macOS Catalinaでよくある6つの問題とその解決方法
新しいmacOS Catalinaをダウンロードしたものの、スムーズにインストールできなかった経験はありませんか?あるいはインストール自体は成功したものの、Macの調子が以前と比べて明らかに悪くなってしまったと感じている方もいるかもしれません。
Appleは最近、macOS Mojaveの後継としてmacOS Catalinaをリリースしました。しかし、この新OSの登場は必ずしも順風満帆とは言えません。不具合を修正するためのアップデートが公開されるたびに、新たな問題が次々と発生しているのが実情です。
「すべての問題を一挙に解決する」アップデートの登場を期待しながら、本記事では現時点で報告されている主なトラブルとその対処法を詳しく解説します。
macOS Catalinaのダウンロードに関する問題
OSをダウンロードする前に、システム要件などを事前にしっかり確認しておきましょう。その上でMac App Storeにアクセスしてダウンロードを開始します。ただし、ダウンロード中に以下のようなエラーが表示される場合があります。
1. macOS Catalinaのダウンロードに失敗する
このエラーが表示された場合、Appleのサーバーがダウンしているか、Wi-Fi接続が不安定・低速である可能性があります。対処法は主に2つありますが、ご自身の環境に応じて適用できる方法を選んでください。
対処法1:Wi-Fiルーターを再起動する
Wi-Fiルーターを再起動するだけで、通信速度が改善され、ダウンロードがスムーズになることがあります。それでも改善しない場合は、より高速なインターネット環境がある別の場所へ移動して試してみましょう。
対処法2:有線LANケーブルを使ってダウンロードする
大容量ファイルのダウンロードにWi-Fiを使うのは、必ずしも最善の方法ではありません。Wi-Fiでは通信が途切れやすく、帯域幅の影響でダウンロード速度も低下しがちです。
そこでおすすめなのが有線LAN(Ethernet)ケーブルの利用です。ケーブル接続なら通信の中断を防げるうえ、ダウンロード速度も向上します。
2. ネットワーク接続が失われる

このエラーメッセージが表示される原因の一つは、Appleサーバーのダウンタイムです。ダウンロードエラーが本当にサーバー側の問題によるものかどうかは、Apple公式サイトでサーバーの稼働状況をリアルタイムで確認できます。
もしサーバー側の問題が原因であれば、ユーザー側でできる対処法はありません。時間をおいてから再度ダウンロードを試みましょう。
3. ゲートウェイタイムアウトが発生する

新OSのダウンロード中に、進行状況が511.5MB付近で止まってしまうことがあります。すると「bad gateway(不正なゲートウェイ)」や「gateway timed out(ゲートウェイタイムアウト)」といったエラーメッセージが表示されます。
この問題を解決する最も効果的な方法は、Macをセーフモードで再起動してから、ファイルを再ダウンロードすることです。
macOS Catalinaのインストールに関する問題
ダウンロードの段階を乗り越えたら、次はインストール時のトラブルに備えましょう。特によく報告されているのは、以下の3つの問題です。
4. お使いのコンピュータでmacOSを検証できない

このエラーメッセージには、Macにアップデートをインストールするための空き容量が不足している旨の説明が添えられています。以下のいずれかの方法で解決できます。
対処法1:ディスクユーティリティを活用する
1. まず、インストーラーを閉じます。
2. ディスクユーティリティを開きます。
3. 不要なパーティションを削除して、空き容量を確保します。
対処法2:Time Machineバックアップから復元する
定期的にMacをバックアップしているのであれば、macOS Catalinaのインストールを試みる前の時点までシステムを復元できます。以前の状態に復元した後、不要なファイルを削除し、改めてmacOS Catalinaのインストールを試みてください。
対処法3:セーフモードで起動する
Macをセーフモードで起動する方法もあります。セーフモードで起動すればキャッシュをクリアしたり不要なファイルを削除したりでき、新OSをインストールするためのディスク容量を確保しやすくなります。
5. Macのセットアップが完了しない
macOS Catalinaのインストール後、「Macを設定しています」というメッセージが表示されます。通常、この処理が長時間かかることはありません。もし異常に長く待たされる場合は、電源ボタンを長押ししてMacを強制的に再起動しましょう。
6. ログインできない・勝手にログアウトされる
新OSのインストール後にMacを再起動すると、ログイン画面が表示されます。しかし、ログインできない、または何度ログインしてもすぐにログアウトされてしまう場合は、以下の手順を試してください。
1. Macを再起動し、起動中にキーボードのCommand + Sキーを押し続けます。
2. コマンド画面が表示されたら、以下のコマンドを入力します。
/sbin/mount -uw /
3. Enterキーを押した後、続けて以下のコマンドを入力します。これにより、Catalinaを初回起動時の状態として再セットアップできるようになります。
rm /var/db/.applesetupdone
4. Enterキーを押してから、Macを再起動します。
5. 新しい管理者アカウントの作成を求められるので、指示に従って設定を完了させましょう。
まとめ
完璧なソフトウェアは存在せず、macOS Catalinaも例外ではありません。しかし、それこそがアップデートの存在意義でもあります。バグや不具合が発見されれば、開発元が修正版のアップデートをリリースしてくれるからです。
ただし、今後のアップデートで問題が解決されるのを待ちたくない場合は、以前のOSバージョンへのダウングレードを検討するのも一つの手です。
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