【Windows 11/10】「デスクトップウィンドウマネージャーが動作を停止し、閉じられました」エラーの原因と8つの対処法
Desktop Window Manager(DWM)は、Windowsに搭載されたコンポジット型ウィンドウマネージャーで、半透明ウィンドウ、タスクバーのライブサムネイル、Windows Flip、Flip 3D、高解像度モニター対応など、Windowsの美しい視覚効果を描画する重要な役割を担っています。Windows 11/10ではSystem32フォルダー内に存在するシステムアプリケーションファイルであり、Windowsのサービス管理ツールには関連サービスが表示されませんが、タスクマネージャーではプロセスとして確認できます。

一部のユーザーから、「デスクトップウィンドウマネージャーが動作を停止し、閉じられました(Desktop window manager stopped working and was closed)」というエラーメッセージが表示されるという報告があります。この問題は、動画の再生中、特定のプログラムの実行中、エクスプローラー関連の操作中などに発生しやすいとされています。
主な原因としては以下が考えられます。
- ソフトウェアのインストール・アンインストールの失敗により、Windowsレジストリに無効なエントリが残っている
- ウイルスやマルウェアによる感染
- 停電などによる強制終了で、システムが正常にシャットダウンされなかった
- システムファイルの破損
「デスクトップウィンドウマネージャーが動作を停止しました」エラーの対処法

以下のいずれかの方法を順に試してみてください。
- SFCスキャンの実行
- ウイルススキャンの実行
- チェックディスク(ChkDsk)の実行
- セカンドスクリーンの回転設定を見直す
- グラフィックドライバーの更新またはロールバック
- ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールの実行
- クリーンブート状態でのトラブルシューティング
- Windows 10の初期化(リセット)
それでは、各対処法を詳しく見ていきましょう。
1. SFCスキャンを実行する

システムファイルが破損している可能性があります。システムファイルチェッカー(SFC)ツールを使えば、破損したファイルを自動的に修復できます。手順は以下の通りです。
- 「スタート」ボタンをクリックし、「cmd」と入力します。
- 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトの画面で「sfc /scannow」と入力します。
- 「Enter」キーを押します。
スキャンが完了するまでしばらくお待ちください。破損ファイルが検出された場合は自動的に修復されます。
2. ウイルススキャンを実行する
マルウェア感染が原因でこの問題が発生することもあります。信頼できるウイルス対策ソフトを使ってフルスキャンを行い、問題を検出・駆除してください。
3. チェックディスク(ChkDsk)を実行する
ハードディスクのエラーは、不適切なシャットダウンや突然の電源断、ソフトウェアの破損、メタデータの破損などによって発生します。定期的にチェックディスクを実行することは、PCのトラブル解決やパフォーマンス向上につながる良い習慣です。ハードディスクに不良セクターがあると、デスクトップウィンドウマネージャーが正常に動作しなくなることがあります。
4. セカンドスクリーンの回転設定を元に戻す
一部のユーザーからは、2台目のモニターを縦向き(ポートレート)に変更した際にこの問題が発生したという報告があります。デュアルモニター環境でグラフィックカードの設定を変更して2番目の画面を回転させた場合は、横向き(ランドスケープ)に戻してみてください。設定を元に戻したらPCを再起動し、問題が解消されたかどうかを確認しましょう。
5. グラフィックドライバーを更新またはロールバックする
まずグラフィックドライバーを更新して改善するか試してみてください。逆に、最近ドライバーを更新した直後にこの問題が発生した場合は、ドライバーを以前のバージョンへロールバックすることをおすすめします。
ドライバーを更新する場合:
- 「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「devmgmt.msc」と入力します。

- 「Enter」キーを押します。
- 「デバイスマネージャー」で「ディスプレイアダプター」を探し、矢印をクリックして展開します。
- グラフィックカードをダブルクリックすると「プロパティ」ウィンドウが開きます。
- 「ドライバー」タブをクリックします。
- 「ドライバーの更新」をクリックします。
- 「ドライバーをどのように検索しますか?」と表示されたら、「ドライバーを自動的に検索」を選択します。

Windowsがグラフィックカードドライバーの最新アップデートを検索してインストールします。処理が完了したら、問題が解決したかどうかを確認してください。
ドライバーをロールバックする場合:
- 「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「devmgmt.msc」と入力し、「Enter」キーを押します。

- 「デバイスマネージャー」で「ディスプレイアダプター」を展開します。
- グラフィックカードをダブルクリックして「プロパティ」を開きます。
- 「ドライバー」タブをクリックします。
- 「ドライバーを元に戻す(Roll Back Driver)」ボタンをクリックします。最近ドライバーを更新している場合のみ、このボタンが有効になります。

ロールバックが完了したらPCを再起動し、問題が解消されたか確認してください。ボタンがグレーアウトしていて押せない場合は、次の方法に進みましょう。
6. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに標準搭載されている「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングツールを実行し、問題が自動的に検出・修復されるかどうか確認してみてください。
7. クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
クリーンブートは、高度なWindowsの問題を診断・切り分けるための手法です。PCが正常に起動しない場合や、原因不明のエラーが発生する場合に有効です。クリーンブートでは必要最小限のドライバーとアプリケーションサービスのみでWindowsを起動するため、デスクトップウィンドウマネージャーと他のアプリケーションの間に競合が存在するかどうかを特定できます。
8. Windows 10をリセットする
上記の方法をすべて試しても問題が解決せず、Windows 10の動作全般に不具合が生じている場合は、「このPCをリセット」機能の利用を検討してください。個人用ファイルを保持したままWindowsを再インストールすることも可能です。
関連記事:Desktop Window Manager(dwm.exe)がCPUやメモリを大量に消費する場合の対処法
このガイドで、デスクトップウィンドウマネージャーのエラーが解決できれば幸いです。

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