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Windows 11/10の仮想デスクトップ活用術|知っておきたい6つのヒントとコツ

仮想デスクトップ(Virtual Desktops)は、Windows 11/10に搭載された便利な機能で、複数のデスクトップを同時に開き、「タスクビュー」を使って切り替えることができます。以前のバージョンのWindowsには存在しなかった機能です。

タスクビューはWindows 11/10の仮想デスクトップマネージャーで、タスクバーの検索ボックスの横にあるボタンをクリックすると起動します。この機能を使えば、実行中のアプリやプログラムを目的別に整理できます。新しいデスクトップを作成し、それぞれに異なるアプリを開いて作業し、終わったら不要なデスクトップを閉じる、といった運用が可能です。アプリの切り替えはもちろん、あるデスクトップから別のデスクトップへアプリを移動することもできます。この記事では、Windowsで仮想デスクトップをより快適に使うための方法を詳しく解説します。

仮想デスクトップはマルチタスクに非常に有効ですが、いくつかのコツを押さえておくとさらに使いやすくなります。

Windows仮想デスクトップのヒント&コツ

Windows 11/10の仮想デスクトップ活用術|知っておきたい6つのヒントとコツ

1. 「現在のデスクトップ」インジケーターを活用する

タスクビューでデスクトップを切り替える際、デスクトップ番号は表示されるものの、現在使用中のデスクトップがどれか分かりにくいことがあります。Linuxではトレイのインジケーターで簡単に確認できますが、Windowsには標準でそのような機能がありません。

標準機能では対応できないため、回避策としてGitHubの「VirtualDesktopManager」プロジェクトを活用しましょう。GitHubにサインインし、右上の「Clone or download」をクリックしてファイルを取得します。インストールは不要で、ZIPを解凍後「VirtualDesktopManager.exe」をダブルクリックするだけで、システムトレイにアイコンが表示されます。このアイコンにより、現在作業中の仮想デスクトップ番号を常に確認できます。

また、PC起動のたびに手動で立ち上げる手間を省くため、タスクマネージャーでスタートアップ登録しておくのもおすすめです。

2. 精密タッチパッドのジェスチャーを使う

精密タッチパッド搭載のWindows 11ノートPCでは、スワイプ操作だけで仮想デスクトップを切り替えられます。Windows 11では4本指ジェスチャー(Windows 10では2本指)が利用可能です。精密タッチパッドの有無を確認し、4本指ジェスチャーを設定するには、Windowsの設定を開いて[Bluetoothとデバイス] > [タッチパッド]へ進みます。続けて[4本指のジェスチャー]をクリックし、好みの動作を選択してください。参考までに、初期設定ではタッチパッド上を4本指で左右にスワイプする操作が割り当てられています。

精密タッチパッド搭載のWindows 10ノートPCでも、2本指のスワイプで仮想デスクトップ間を移動できます。対応しているかどうかは、[スタート] > [設定]から設定画面を開き、「マウスとタッチパッド」の項目を確認すると記載されています。

3. 用途別に仮想デスクトップを整理する

「そもそも仮想デスクトップを使うメリットは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。アプリは画面下のタスクバーに並べてアクセスすることもできるからです。しかし、最大の利点は作業を整理し、集中力を保てることにあります。たとえば、1つ目の仮想デスクトップで仕事用アカウント、2つ目で音楽、3つ目でブログ執筆というように、目的ごとに環境を分けられるのです。

4. VDeskで指定した仮想デスクトップにアプリやフォルダーを開く

「VDesk」というコマンドラインユーティリティを使うと、指定した仮想デスクトップ上でアプリやフォルダーを直接起動できて非常に便利です。GitHubからダウンロード可能で、こちらもインストール不要です。ダウンロードして解凍したら、コマンドプロンプトから以下の構文で起動できます。

vdesk [仮想デスクトップ番号] [アプリ名/フォルダー名]

例:仮想デスクトップ2番でワードパッドを開く場合は、次のように入力します。

vdesk 2 wordpad

仮想デスクトップ番号を省略すると、自動的に新しい仮想デスクトップが作成され、そこでアプリが開きます。

例:「vdesk wordpad」を実行すると、新しいデスクトップでワードパッドが起動します。

TIP: Windows 10でウィンドウを別の仮想デスクトップへ移動する方法も、あわせてチェックしておきましょう。

5. キーボードショートカットをマスターする

マウス操作でも仮想デスクトップを切り替えられますが、デスクトップ数が増えると操作が煩雑になります。そこで役立つのがキーボードショートカットです。仮想デスクトップの追加・削除・切り替えが素早く行えます。主なショートカットは以下の通りです。

  • 新しい仮想デスクトップを作成:Windows + Ctrl + D
  • 現在の仮想デスクトップを閉じる:Windows + Ctrl + F4
  • 次の仮想デスクトップへ切り替え:Windows + Ctrl + 右方向キー
  • 前の仮想デスクトップへ切り替え:Windows + Ctrl + 左方向キー
  • タスクビューを開く:Windows + Tab

なお、仮想デスクトップの切り替えショートカットは、設定から変更することも可能です。

6. 仮想デスクトップごとに壁紙を変える

Windows 11/10の仮想デスクトップ活用術|知っておきたい6つのヒントとコツ

システムトレイのインジケーターで現在のデスクトップを把握するのも一案ですが、より直感的な方法はデスクトップごとに異なる壁紙を設定することです。そうすれば、今どの画面で作業しているのか一目で判別できます。

Windows 11では、サードパーティ製ソフトを使わずに、仮想デスクトップごとの壁紙変更が標準で可能です。手順は以下の通りです。

  • タスクビューボタンをクリックして、すべての仮想デスクトップを表示します。
  • 対象の仮想デスクトップを右クリックし、[背景を選択]を選びます。
  • 好きな壁紙を右クリックして、[デスクトップに設定]を選択します。
  • [デスクトップ1]、[デスクトップ2]など、適用先のデスクトップを指定します。

一方、Windows 10の場合は、CodeProjectから入手できる「VirtualDesktop」という無料ソフトを利用します。インストール不要で、ダウンロード後にフォルダーを解凍すればすぐに使えます。ただし、CodeProjectのアカウントを作成してログインする必要がある点に注意してください。

Windows 11/10の仮想デスクトップ活用術|知っておきたい6つのヒントとコツ

Windows 11で仮想デスクトップを使うには?

Windows 11の仮想デスクトップは、一度慣れてしまえば決して難しくありません。タスクビューボタンをクリックすれば、開いているすべての仮想デスクトップを一覧表示でき、並べ替えや壁紙の変更なども自由自在に行えます。タスク、アプリ、タブの整理方法さえ身につければ、思い通りの作業環境を構築できます。詳細は、仮想デスクトップの作成・削除・基本的な使い方をまとめたガイド記事も参考にしてください。

仮想デスクトップを最大限に活用するには?

仮想デスクトップはWindows OSに追加された最良の機能の一つです。マルチモニター環境がなくても、作業を効率的に整理したい人にとって心強い味方となります。活用度を最大化する鍵は、なんといってもキーボードショートカットの習得です。種類はごくわずかなので、覚えるのにそれほど時間はかかりません。「仮想デスクトップをプロのように管理する方法」の記事も、ぜひあわせてご覧ください。

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