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ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

ノートパソコンを選ぶ大きな理由のひとつは、キーボードやマウスといった重要なハードウェアが本体に統合されている点にあります。そのため、内蔵キーボードが使えなくなってしまうと、ノートPCを持つ意味も出費した価値も半減してしまいます。

キーボードが動かなくなる原因はさまざまで、対処法も複数存在します。この記事では、よくあるノートPCのキーボードトラブルとその解決方法を、症状別にわかりやすく解説します。

注意: 一部の対処法では外付けキーボードが必要になる場合があります。あらかじめ準備しておくと安心です。

Windows Update後にキーボードが動かなくなった場合(Lenovoなど)

Windows Updateはシステムの改善と安定化を目的としていますが、予期しない副作用をもたらすこともあります。その典型例が「アップデート後にキーボードが反応しなくなる」という現象です。

特にLenovo製ノートPCでは、最近のWindowsの「重要な更新プログラム」適用後にキーボードが動作しなくなる報告が相次ぎました。興味深いことに、その解決策はキーボードバックライトに関係しています。以下の手順を試してみてください。

1. 外付けキーボードを取り外し、PCの電源を入れます。サインインが必要な場合は、画面上のキーボード(オンスクリーンキーボード)を利用しましょう。

2. オンスクリーンキーボードを使うには、ロック画面の右下隅をクリックし、「簡単操作アイコン → オンスクリーンキーボード」を選択します。

ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

3. 次に、キーボードバックライトをオンにします。物理キーボードでは操作できないため、Lenovo専用のキーボード管理ソフト(機種によって異なります)からバックライトを有効にしてください。

ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

4. たとえばLenovo Legionシリーズの場合、「iCUE」というソフトでバックライトプロファイルを選択または作成することで、照明を点灯できます。

5. ここでノートPCを「強制シャットダウン」します。Windowsからの通常のシャットダウンではなく、電源ボタンを長押ししてPCの電源を完全に切ります。

6. 再度電源を入れると、キーボードが正常に動作するようになっているはずです。

キーボードの反応が遅い・入力にラグがある場合

キーを押してから画面に文字が表示されるまでに遅延がある場合、ほぼ間違いなくハードウェアの問題ではありません。安心してください。

反応が遅くなる原因のひとつが、アクセシビリティ機能の「フィルターキー」が有効になっていることです。この機能は、手の震えがあるユーザーの誤入力を防ぐため、短時間のキー入力を無視する仕組みになっています。一部の方には便利な機能ですが、多くの人にとっては不要なものです。

ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

フィルターキーを無効にするには、スタートメニューを開き、歯車アイコン(設定)→「簡単操作」をクリックします。左側のペインで「キーボード」を選択し、下へスクロールして「フィルターキーを使用する」が「オフ」になっていることを確認してください。

それでも改善しない場合は、後述の「キーボードドライバーの再インストール」のセクションを参照してください。入力の遅さや無反応は、ドライバーの不具合が原因であることも少なくありません。

ソフトウェア側の問題を確認する

まず、BIOS画面でキーボードが使えるかどうかを確認しましょう。起動時に対応するキーを押してBIOSが表示されれば、キーボード自体は正常です。問題はWindowsがキーボードを正しく認識していないことにあり、これを解消する必要があります。

注意: この作業中はWindowsのパスワードを入力する必要があるため、外付けキーボードを接続しておくとよいでしょう。

システムファイルチェッカーでエラーをスキャンする

キーボードが動かない原因がソフトウェアにある場合、最初に試したいのがシステムファイルチェッカー(SFC)によるスキャンです。重要なWindowsシステムファイルの破損を検出し、可能であれば自動修復してくれます。

実行方法:Winキーを押して検索ボックスにcmdと入力します。コマンドプロンプトが表示されたら、右クリックして「管理者として実行」を選択します。

コマンドプロンプトで以下を入力し、処理が完了するまで待ちます。

sfc /scannow
ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

キーボードドライバーを再インストールする

「デバイスマネージャー」を開き、下へスクロールして「キーボード」をクリックします。標準のノートPCキーボード(ここでは「Standard PS/2 Keyboard」と表示)の横に感嘆符(黄色いビックリマーク)が付いていれば、Windowsが問題を検出しています。キーボードを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択し、PCを再起動しましょう。

ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

キーボードドライバーは再起動後すぐに自動で再インストールされます。Windowsへのログイン時にはすでに復旧している可能性が高いです。

セカンダリキーボードをアンインストールする

過去に接続した他のキーボードのドライバーが干渉し、内蔵キーボードを自動的に無効化してしまうケースもあります。メインのキーボード以外のドライバーをすべて削除して、キーボード環境をリセットしてみましょう。

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再びデバイスマネージャーを開き、「表示」→「非表示のデバイスの表示」を選択します。「キーボード」の項目に移動し、「HID Keyboard Device」という名前のデバイスをすべて右クリックしてアンインストールします。これは包括的な名称で、外部機器やマウスまで含まれることがあるので注意してください。なお、デバイスを再インストールするには、単に接続し直すだけでOKです。

ハードウェア側の問題を確認する

まず、キーボードの問題がハードウェア由来(深刻)なのか、ソフトウェア由来なのかを見極めることが重要です。

切り分けるには、ノートPCの起動時にBIOS画面を呼び出すキーを繰り返し押します。キーはメーカーによって異なりますが、一般的にはDeleteF2F8F12のいずれかです。Windowsが通常どおり起動してしまう場合は、押すキーが間違っているか、キーボードにハードウェアレベルの故障が発生していると考えられます。

正しいキーを確実に押しているのにBIOSが起動しない場合は、キーボードのハードウェア障害の可能性が高いです。原因としては、キーボードとマザーボードをつなぐコネクターが緩んでいるという単純なケースもあります。

ノートPCのキーボードが動かないときの対処法まとめ【Windows Update後・ドライバー・ハードウェア編】

自分でノートPCを開くのに不安がある場合は、修理専門店に相談するのがおすすめです。自己責任で確認したい方は、専用ツールを使ってキーボードを持ち上げ、内部のコネクションをチェックできます。キーボードとマザーボードをつなぐフラットケーブル(リボンケーブル)が見えたら、緩んでいないか、断線していないかを確認し、スロットにしっかりと差し込まれているかを確かめてください。

ケーブルやコネクターが破損している場合は修理が必要です。しかし、単に緩んでいただけなら、それだけで問題が解決したかもしれません!

まとめ

ノートPCのキーボードトラブルは、Windows Update後の不具合、フィルターキーなどの設定ミス、ドライバーの破損、そして物理的な接触不良など、原因は多岐にわたります。まずはBIOSでの動作確認でハードウェアかソフトウェアかを切り分け、順番に対処していくのが解決への近道です。

なお、タッチパッドに問題が発生することもあります。キーボードが復旧したら、Windows 10のデフォルトのショートカットキーをカスタマイズして、さらに生産性を高めてみてはいかがでしょうか。

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