Windows 11のメジャーアップデートは年1回のみ――Microsoftが新方針を明らかに
Microsoft(マイクロソフト)は本日、次期OS「Windows 11」を正式に発表しました。新OSは今年のホリデーシーズンから新規PCにプリインストールされて出荷され、Windows 10ユーザー向けには無償アップグレードとして提供されます。また同社は、Windows 10 バージョン21H2が年内にリリースされることを確認するとともに、Windows 11のメジャーアップデートは年に1回のみ実施する方針であることを明らかにしました(ZDNetより)。
半年ごとから年1回へ、アップデートサイクルを大きく変更
ここ数年、Windows 10ユーザーは春と秋の年2回ペースで提供される機能更新に慣れ親しんできました。しかし、Windows 11ではこのサイクルを見直し、メジャーアップデートを年に1回に絞ることになります。頻繁な更新による環境変化や手間を考えれば、必ずしも悪い変更ではないと言えるでしょう。
サポート期間については、Windows 11のHomeエディションおよびProエディションの各メジャーアップデートには24ヶ月間、EnterpriseエディションおよびEducationエディションには36ヶ月間のサポートがそれぞれ提供されます。
Windows Updateの最適化でパッチサイズを約40%削減
メジャーアップデートとは別に、MicrosoftはWindows 11に対して定期的な累積更新プログラムを配信していきます。同社によると、Windows 11ではWindows Updateが最適化されており、パッチのサイズが従来比40%小型化され、バックグラウンドでのインストールが可能になったとのことです。
Windowsの更新作業が作業の妨げになるというユーザーの不満は長年にわたって寄せられてきましたが、Windows 11の更新が実際にどれほど非侵襲的なものになるのか、その効果は今後の検証待ちです。
厳格なハードウェア要件とWindows 10の延命措置
Windows 11へのアップグレードにはかなり厳しいハードウェア要件が課されており、64ビットCPU・TPM 2.0チップ・DirectX 12対応GPUを備えていないWindows 10 PCはアップグレードの対象外となります。これらの要件を満たさないPCは引き続きWindows 10を使い続けることになりますが、Windows 10自体は2025年までサポートが継続される予定です。
年内リリースが予定されているWindows 10 バージョン21H2に関する詳細は現時点では不明ですが、MicrosoftがWindows 11を優先的に開発していく中で、こちらも例年通り小規模な更新にとどまる可能性が高いと見られています。
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