【Windows 11/10】ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY(0x000000BE)ブルースクリーンエラーの原因と5つの対処法
Windowsの起動時に「ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY」というブルースクリーン(BSOD)が表示され、エラーコード0x000000BEが記録されることがあります。このエラーは、ドライバーが読み取り専用のメモリ領域に書き込みを試みた際に発生するもので、デバイスドライバーの不具合、ハードウェアの故障、BIOSの設定ミスなど、さまざまな要因が考えられます。
厄介なのは、Windowsの起動直後にエラーが発生するケースが多く、通常の状態では対処作業が難しい点です。本記事では、このエラーの仕組みと、具体的な解決策を5つ紹介します。
ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORYとは?
ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORYバグチェックは、値0x000000BEを持ちます。これは、ドライバーが読み取り専用のメモリセグメントへの書き込みを試みた場合に発行されます。エラーの原因となっているドライバーを特定できる場合は、その名前がブルースクリーン上に表示され、KiBugCheckDriver(PUNICODE_STRING)の位置にあるメモリにも保存されます。
主な解決策の一覧
Windows 11/10でこのエラーを修正するために、以下の方法を順番に試してみてください。
- ドライバーの更新・ロールバック・無効化
- メモリ診断ツールの実行
- BIOSのアップデート
- BIOSのメモリ関連オプションの無効化
- ブルースクリーントラブルシューティングツールの実行
可能であれば、まずWindowsをセーフモードで起動してから作業を行うことをおすすめします。セーフモードでは最小限のドライバーのみで起動するため、エラーを回避しながら対処できます。
1. ドライバーの更新・ロールバック・無効化
このエラーは、次のようなファイルが原因となることが多いとされています。
- iusb3hub.sys
- ntkrnlpa.exe / ntoskrnl.exe
- vhdmp.sys
- ntfs.sys
- dxgkrnl.sys
- tcpip.sys
- atikmdag.sys
- win32k.sys
ブルースクリーン上に問題のドライバー名が表示されている場合は、原因を特定しやすくなります。以下の対処を試してください。
- Windows Updateの「オプションの更新プログラム」からドライバーを最新版に更新する
- 最近ドライバーを更新した場合は、以前のバージョンへロールバックする
特にグラフィックドライバーはトラブルの原因になりやすいため、更新や再インストール(アンインストール後にクリーンインストール)を試すのも有効です。
2. メモリ診断ツールを実行する
メモリ(RAM)自体に問題がある可能性もあるため、Windowsメモリ診断ツールでチェックしましょう。
- Win + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- mdsched.exeと入力してEnterキーを押す
- 「Windowsメモリ診断」が起動したら、以下のいずれかを選択する
- 今すぐ再起動し、問題を確認する(推奨)
- 次回のコンピューター起動時に問題を確認する
選択後、コンピューターが再起動してメモリの検査が始まります。問題が見つかった場合は自動的に修復が試みられ、問題が検出されなければ、メモリはエラーの原因ではないと判断できます。
3. BIOSをアップデートする
BIOSファームウェアの設定不備や互換性の問題も、このエラーの原因になり得ます。マザーボードメーカーの公式サイトから最新のBIOSを入手してアップデートすることで改善する場合があります。ただし、BIOSの更新は手順を誤るとシステムが起動しなくなるリスクもあるため、自信がない場合は専門家に依頼するのが安全です。
4. BIOSのメモリ関連オプションを無効化する
BIOSのキャッシュやシャドウイングといったメモリ関連機能が、ドライバーとの相性で問題を引き起こすことがあります。PCの電源投入時にBIOSセットアップ画面(通常はDelキーやF2キーで起動)に入り、「Advanced(詳細設定)」ページを開いて該当のオプションを探します。BIOS内では矢印キーとEnterキーを使って操作します。
該当項目が見つからない場合は、PCメーカー(OEM)のサポートページや、自作PCの場合はマザーボードメーカーの取扱説明書で具体的な手順を確認してください。
5. ブルースクリーントラブルシューティングツールを実行する
Microsoftが提供するオンラインのブルースクリーントラブルシューティングツールを利用するのも一つの方法です。ウィザード形式で手順を案内してくれるため、初心者の方でもストップエラーの原因を特定しやすく、役立つリンクも随時提示されます。
まとめ
ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORYエラーは、ドライバーの不具合やメモリ・BIOSの問題によって発生します。まずはセーフモードで起動し、ドライバーの更新やロールバック、メモリ診断を順に試すのがおすすめです。それでも解決しない場合は、BIOSの更新や設定変更を検討してみてください。
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