Windows 10
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Windows 10のアップデート前に必ずやっておきたい5つの準備

2017年10月26日更新

Windows 10は2015年の登場以来、6〜8ヶ月ごとに大型機能アップデートが配信され、その合間にも数々のマイナーアップデートが提供されてきました。それでもまだアップグレードせず、Windows 7や、さらにはWindows XPを使い続けているユーザーも少なくありません。

Windows Updateは実に気まぐれな存在です。ときには何事もなかったかのようにスムーズに完了することもありますが、多くの場合、最悪のタイミングでアップデートが始まったり、予期せぬトラブルを引き起こしたりします。私たちがWindows Updateを敬遠する理由には、それなりの根拠があるのです。

そこで今回は、Windows Updateを実行する前にやっておくべきこと、知っておくべきポイントを紹介します。トラブルやストレスを最小限に抑えるための対策です。無視するかどうかは自己責任でお願いします。

1. アップデートのタイミングを見極める

新しいアップデートが配信されたからといって、すぐに適用しなければならないわけではありません。

システムが不安定で、その不具合を修正する内容のアップデートなら、早めに適用すべきでしょう。しかし、システムが問題なく動作しているのであれば、「次のアップデートで本当に必要なものが手に入るのか?」と自問してみてください。

Windows 10のアップデート前に必ずやっておきたい5つの準備

セキュリティアップデートであればインストールすべきです。一方、プリンター関連のパッチでプリンターを持っていないなら、スキップしても構いません。各アップデートのKB番号(例:KB4041676)を検索すれば、その目的を詳しく調べられます。さらに重要なのは、先行してアップデートしたユーザーからエラーや不具合の報告が出ていないか、ネット上で確認することです。

見送ると決めた場合、非セキュリティ更新プログラムは最大365日延期できます。ただし、これはWindows 10 Pro、Enterprise、Educationエディション限定の機能です。Homeエディションでも、Windows Updateを一時的に無効化する方法はあります。

また、「今がアップデートに適したタイミングか」も考えてみましょう。今週が締め切りのレポートがあるなら、提出が済むまで待つべきです。アップデートの失敗でシステムが起動不能になるリスクは、絶対に冒すべきではありません。夕食の予約があるなら、帰宅してからにしましょう。アップデートには30分程度かかることもあり、問題が発生して元に戻す必要が生じれば、数時間を要する場合もあります。

2. Windows回復ドライブを作成しておく

Windowsアップデートにおける最悪のシナリオは、OSが破損して起動できなくなることです。そんな事態に陥った場合、Windowsの再インストールが必要になりますが、起動しないPCで再インストールを行うには、回復ドライブが必要です。

Windows 10で回復ドライブを作成する方法

幸い、Windows 10には回復ドライブを作成するためのツールが標準搭載されています。

  1. 空き容量8GB以上のUSBメモリを接続します。
  2. スタートメニューを開き、「回復ドライブ」と検索します。
  3. 「回復ドライブの作成」を選択します。
  4. ウィザードの指示に従って作成を完了させます。

また、メディア作成ツールを使えば、ゼロからインストールできるドライブを作ることも可能です。このツールはWindows 10に含まれていないため、別途ダウンロードが必要です。こちらの方法では、3GB程度のUSBメモリまたはDVDを作成できます。詳細は「Windows 10インストールメディアの作成方法」の記事をご覧ください。

3. プロダクトキーを確認して記録しておく

万が一Windowsを最初から再インストールすることになった場合、インストール済みソフトウェアのプロダクトキーも必要になります。Windows 10のプロダクトキーはマザーボードに紐付けられているため、アップグレードや再インストールの際に通常は不要ですが、念のためバックアップしておくことをおすすめします。

幸い、プロダクトキーの復元はフリーウェア「ProduKey」を使えば簡単です。ProduKeyはポータブル(インストール不要)のユーティリティで、Microsoft Office 2000〜2010、Adobe製品、Autodesk製品、そしてほとんどのWindowsバージョンのプロダクトキー(すべてのWindows 10ライセンスには対応していません)をスキャンして検出できます。

Windows 10のアップデート前に必ずやっておきたい5つの準備

より強力なツールが必要なら「Recover Keys」を試してみてください。価格は30ドルですが、9,000種類以上のアプリケーションや製品のライセンスキーを検出できます。

4. システムの復元を有効にしておく

Windowsはアップデートを適用する前に、レジストリを含むシステムのさまざまな部分をバックアップします。これは小さなエラーへの保険のようなもので、アップデートによって軽微な不具合が発生した場合、アップデート前の復元ポイントに戻せるのです。

ただし、それは「システムの復元」機能が有効になっている場合に限ります!

Windows 10で復元ポイントを作成する方法

Windows + Qキーを押し、「復元」と入力して「復元ポイントの作成」を選択すると、システム保護の設定画面が開きます。システムドライブの保護設定が「有効」になっていることを確認し、作成...ボタンを押して新しい復元ポイントを作りましょう。

Windows 10のアップデート前に必ずやっておきたい5つの準備

確かに、システムの復元はディスク容量をかなり消費します(復元ポイントごとに数百MB)。空き容量の少ないシステムでは無効化するのも理にかなっています。しかし、アップデートのたびに復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。その後、安定性に問題がなければ、再度無効化してディスク容量を解放すればよいのです。

5. 重要なデータをバックアップする

システムの復元では個人ファイルは保存されません。つまり、アップデートが失敗してシステムが消去されると、バックアップしていないデータは大量に失われる可能性があります。

最低限、ドキュメントフォルダとダウンロードフォルダ、そして音楽や動画などのメディアファイルはバックアップしておきましょう。外部ドライブに保存するのが基本ですが、さらに安全を期すならNASデバイスがおすすめです。データバックアップの基礎については、概要記事をご参照ください。

より包括的なソリューションとしては、システム全体のISOイメージを作成する方法があります。これにより、必要になった時点でシステムの状態を丸ごと復元できます。HDDからSSDへWindowsを移行する際にも、この手法が活用されます。

Windows Updateのトラブルへの対処法

ここまで紹介した対策が必要なのは、Windows Updateが完璧ではないからです。決しておろそかにしないでください。では、アップデートしたいのにできない場合はどうすればよいのでしょうか?

まず、Windows Updateの設定が正しく構成されているか確認しましょう。Windows Updateが固まってしまった場合は、いくつかの対処法を試せます。一般的な問題に直面しているなら、Windows Updateのエラーを解決するガイドを参考にしてください。

あなたのWindows Updateの習慣はどうなっていますか? おすすめのコツやテクニックがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!

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