MacのUSBポートが遅い原因と解決策を徹底解説
MacでUSBポートの転送速度が遅いときの対処法
外付けドライブからMacへデータを転送する際、USBポートの動作が遅くて困ったことはありませんか。この記事では、USBポートが遅くなる主な原因を整理し、それぞれの原因に応じた具体的な解決策をわかりやすくご紹介します。
高速なUSBドライブに対応したポートを使用する
データの読み書き速度は、接続するUSBポートの規格によって大きく左右されます。高速なUSBドライブを低速なポートに挿すと、転送速度はポート側の上限に制限されてしまいます。
例えば、USB 3.0対応のドライブをUSB 2.0ポートに接続した場合、最大転送速度は480Mbpsまでしか出ません。これはUSB 3.0ポートに接続した場合と比べて10分の1の速度です。
そのため、ファイル転送時にUSBポートが遅いと感じたら、まずMac本体のより高速なUSBポート(USB 3.0やThunderboltポートなど)に差し替えてみましょう。
USBドライブに対するSpotlight検索を無効にする
Spotlight検索は、Mac内のファイルやデータの場所を素早く特定できる便利な機能です。しかし、外付けドライブへのインデックス作成が原因で、USBポートの接続や読み込みが遅くなるケースがあります。
この場合は、外付けドライブをSpotlight検索の対象から除外することで改善が期待できます。
設定手順は以下の通りです。
- 画面左上のAppleメニューをクリックし、「システム環境設定」を選択します。
- 「Spotlight」を探して開きます。
- 「プライバシー」タブを選択し、「+」ボタンをクリックします。

- 検索対象から除外したい外付けドライブを追加します。
設定後、USBポートの動作が改善したかどうかを確認してください。それでも遅い場合は、次の方法も試してみてください。
外付けドライブのファイルシステムをAPFSに変換する
APFS以外のファイルシステムでフォーマットされたドライブは、macOSが読み込むのに時間がかかることがあります。これをUSBポートの不具合と誤解してしまうケースも少なくありません。APFSはMac向けに設計されたファイルシステムで、高速な読み書きを実現します。Macで使用するドライブなら、APFS形式が最適な選択肢といえるでしょう。
注意: ファイルシステムの変換(消去)操作を行うと、ドライブ上のすべてのデータが消去されます。必ず事前にデータとファイルのバックアップを取ってください。
バックアップが完了したら、以下の手順でAPFS形式にフォーマットします。
- 外付けドライブをMacに接続し、「ディスクユーティリティ」を起動します。
- メインウィンドウの「表示」メニューから「すべてのデバイスを表示」を選択します。
- 左側のサイドバーから対象の外付けドライブを選択します。
- 「消去」ボタンをクリックします。
- ドライブ名を入力し、フォーマット欄で「APFS」を選択します。

- 方式で「GUIDパーティションマップ」を選択し、「消去」をクリックして実行します。
- 消去が完了したら「完了」をクリックします。これでAPFS形式のドライブが完成です。

APFS形式に変換すれば、Macは外付けドライブを高速に認識でき、ファイルやデータの転送も快適になります。これでUSBポートが遅い問題は簡単に解決できるでしょう。
なお、変換作業中に「APFSに変換」オプションがグレーアウトして選択できない場合は、別途対処法がありますので安心してください。
MacのUSBポートとケーブルを点検する
実際のところ、USBポートが動作しない・遅いという症状の多くは、ハードウェアそのものの故障ではなく、ソフトウェアやケーブルの問題であることがほとんどです。
まず、外付けドライブをMacの別のポートに挿してみて、転送速度が改善するかどうかを確認しましょう。これでポート自体の不良かどうかを切り分けられます。
次に、ケーブルの状態を確認します。最も簡単な方法は、別のケーブルに交換して同じドライブで試すことです。別のケーブルで正常に動作すれば、ケーブルの故障が原因です。それでも改善しない場合は、外付けドライブ自体に不具合が生じている可能性があります。
ドライブのクローンを作成してデータ損失を防ぐ
外付けドライブに小さなエラーが発生していると、USBポート経由での読み書きが極端に遅くなることがあります。将来的なドライブのさらなる破損によるデータ損失を避けるためにも、まずはディスク全体を別のドライブにクローンしておくことをおすすめします。
macOS標準の「ディスクユーティリティ」でもクローンは可能です。「ディスクユーティリティ」を起動 > 復元先のドライブを選択 > 「復元」をクリック > 復元元となる不具合のあるドライブを選択 > 「復元」を実行、という流れでクローンを作成できます。
iBoysoft DiskGeekerでディスクをクローンする
大量のファイルやデータをコピー&ペーストで移動するのは非常に時間がかかります。「iBoysoft DiskGeeker」にはディスククローン機能が搭載されており、セクタ単位でディスクを丸ごと複製できます。
クローン作業の前に、故障したドライブと同等以上の容量を持つ空きドライブを用意してください。
使い方はとても簡単です。
- iBoysoft DiskGeekerをダウンロードしてMacにインストールします。
- 不具合のあるドライブをMacに接続します。
- iBoysoft DiskGeekerのクローン機能を使ってディスクを複製します。
なお、クローン処理は開始すると途中で中断できません。万が一中断された場合でも、2台のディスクを再びMacに接続すれば自動的に処理が再開されるので安心です。
まとめ
外付けドライブからMacへのデータ転送が遅いのはよくある問題ですが、原因さえ特定できれば適切な対策で解決できます。この記事で紹介した原因の切り分け方と対処法を参考に、快適なデータ転送環境を取り戻しましょう。
また、多機能ソフト「iBoysoft DiskGeeker」を使えば、難しい操作なしにディスクのクローンを作成できます。興味のある方はぜひお試しください。
MacのUSBポートが遅い問題に関するFAQ
Q: USBポートが遅くなる原因は何ですか?
A: USBポートが遅くなる原因はさまざまです。高速なUSBドライブを低速なポートに接続している、USBポートへの電力供給が不安定、USBケーブルの断線や不良などが考えられます。また、外付けドライブ自体が破損している場合や、ドライブのファイルシステムがMacに認識されない場合にも、接続や転送が遅くなることがあります。
Q: iBoysoft DiskGeekerを使って外付けディスクをMacの起動ディスクにクローンできますか?
A: いいえ、できません。ディスククローンでは、デフォルトで復元先ディスクの全データが上書きされます。しかし起動ディスクにはオペレーティングシステムが含まれており、上書きすることはできません。そのため、Macの起動ディスクをクローン先として指定することはできません。
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