Windows 10でBluetoothファイル転送ができないときの対処法7選
1つのファイルを別のデバイスへ送りたいとき、Bluetoothを使った転送は最も手軽な方法のひとつです。USBメモリを探したり、メールに添付したり、ファイル転送サービスにアップロードしたりする必要はありません。デバイス同士をペアリングして、そのままファイルを送るだけです。
しかし、Bluetoothは意外と気難しい一面があり、思いどおりに動いてくれないこともあります。Windows 10パソコンでBluetooth経由のファイル受信がうまくいかない場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
1. 両方のデバイスでBluetoothが有効になっているか確認する
まず最初に、両方のデバイスでBluetoothがオンになっていることを確認しましょう。単純なステップに思えますが、気がつかないうちにBluetoothが無効になっているケースは意外と多いものです。
Windowsパソコンの場合は、アクションセンターを開いてBluetoothが有効になっているかチェックします。Bluetoothのタイルが見当たらない場合は、「設定」>「デバイス」を開き、「Bluetooth」のスイッチがオンになっているか確認してください。相手側のデバイスについても、Bluetooth機能が有効になっているか再度確認しておきましょう。
両方のデバイスでBluetoothをオンにしてもファイルを受信できない場合は、次の対処法に進みます。
2. Bluetoothの干渉要因を取り除く
Bluetoothでファイルを共有するときは、パソコンに接続している他のBluetooth機器をいったん切断してみてください。たとえば、Bluetoothワイヤレススピーカーに接続した状態で別のパソコンとファイルをやり取りしようとすると、信号同士が干渉して転送に支障が出ることがあります。
また、2つのデバイスをできるだけ近づけ、壁や金属製品など、電波を妨げる障害物がない環境で作業することも大切です。
3. デバイスを再ペアリングする
以前は同じデバイスからファイルを受信できていたのに、突然つながらなくなった場合は、一度デバイスの登録を解除して再接続してみましょう。まずは接続済みデバイスの一覧から該当デバイスを削除します。手順は以下の通りです。
- Win + Iキーを押して「設定」を開きます。
- 「デバイス」>「Bluetooth とその他のデバイス」に移動します。
- 再接続したいデバイスを選択し、「デバイスの削除」をクリックします。
- 削除の確認画面が表示されたら、「はい」をクリックします。

続いて、パソコン側でBluetoothを有効にします。Windowsがパソコン名を表示するので、スマホなど相手側のデバイスから利用可能なBluetoothデバイスを検索し、自分のパソコンに接続してください。
新しいデバイスが接続を求めてきている旨の通知がWindowsに表示されるので、「デバイスの追加」ウィンドウから認証プロセスを進めましょう。
4. Bluetoothトラブルシューティングツールを実行する
デバイスを再接続してもファイルを受信できない場合は、Windows標準のBluetoothトラブルシューティングツールを試してみましょう。手順は以下の通りです。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」に移動します。
- 「追加のトラブルシューティングツール」をクリックします。
- 「Bluetooth」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

診断が完了すると、検出された問題と自動的に修復された内容がWindowsから通知されます。完了したら、もう一度Bluetoothでファイルを送信できるか試してみてください。
5. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
Bluetoothトラブルシューティングツールで問題が解決しない場合は、「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングツールも試せます。このツールは現在設定アプリからは削除されていますが、コマンドプロンプトから起動することが可能です。
実行手順は以下の通りです。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。「スタート」メニューを開いて「cmd」と入力し、検索結果を右クリックして「管理者として実行」を選択してください。
- コマンドプロンプトにmsdt.exe -id DeviceDiagnosticと入力します。
- Enterキーを押すと、トラブルシューティングツールが起動します。
- 「ハードウェアとデバイス」ウィンドウで、「詳細設定」>「自動的に修復を適用する」にチェックを入れます。
- 「次へ」をクリックして診断を実行します。
6. Bluetoothドライバーを更新する
Bluetoothドライバーが古かったり破損していたりすると、ファイル転送の問題が発生することがあります。ドライバーを更新するには、「スタート」ボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を開きます。次に「Bluetooth」を右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択してください。

Windowsが自動的に検索を行い、利用可能なBluetoothドライバーの更新プログラムをインストールしてくれます。
もしWindowsがドライバーを見つけられなかった場合は、お使いのBluetoothアダプターのメーカー公式サイトを検索し、ドライバーのダウンロードページから最新版を入手しましょう。
7. Bluetoothサービスを再起動する
パソコンでBluetoothの不具合が発生している場合、原因はWindowsサービスにある可能性もあります。サービスはバックグラウンドで多数の機能を管理しており、Bluetoothもそのひとつです。Bluetooth関連のサービスを再起動すれば、問題が解決することがあります。
- Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- services.mscと入力して「OK」をクリックします。
- 「サービス」ウィンドウで「Bluetooth サポート サービス」を探して開きます。
- 「停止」をクリックした後、再度「開始」をクリックします。

Bluetoothで快適なファイル共有を取り戻そう
ご紹介したように、Bluetoothでファイルを受信できないときに試せる対処法はたくさんあります。単にデバイス間の距離を縮めるだけで解決することもあれば、Windowsの設定を掘り下げる必要がある場合もあります。いずれにしても、このガイドがあなたのファイル転送の悩みを解決する助けになれば幸いです。
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