Windows 10
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Windows 10で「パラメータが正しくありません」と表示される原因と5つの解決策

外付けハードディスク、USBメモリ、SDカードを開こうとしたときに「その場所は利用できません」や「パラメータが正しくありません」というエラーが表示されて困っていませんか?この記事では、エラーが発生する原因と、試せる5つの解決策をわかりやすく解説します。

このエラーは、アクセスしようとしているドライブが故障している、ウイルスに感染している、あるいはデータが破損している場合などに発生します。また、PC側のUSBポートに問題があるケースもあります。USBドライバーのバージョンが古い、またはポート自体が物理的に破損している可能性も考えられるでしょう。

以下のトラブルシューティングを試す前に、まずはドライブをPCの別のUSBポートに差し替えて、アクセスできるかどうか確認してみてください。これだけで問題が解決することもあります。

1. チェックディスク(Check Disk)ユーティリティを実行する

チェックディスクはWindowsに標準搭載されているツールで、内蔵・外付けドライブの不良セクターや破損したデータを修復できます。まずはこのツールで問題のドライブをスキャンし、エラーが解消されるか確認しましょう。

GUI版チェックディスクでのスキャン手順

1. エクスプローラーを開き、問題のあるドライブを右クリックして、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。

2. 「ツール」タブに移動し、「チェック」ボタンをクリックします。

3. 「ドライブのスキャンと修復」をクリックして続行します。

チェックディスクが直ちにディスクのスキャンを開始します。ドライブの容量や内容によっては、処理にある程度時間がかかる点に注意してください。

スキャン中、Windowsはドライブ上で見つけた不良セクターを自動的に修復します。同時に、「パラメータが正しくありません」エラーの原因となりうるファイルシステムのエラーも修正されます。

コマンドプロンプト版(chkdsk)でより詳細なスキャンを行う

GUI版のチェックディスクで問題が見つからなかった場合は、コマンドライン版を使って再確認するのがおすすめです。こちらの方がより徹底的なスキャンが行われ、GUI版では見逃された問題を検出・修復できることがあります。

作業を始める前に、対象ドライブのドライブ文字(例:F:)を確認しておきましょう。接続されているディスクの数によって、ドライブ文字は異なります。

スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

次のコマンドを入力してEnterキーを押します。chkdsk F: /f /r(F: の部分は実際のドライブ文字に置き換えてください)

チェックディスクがコマンドを実行し、ドライブのエラーや不良セクターをスキャンします。ディスクのサイズやファイル数によっては数分かかることもあります。スキャン完了後、問題や不良セクターが見つかったかどうかが表示されます。

2. システムファイルチェッカー(SFC)でエラーを修復する

前述のとおり、PC内部のファイルシステムの破損が原因で、外付けドライブでもこのエラーが発生することがあります。システムファイルチェッカー(SFC)は、コマンドプロンプトベースの標準ツールで、破損・欠落したシステムファイルの修復や置き換えが可能です。

Windows 10の場合、SFCを実行する前に、まずDISM(展開イメージのサービスと管理)を実行することが推奨されています。DISMがMicrosoftのサーバーから内部システムファイルをダウンロードし、その後SFCがそのファイルを使って欠落・破損したシステムファイルを置き換えるという流れになります。手順はシンプルなので安心してください。

注意: DISMコマンドはMicrosoftのサーバーからファイルをダウンロードするため、インターネット接続が必要です。作業前にPCをネットワークに接続しておきましょう。

1. コマンドプロンプトを管理者として起動し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

これにより、DISMツールがMicrosoftのサーバーからシステムファイルをダウンロードします。回線速度にもよりますが、数分かかることがあります。「正常に操作が完了しました」という成功メッセージが表示されたら、次のステップへ進みます。

2. 続けて以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

sfc /scannow

このコマンドにより、SFCがPC全体をスキャンし、欠落または破損したシステムファイルを適切に置き換えます。スキャンが100%に達して成功メッセージが表示されたら、問題のドライブを開いてみてください。それでもエラーが出る場合は、一度PCを再起動してから再度アクセスしてみましょう。

3. アンチウイルスソフトでドライブをスキャンする

ウイルス感染が「パラメータが正しくありません」エラーの原因になっている場合、チェックディスクやSFCでは問題を解決できないことがあります。アンチウイルスソフトで対象のドライブをスキャンし、ウイルスやマルウェアが検出されないか確認しましょう。アンチウイルスソフトをまだ導入していない場合は、評判の良いウイルス対策ソフトを選んでインストールすることをおすすめします。

4. ディスクドライバーを更新する

ドライバーが古かったり不具合を起こしていたりすると、内蔵・外付け問わずディスクにアクセスできなくなることがあります。以下の手順で、対象ディスクの状態を確認し、ドライバーを更新しましょう。

1. エクスプローラーで該当ディスクを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

2. 「ハードウェア」タブを開くと、そのディスクを制御しているドライバーの一覧が表示されます。ディスクドライブを選択し、「デバイスのプロパティ」欄を確認します。

「デバイスの状態」に「このデバイスは正常に動作しています」と表示されていない場合は、ドライバーに問題があります。正常に動作していても、念のため次のステップでドライバーを更新しておきましょう。

3. ドライバーを選択して「プロパティ」をクリックします。一覧上のすべてのドライバーを更新するのがおすすめです。どれが問題を引き起こしているのか事前に特定するのは難しいからです。

4. 「全般」タブで「設定の変更」をクリックします。

5. 「ドライバー」タブに移動し、「ドライバーの更新」をクリックします。

6. 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択します。

WindowsがPC内とオンラインの両方から、そのドライバーの最新バージョンを検索します。最良の結果を得るには、Wi-Fiまたは有線LANでPCをインターネットに接続しておいてください。すべてのディスクドライブに対して同じ手順を繰り返し、完了したらPCを再起動して、もう一度ディスクを開けるか確認しましょう。

5. ドライブをフォーマットする

ドライブのフォーマットは、あくまで最終手段としてください。実行する前に、まず別のPCでそのドライブにアクセスできるか試してみてください。別のPCでも「パラメータが正しくありません」エラーが表示される場合は、フォーマットに進みましょう。

なお、フォーマットを行うとドライブ内のデータは完全に消去されます。その一方で、新しいファイルシステムが作成され、エラーの原因が取り除かれる可能性があります。サードパーティ製のフォーマットツールを使っても構いませんし、以下の手順でWindows標準のフォーマット機能を利用することもできます。

1. エクスプローラーで該当ドライブを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

2. 「開始」をクリックして続行します。

3. 最後に、確認画面で「OK」をクリックします。

どうしても直らない場合はデバイスの故障の可能性も

フォーマット後も「パラメータが正しくありません」エラーが続く場合は、ストレージデバイスが恒久的に損傷している可能性があります。その場合、そのデバイスは修理も使用もできません。

ただし、故障したUSBメモリからのデータ復旧を試すことはできます。壊れたハードディスクからファイルを取り出す方法についても詳しく解説していますので、必要であれば参考にしてみてください。

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