や「利用できません」といったメッセージが表示され、アプリによっては「接続されているカメラがありません」というエラーが突然現れることもあります。幸い、この問題には効果的な解決策がいくつか存在します。本記事では、試す価値のある9つの対処法を順番にご紹介します。
目次:
- 1. カメラの使用許可(アクセス権限)を確認する
- 2. ターミナルでカメラをリセットする
- 3. 競合しているアプリを強制終了する
- 4. Macを再起動する
- 5. アプリを更新または再インストールする
- 6. スクリーンタイムの設定を確認する
- 7. SMC(システム管理コントローラ)をリセットする
- 8. Macがカメラを認識しているか確認する
- 9. Apple Diagnostics(アップル診断)を実行する
- 10. 外付けWebカメラが動かないときの対処法
- 11. MacBookのカメラに関するよくある質問
Macのカメラが動かない:カメラの使用許可を確認する
ビデオ通話や録画の際にアプリでカメラの不具合が発生している場合は、まずカメラへのアクセス権限を確認しましょう。過去にカメラへのアクセスを拒否したまま忘れてしまっているケースは非常によくあります。
カメラの権限を確認する手順は以下の通りです。
- メニューバー左上のAppleロゴをクリックし、システム環境設定を選択します。
- セキュリティとプライバシーを開き、プライバシータブに移動します。
- 一覧からカメラを選択し、カメラを使用したいアプリのチェックボックスにチェックが入っているか確認します。

チェックボックスが空欄の場合、そのアプリにはカメラへのアクセスが許可されていません。画面下部の鍵アイコンをクリックし、管理者パスワード、Touch ID、またはApple Watchで認証を行いましょう。その後、該当アプリのチェックボックスにチェックを入れて、カメラを再度試してみてください。
Macのカメラが動かない:ターミナルでカメラをリセットする
VCDAssistantプロセスとAppleCameraAssistantプロセスは、Mac上でバックグラウンド動作し、カメラ機能を担当しています。カメラを使用していたアプリを閉じても、これらのプロセスが正しく終了しないことがあります。この状態では、新しいアプリがカメラを使用できません。
macOSの内蔵カメラを再度利用可能にするには、以下の手順でカメラを手動でリセットまたは再起動する必要があります。
- MacのDockまたはユーティリティフォルダからターミナルを起動します。
- ターミナルウィンドウに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
sudo killall VDCAssistant
sudo killall AppleCameraAssistant - パスワードを求められたら、管理者パスワードを入力します。
MacBook Proのカメラが動かない:競合するアプリを強制終了する
MacBook Proのカメラは、一度にひとつのアプリしか使用できません。複数のアプリで同時に使おうとすると、アクセスが拒否されます。MacBook Proのカメラが動かない問題を解決するには、競合しているアプリを強制終了しましょう。
Macでアプリを強制終了する手順は以下の通りです。
- Dockの中に、Skype、FaceTime、Photo Booth、ブラウザなど、カメラを使う可能性のあるアプリがないか確認します。見つかった場合は右クリックして終了を選択します。
- アプリがまだDockに残っている場合は、Finderを開き、アプリケーション>ユーティリティ>アクティビティモニタを起動します。
- カメラを使用している可能性のあるアプリを選択し、左上の×ボタンをクリックして強制終了を選びます。

MacBookのカメラが動かない:Macを再起動する
カメラを使用している可能性のあるプロセスをすべて終了しても改善しない場合は、OSごと再起動してみましょう。カメラのトラブルは、複数のアプリが同時にカメラを使おうとしたことで発生することもあります。Macを再起動すれば解決できる可能性があり、その際は起動後に同じアプリをすべて開き直さないように注意してください。
手順は簡単です。Appleロゴをクリックし、再起動を選択します。ウィンドウが表示されたら、「ログイン時にウィンドウを再度開く」のチェックを外してください。

再度再起動をクリックし、Macの電源が入り直すのを待ちます。起動後にログインし、カメラを使おうとしていたアプリを立ち上げて、問題が解決したか確認しましょう。
MacBook Proのカメラが動かない:アプリを更新または再インストールする
特定のアプリでカメラの不具合が繰り返される場合(例:MacでFaceTimeカメラが動作しないなど)は、互換性向上のためアプリの更新を試みてください。App Storeを開き、「アップデート」セクションからアプリを更新できます。

アップデートでもMacBookのカメラが動かない問題が解決しない場合は、アプリをアンインストールしてから再インストールしてみてください。
MacBookのカメラが動かない:スクリーンタイムの設定を確認する
macOS Catalina以降では、スクリーンタイム経由でMacのカメラを制限できます。以下の手順で、カメラがスクリーンタイムによって制限されていないか確認しましょう。
- Appleロゴをクリックし、システム環境設定>スクリーンタイムを選択します。
- 左側のサイドバーからコンテンツとプライバシー>Appを選択します。
- カメラが許可されていることを確認します。許可されていない場合は、カメラの項目にチェックを入れて手動で有効化または認証してください。

