Windows 11/10でクレデンシャルマネージャーエラー0x80070057が出たときの対処法
Windows 11またはWindows 10のPCで、クレデンシャルマネージャーを使ってWebサイトのパスワードなどを管理しようとした際に「クレデンシャルマネージャーエラー0x80070057」が発生する場合は、この記事で紹介する対処法をお試しください。本記事では、この問題を解決するための最も効果的な方法をわかりやすく解説します。
この問題が発生すると、以下のようなエラーメッセージが表示されます。
この操作の実行中にエラーが発生しました。
エラーコード:0x80070057
エラーメッセージ:パラメーターが正しくありません。
クレデンシャルマネージャーとは?
クレデンシャルマネージャーは、Windowsがユーザー名やパスワード、アドレスなどのログイン情報を保管しておく「デジタルロッカー」のような機能です。これらの情報は、ローカルコンピューターのほか、同じネットワーク内の他のPC、サーバー、Webサイトなどのインターネット上の場所でも利用できるよう保存されます。
保存されたデータは、Windows自体のほか、エクスプローラー、Microsoft Office、Skype、仮想化ソフトウェアなど、さまざまなアプリやプログラムから利用されます。そのため、このエラーを放置すると日常的な操作にも支障が出る可能性があります。
クレデンシャルマネージャーエラー0x80070057の解決策
この問題に直面した場合は、以下の2つの解決策を順番に試してみてください。
- クレデンシャルマネージャーサービスが実行中であることを確認する
- 保存済みのWebおよびアプリのパスワードをすべて削除する
それでは、それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
解決策1:クレデンシャルマネージャーサービスが実行中であることを確認する
まずは、以下の手順でサービスの状態を確認します。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスに services.msc と入力し、Enterキーを押してサービス管理画面(サービス)を開きます。
- サービス一覧をスクロールし、Credential Manager サービスを見つけます。
- 該当エントリをダブルクリックしてプロパティを開きます。
- スタートアップの種類のドロップダウンメニューから「手動」を選択し、「開始」ボタンをクリックします。
「開始」をクリックした際に、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
ローカルコンピューターでサービスを開始できませんでした。
エラー1079:このサービスに指定されたアカウントが、同じプロセスで実行されている他のサービスに指定されたアカウントと異なります。
このエラー1079が表示された場合は、以下の手順で解消できます。
- Windowsキー + R を押します。
- 「ファイル名を指定して実行」ダイアログに services.msc と入力し、Enterキーを押します。
- サービス一覧からCredential Managerを見つけ、右クリックしてコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- 「ログオン」タブに移動し、「参照...」ボタンをクリックします。
- 「選択するオブジェクト名を入力してください」欄に Network Service(NETWORK SERVICE)と入力し、「名前の確認」をクリックして、名前が認識されるまで待ちます。
- 完了したら「OK」をクリックします。パスワードを設定している場合は、パスワード入力を求められたら入力します。
- 再度「開始」ボタンをクリックします。今度はエラー1079が発生することなくサービスが開始されるはずです。
以上の操作後、クレデンシャルマネージャーエラー0x80070057が解消されたかどうかを確認してください。
解決策2:保存済みのWebおよびアプリのパスワードをすべて削除する
次に、保護フォルダ内のデータを削除する方法です。以下の手順を実行します。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスに、下記のディレクトリパスをコピー&ペーストしてEnterキーを押します。エラーが表示された場合は、隠しファイルを表示する設定に変更してから再試行してください。
C:\Users\%UserName%\AppData\Roaming\Microsoft\Protect
その場所にあるフォルダの中身をすべて削除します。
これで、クレデンシャルマネージャーエラー0x80070057の問題は解決するはずです。
まとめ
クレデンシャルマネージャーエラー0x80070057は、サービスが正常に動作していないことや、保護フォルダ内のデータ破損が原因で発生することが多いエラーです。まずはサービスの状態を確認・修正し、改善しない場合は保存済みの資格情報データを削除してみてください。なお、パスワードを削除すると再度入力が必要になるため、重要な資格情報は事前に控えておくことをおすすめします。
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Windowsには資格情報マネージャー(Credential Manager)という便利な機能が標準搭載されています。この機能は決して新しいものではなく、Windows VistaやXPの時代から存在し、ユーザー名やパスワードなどの資格情報を安全に保存し、簡単にアクセス・管理できるようにするものです。Windows 7ではパスワードのバックアップと復元機能が追加され、ユーザーインターフェースも大幅に改善されました。その後、Windows 8/8.1、Windows 10、Windows 11へと引き継がれながら、さらなる改良が重ねられています。 資格情報は「Vault(ボールト)」に保存され
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