Androidアプリが動かない・開かないときの対処法まとめ【原因別に試せる10の解決策】
アプリがなければ、Androidスマホは「画面が大きいだけの Nokia 3310」のようなものです。アプリはスマホから世界へつながる窓口であり、Androidアプリが正常に動作しない、あるいは読み込みに失敗するとなると、それは深刻な問題になります。
アプリが動かなくなる原因はさまざまですが、幸いなことに復旧させる方法も数多く存在します。この記事では、不具合が起きたAndroidアプリを復活させるための対処法を、初心者でも順番に試せる形で詳しく解説します。
動作しないAndroidアプリへの対処法一覧
アプリが正常に動作しない・読み込めない場合は、以下の方法を上から順に試してみてください。それぞれの手順については、後ほど個別に詳しく説明します。
- アプリを旧バージョンにロールバックする
- Android System WebView のアップデートをアンインストールする
- アプリを最新版に更新する
- Androidシステムのアップデートを確認する
- アプリを強制停止する
- アプリのキャッシュとデータを削除する
- アプリを再インストールする
- スマホを再起動する
- SDカードを点検する(使用している場合)
- 工場出荷状態にリセットする
1. アプリを旧バージョンにロールバックする
すべてのアップデートが良い結果をもたらすとは限りません。更新は既存の不具合修正や新機能追加を目的としていますが、裏では新たな問題を大量に抱え込んでしまうこともあります。
困ったことに、Androidにはアップデートを元に戻す標準機能が用意されていません。また、アンインストールして再インストールしても、最新バージョンに戻ってしまいます(ただし、後述するように再インストール自体も有効な手段ではあります)。
旧バージョンに戻すには、そのアプリの古いAPKファイル(インストールファイル)が必要です。一般的には「APK Mirror」などのサイトで入手できます。
サイト内で対象のアプリを検索し、ページを下にスクロールして希望のバージョンを見つけたら、「Download APK」ボタンをタップします。
ダウンロードが完了したら、「ダウンロード」フォルダを開いてAPKファイルを実行し、インストールします。事前にブラウザに対して「不明なアプリのインストール」を許可しておく必要がある場合があります。
これで、以前の——うまくいけばより安定した——バージョンのアプリが使えるようになります。
2. Android System WebView のアップデートをアンインストールする
2021年3月には、ほぼすべてのAndroid端末に影響する大規模な不具合が発生し、Gmailをはじめ多くのアプリが動作不能になりました。最終的にGoogleは、ChromeアプリとAndroid System WebView の両方を更新することで修正しました(まだの方は今すぐ更新しておきましょう)。
一方で、将来同様の問題に遭遇したときに役立つ回避策も見つかっています。Android System WebView は、他のアプリがWebコンテンツを表示するために不可欠なバックグラウンドアプリです。ここにエラーが発生すると多数のアプリに影響が及ぶため、最新のアップデートを削除することで改善する場合があります。
手順は次のとおりです。「設定」→「アプリと通知」を開き、一覧から「Android System WebView」をタップします。
「アプリ情報」画面の右上にある三点リーダーアイコンをタップし、「アップデートのアンインストール」を選択してOKを押します。
3. アプリを最新版に更新する
次に、アプリの更新がないかを確認します。Google Playストアを開き、左上のハンバーガーメニュー(三本線アイコン)をタップして「アプリとゲームの管理」を選択してください。更新可能なアプリがここに表示されます。不具合のあるアプリがリストにあれば「更新」をタップし、その後問題が解消されたかを確認します。
または、上部の検索バーから直接アプリを検索する方法もあります。更新がある場合は、サムネイルの下に「更新」ボタンが表示されます。
4. Androidシステムのアップデートを確認する
アプリが読み込めない問題のもうひとつの解決策が、システム自体の更新です。OTAアップデートが配信されると通常は通知で知らされますが、何らかの理由で後回しにして、そのまま忘れてしまうことも少なくありません。
システムを更新すれば、アプリの安定動作を含む多くのメリットが得られます。手動で確認するには、「設定」→「システム」→「システムアップデート」と進みます。機種によって操作経路は異なり、「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」の場合や、「端末情報」から「ソフトウェアアップデート」を選ぶ場合もあります。
これらの手順でアップデートの状況を確認できます。新しい更新が利用可能な場合は、画面の指示に従ってください。インストールが完了すると端末が再起動するので、その後に問題のアプリを再度起動してみましょう。
5. アプリを強制停止する
ここまでの方法を試してもアプリが不調なままなら、設定からアプリを強制停止してみてください。アプリがクラッシュしたりフリーズしたりする原因の多くは、アプリが完全に終了されていないことにあります。強制停止を使えば、現在動作中のアプリのプロセスを素早く安全に終了させられます。
