【解決策】デスクトップウィンドウマネージャーが動作を停止しましたエラーの対処法(Windows 11/10)
Desktop Window Manager(DWM)は、Windowsの視覚効果を担当するコンポジット型ウィンドウマネージャーです。ウィンドウの透明化、タスクバーのライブサムネイル、Windows Flip、Flip 3D、高解像度モニター対応など、見た目に関するさまざまな演出を描画しています。Windows 11/10では、System32フォルダーに格納されたシステムアプリケーションファイルであり、Windowsサービス一覧には表示されませんが、タスクマネージャーではプロセスとして確認できます。
一部のユーザーからは、「デスクトップウィンドウマネージャーが動作を停止し、終了しました」というエラーメッセージが表示されるという報告があります。動画の再生中、特定のプログラムの実行中、あるいはエクスプローラー関連の操作中などに発生しやすいとされています。
主な原因
このエラーが発生する主な原因としては、以下が考えられます。
- ソフトウェアのインストール・アンインストールの失敗によるレジストリの無効なエントリー
- ウイルスやマルウェアによる感染
- 停電などによる不適切なシャットダウン
- システムファイルの破損
デスクトップウィンドウマネージャーエラーの解決策
以下の方法を順番に試してみてください。
- SFCスキャンを実行する
- ウイルススキャンを実行する
- チェックディスク(ChkDsk)を実行する
- セカンドスクリーンの回転設定を見直す
- グラフィックドライバーの更新またはロールバックを行う
- ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
- クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
- Windowsを初期化(PCのリセット)する
それでは、各解決策を詳しく見ていきましょう。
1. SFCスキャンを実行する
システムファイルが破損している可能性があります。システムファイルチェッカー(SFC)ツールを使えば、破損したファイルを修復できます。手順は以下の通りです。
1] 「スタート」ボタンをクリックし、「cmd」と入力します。
2] 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
3] コマンドプロンプトで「sfc /scannow」と入力します。
4] 「Enter」キーを押します。
スキャンが完了するまでしばらくお待ちください。完了後、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
2. ウイルススキャンを実行する
マルウェア感染が原因の場合もあります。信頼できるウイルス対策ソフトでフルスキャンを実行し、検出された脅威を駆除してください。
3. チェックディスク(ChkDsk)を実行する
ハードディスクのエラーチェックは定期的に行うのがおすすめです。不適切なシャットダウンやソフトウェアの破損などが原因で発生するエラーを検出・修復でき、PCのパフォーマンス向上にもつながります。ハードディスクに不良セクターがあると、DWMが正常に動作しなくなることがあります。
4. セカンドスクリーンの回転設定を見直す
2台目のモニターを縦向き(ポートレート)に変更した際にこの問題が発生したという報告があります。デュアルモニター環境でグラフィック設定を変更した場合は、画面を横向き(ランドスケープ)に戻してみてください。設定を元に戻したらPCを再起動し、問題が解消したか確認しましょう。
5. グラフィックドライバーの更新またはロールバック
まずグラフィックドライバーを更新して改善するか試してください。逆に、最近ドライバーを更新した後に問題が発生し始めた場合は、ロールバック(以前のバージョンへの復元)をおすすめします。
ドライバーを更新する手順:
1] 「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
2] 「devmgmt.msc」と入力します。
3] 「Enter」キーを押します。
4] 「デバイスマネージャー」で「ディスプレイアダプター」を見つけ、矢印をクリックして展開します。
5] グラフィックカードをダブルクリックして「プロパティ」を開きます。
6] 「ドライバー」タブをクリックします。
7] 「ドライバーの更新」をクリックします。
8] 「ドライバーをどうやって検索しますか?」と表示されたら、「ドライバーを自動的に検索」を選択します。
Windowsが自動的に最新ドライバーを検索してインストールします。完了後、問題が解決したかどうかを確認してください。
ドライバーをロールバックする手順:
1] 「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2] 「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
3] 「デバイスマネージャー」で「ディスプレイアダプター」を展開します。
4] グラフィックカードをダブルクリックして「プロパティ」を開きます。
5] 「ドライバー」タブをクリックします。
6] 「ドライバーを元に戻す」ボタンを探します。最近ドライバーを更新していれば、このボタンが有効になっています。クリックして実行してください。
ロールバックが完了したらPCを再起動し、問題が解消したか確認します。ボタンがグレーアウトしていて押せない場合は、次の方法に進みましょう。
6. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに標準搭載されている「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングツールを実行し、問題が自動的に検出・修復されるか試してみてください。
7. クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
クリーンブートは、高度なWindowsの問題を診断・切り分けるための手法です。起動時に必要最小限のドライバーとサービスのみでWindowsを起動することで、DWMと他のアプリケーションとの競合がないかを確認できます。起動時のエラー原因が特定できない場合に有効です。
8. Windowsを初期化(PCのリセット)する
上記の方法すべてを試しても問題が解決しない場合は、Windowsの「このPCを初期状態に戻す」機能の利用を検討してください。OS自体に深刻な問題がある場合に有効な最終手段です。
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このガイドで、デスクトップウィンドウマネージャーのエラーが解決できれば幸いです。
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