MacBook Proのカメラが動かない:MacのSMCをリセットする
SMC(System Management Controller/システム管理コントローラ)は、ファンやLEDなどの低レベルな設定を管理しており、内蔵カメラにも影響を与えることがあります。Macのカメラが動かない場合、SMCのリセットで解決できるかもしれません。
旧型のMacでSMCをリセットするには、MacBookが電源に接続されていることを確認してからシャットダウンします。完全に電源が切れたら、Shift + Control + Option + 電源ボタンを同時に長押しし、Macが再起動するまで待ちます。

出典:Apple.com
T2セキュリティチップ搭載の比較的新しいMac(2018年以降)の場合、手順は少し異なります。
- Macをシャットダウンします。
- 完全に電源が切れたら、電源ボタンを10秒間長押しします。
- 電源ボタンを離し、しばらく待ってからMacの電源を入れます。
- もう一度Macをシャットダウンします。
- Shift + Control + Optionを7秒間長押しします。
- 7秒後、そのまま電源ボタンも加えてさらに7秒間長押しします。
- すべてのキーを離し、数秒待ってからMacの電源を入れます。
MacBookのカメラが動かない:Macがカメラを認識しているか確認する
カメラが正常に動作するためには、MacまたはMacBookに正しく認識されている必要があります。認識されていない場合、ハードウェアに問題がある可能性があります。
カメラがMacに認識されているか確認する手順:
- Appleメニューアイコンを選択し、このMacについてを選びます。
- 概要タブでシステムレポートをクリックします。
- ハードウェアの項目にあるカメラを選択します。

「FaceTime HD Camera (Built-in)」といった名称と、モデルIDなどの数値情報が表示されるはずです。もし情報が見つからない場合、Macがカメラを認識していないことを意味します。それがMacBookのカメラが動かない原因です。この場合は、Appleサポートに連絡して修理を依頼しましょう。
Macのカメラが動かない:Apple Diagnosticsを実行する
MacBookのカメラのハードウェア問題を特定するもうひとつの便利な方法が、Apple Diagnostics(アップル診断)の実行です。どのハードウェア部品に不具合があるのかを調べるのに役立ちます。
Intel搭載MacBookでApple Diagnosticsを起動する場合:
- 電源ボタンを押し、Macの起動時にすぐにDキーを押し続けます。
- 言語選択画面が表示されたらキーを離します。
- 矢印キーで言語を選択します。
M1搭載MacでApple Diagnosticsを実行する場合:
- 起動オプションの画面が表示されたらすぐにキーを離します。
- キーボードでCommand + Dを押し続けます。
- 表示されたら「同意する」を選択します。
診断が完了すると、Macの画面にひとつ以上の診断コードを含むレポートが表示されます。エラーコードがNで始まる場合、カメラに問題があることを示しています。この場合は、MacBookをApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダに持ち込んで対応してもらうのがよいでしょう。
外付けWebカメラがMacで動かないときの対処法
MacBook、iMac、iMac Proには内蔵カメラが搭載されていますが、Mac miniやMac Proなど一部のモデルでは外付けWebカメラが必要になることがあります。外付けWebカメラがMacで動作しない場合は、物理的な接続に問題がある可能性があります。
以下の点を確認してみてください。
- ケーブルとポートにホコリが付着していないか確認します。汚れは接続不良の原因になります。
- ケーブルがしっかりと奥まで差し込まれているか確認します。
- カメラがすぐに認識されない場合は、別のポートに差し替えてみてください。
接続に問題がない場合は、前述の対処法を試してみてください。どの解決策でも改善しない場合は、専門の修理業者に相談することをおすすめします。
MacBookのカメラが動かないことに関するよくある質問
Q: Macのカメラが動かないのはなぜですか?
A: MacBookのカメラが動かない主な理由としては、以下が考えられます。
・カメラへのアクセス権限が拒否されている
・複数のアプリが同時にカメラを使用しようとしている
・カメラ自体にハードウェアの不具合がある
Q: Macのカメラをリセットするにはどうすればいいですか?
A: ターミナルを開き、「sudo killall VDCAssistant」と「sudo killall AppleCameraAssistant」をそれぞれ入力してEnterキーを押します。その後、求められたら管理者パスワードを入力してください。
Q: Macのカメラに黒い画面が映るのはなぜですか?
A: カメラに黒い画面が映る場合、レンズが何かに遮られているだけの可能性があります。また、Macで動画を撮影しようとした際に真っ暗な映像が映る場合は、macOSがカメラを制御するために提供しているドライバソフトウェアに問題が発生していることも考えられます。
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