「設定」→「アプリと通知」(機種によっては「アプリ」)→「すべてのアプリを表示」と進み、問題を起こしているアプリを見つけてタップします。画面下部にいくつかのボタンが並んでいるので、「強制停止」を選択します。その後アプリに戻り、再度起動してみてください。
6. アプリのキャッシュとデータを削除する
もう少し踏み込んだ対策として、アプリのキャッシュとデータを削除する方法があります。メーカーによって手順は異なりますが、OnePlus端末の場合は「設定」→「アプリと通知」→「すべてのアプリを表示」と進み、該当アプリをタップして「ストレージ」→「キャッシュを削除」を選びます。
なお、これはあくまで一時的な解決策です。時間が経つとキャッシュはまた蓄積されるため、同じ作業を繰り返す必要があります。
7. アプリを再インストールする
これまでの方法がどれも効果なかった場合は、アプリのアンインストールと再インストールを試してみましょう。アンインストールするには、ホーム画面でアプリを長押しし、表示されたオプションから「アンインストール」を選択します。その後Google Playストアでアプリを検索し、再度インストールしてください。
別の方法として、Google Playストアでアプリを検索し、通常は左下に表示されている「アンインストール」ボタンをタップすることでも削除できます。
ただし注意点として、一部のアプリはアンインストールするとデータやメディアも消去されます。重要なデータがある場合は事前にバックアップを取っておきましょう。
8. スマホを再起動する
実は、反応しないアプリに遭遇したときに最初に試すべきなのがこの再起動です。電源ボタンを約10秒間長押しし、「再起動」オプションを選択します。「再起動」がない場合は、一度電源を切り、5秒待ってから再度電源を入れます。
システムが起動したら、問題のアプリを再度起動して、症状が残っているか確認してください。改善していれば完了ですが、まだ不調なら続きをお読みください。
9. SDカードを点検する(使用している場合)
クラッシュを繰り返すアプリに悩まされている場合、原因は破損したメモリカードかもしれません。この場合、故障したSDカードに書き込みを行うアプリすべてが、同種のエラーに見舞われることになります。
本当にSDカードが原因かどうかを確かめるには、メモリカードを取り外してからアプリを起動してみます。正常に動作すれば原因特定は完了ですが、新しいメモリカードへの交換が必要になるでしょう。とはいえ、SDカードが完全に壊れているわけではないことが多いので、データはPCへ移行して救出できる可能性が高いです。
10. 工場出荷状態にリセットする
最終手段として、端末を工場出荷状態にリセットする方法があります。必ず事前に全データをバックアップしてから実行してください。工場出荷状態へのリセットは、スマホやタブレット上のすべてのデータを消去します。バックアップさえあれば、リセット後にすべてを迅速かつ簡単に復元できます。
リセットを実行するには、「設定」→「システム」→「すべてのデータを消去(初期化)」と進みます。機種によって操作経路は多少異なり、たとえば「設定」→「バックアップとリセット」→「データの初期化」となる場合もあります。
Instant Apps(インスタントアプリ)が読み込めないときの対処法
ここまで説明してきた方法は、端末にインストールされた通常のAndroidアプリ向けのものです。しかし、もうひとつ「Instant Apps(インスタントアプリ)」と呼ばれるタイプのアプリがあります。これは対応端末でのみ利用でき、インストール不要で使えるアプリです。完全なアプリではありませんが、それでも不具合が起こることはあります。その際は、以下の解決策を試してみてください。
1. インターネット接続を確認してアプリを再読み込みする
Instant Appsが反応しない場合は、まずWi-Fiまたはモバイルデータ通信が正常に機能しているかを確認しましょう。モバイルデータが使えない場合の詳しい対処法や、Androidで「IPアドレスを取得できません」エラーが出たときの直し方も参考になります。
インターネット接続が正常であることを確認したら、リンクをもう一度タップして、アプリが正しく動作するかチェックします。
2. Instant Apps をオン/オフしてみる
それでもアプリが動作しない場合は、Instant Apps機能を一度オフにしてからオンに戻してみてください。「設定」→「アプリと通知」→「デフォルトアプリ」→「リンクを開く」と進み、Instant appsのトグルをオフにして、再度オンにします。
念のため、すぐ下にあるInstant Appsの環境設定セクションも確認しましょう。「ウェブリンクのアップグレード」オプションがオフになっていたらオンにします。これにより、対応しているWebリンクはブラウザではなくInstant Appsで開くようになります。設定が完了したら、Instant Appに戻って動作を確認してください。
これで、動作しない・読み込めないAndroidアプリの直し方はマスターできました。Android体験をさらに快適にしたい方は、日没時にダークモードを自動的に有効化する方法の記事もおすすめです。また、気分を変えたい方には、レトロ風デザインのAndroid折りたたみケータイ特集もぜひご覧ください。
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