Windows 10でディスク使用量が100%になる問題の解決方法12選
ディスク使用量が突然、何の前触れもなく100%に達すると驚いてしまいますよね。幸い、Windows 10 PCでこの問題を解決する方法は複数あります。
原因はほとんどの場合特定できないため、以下の方法を順番に試していけば、そのうちの一つで問題が解決するはずです。

始める前に:原因となっているプロセスを特定する
作業を始める前に、タスクマネージャーでディスクを占有しているプロセスやプログラムを確認し、問題を絞り込んでおきましょう。「スタート」ボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選択するか、Ctrl + Shift + Esc を同時に押して開きます。
「プロセス」タブをクリックし、「ディスク」列のヘッダーをクリックして並べ替えてください。後述の方法2と3を実行する際は、ディスク使用率が最も高いプロセスから着手すると効率的です。

1. PCを再起動する
PCを再起動すると、多くの一時的な設定がリセットされます。これはさまざまなトラブルの解決に役立ち、ディスク使用量100%の問題も解消できる可能性があります。
再起動するには、「スタート」メニューを開き、電源アイコンを選択して「再起動」をクリックします。

2. スタートアッププログラムを無効化する
PCへのログイン直後にディスク使用量が100%になり、数分後に落ち着く場合は、スタートアッププログラムが原因である可能性が高いです。これらのプログラムはPCの起動時に自動的に実行され、大量のリソースを消費します。
以下の手順でスタートアッププログラムをすべて無効化し、ディスク使用量が改善するか確認してみましょう。
- 「スタート」メニューを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。
- ウィンドウ左下の「詳細」をクリックします。
- 「スタートアップ」タブを開き、リスト内の各プログラムを右クリックして「無効化」を選択します。
- PCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

テスト完了後は、いつでもスタートアッププログラムを再度有効化できます。なお、スタートアップを無効化してもプログラム自体はアンインストールされません。必要なときに手動で起動すればOKです。
3. PCのクリーンブートを実行する
Windows 10をクリーンブートすると、最小限のプログラムとサービスのみが読み込まれます。これにより、ディスク使用量を100%まで押し上げている犯人のアプリを特定できます。原因と思われるアプリが見つかったら無効化して、問題が解決するか確認してください。
Windows 10では、標準搭載の「システム構成(msconfig)」アプリを使ってクリーンブートを実行できます。手順はやや時間がかかりますが、この種のトラブルには非常に効果的な方法です。

4. Windows Updateを適用する
最新のWindows更新プログラムにはバグ修正やパフォーマンス改善が含まれており、ディスク使用量の問題が解決することもあります。更新プログラムが配信されたら、できるだけ早めにインストールしましょう。
- キーボードで Windows + I を押して「設定」アプリを開きます。
- 下部の「更新とセキュリティ」を選択します。
- 左側の「Windows Update」を選択します。
- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
- Windowsが新しい更新プログラムを検出するのを待ち、利用可能なものをすべてインストールします。

インストール後はPCを再起動し、更新プログラムが正しく反映されていることを確認してください。
5. スケジュールされたデフラグを無効化する
特定の時間帯だけディスク使用量が100%になる場合は、スケジュールされたディスクデフラグが原因かもしれません。デフラグタスクは指定時刻に自動実行され、実行中はディスクに大きな負荷がかかるためです。
スケジュール実行をオフにして様子を見てみましょう。必要になったときは、デフラグユーティリティからいつでも手動で実行できます。
- 「スタート」メニューを開き、「ドライブのデフラグと最適化」を検索して、最初の結果を選択します。
- 「ドライブの最適化」ウィンドウで「設定の変更」ボタンをクリックします。
- 「スケジュールに従って実行する(推奨)」のチェックを外し、「OK」をクリックします。

今後ディスクをデフラグしたいときは、同じユーティリティで対象ドライブを選択し、「最適化」ボタンをクリックすれば手動で実行できます。
6. 一時ファイルを削除する
Windows 10の各種機能やインストール済みアプリは、保存しておく必要のない一時ファイルを次々と作成します。以下の手順で一時ファイルを整理し、問題が解決するか確認してみましょう。
- キーボードで Windows + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「%temp%」と入力して「OK」をクリックし、一時フォルダを開きます。
- Ctrl + A でフォルダ内のすべてのファイルを選択します。
- いずれかのファイルを右クリックして「削除」を選択します。これで一時ファイルがすべて削除されます。
- デスクトップに戻り、ごみ箱アイコンを右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択します。
- PCを再起動します。

これで問題が解決することが期待できます。
7. 破損したシステムファイルを修復する
システムファイルの破損が原因で、ディスク使用量が100%に張り付くことがあります。Windows 10にはこうしたファイルを修復する標準ツール(システム ファイル チェッカー)が用意されているので、以下のコマンドを実行してみましょう。
- 「スタート」メニューで「コマンドプロンプト」を検索し、「管理者として実行」を選択します。
- ユーザーアカウント制御のダイアログで「はい」をクリックします。
- コマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力し、Enter キーを押します。
- 画面に修復の進行状況がリアルタイムで表示されます。

処理が完了するまで待機してください。それでも問題が解決しない場合は、次の方法に進みましょう。
8. ウイルススキャンを実行する
ディスク使用量が100%になる原因の一つとして、ウイルスやマルウェアへの感染が考えられます。Windows 10標準のアンチウイルス機能を使えば、悪意のあるファイルを検出・駆除できます。
- 「スタート」メニューで「Windowsセキュリティ」を検索し、最初の結果を開きます。
- 「ウイルスと脅威の防止」を選択します。
- 「スキャンのオプション」をクリックします。
- 「フルスキャン」を選択し、下部の「今すぐスキャン」をクリックします。

スキャンが完了し、ウイルスやマルウェアが除去されれば、問題は解決するはずです。
9. 電源プランを変更する
電源プランの変更によってディスク使用量100%の問題が解決した、という報告もあります。以下の手順で試してみてください。
- 「スタート」メニューで「コントロールパネル」を検索して開きます。
- 右上の「表示方法」を「カテゴリ」に変更します。
- 「システムとセキュリティ」を選択します。
- 次の画面で「電源オプション」をクリックします。
- 現在選択中の電源プランを確認し、その横の「プラン設定の変更」をクリックします。
- 「詳細な電源設定の変更」を選択します。
- 上部のドロップダウンメニューから別の電源プランを選び、「適用」または「OK」で保存してPCを再起動します。たとえば現在「バランス」なら、他のプランに切り替えてみてください。
- 改善しない場合は、残りのプランでも同様に試します。

どのプランでも解決しなければ、元の電源プランに戻して次の方法へ進みましょう。
10. Google Chromeの設定を見直す
Google Chromeには、ディスク使用量を100%まで押し上げる可能性のある設定がいくつかあります。該当する設定をオフにして、改善するか確認してみましょう。
- PCでGoogle Chromeを起動します。
- 右上隅の縦3点メニューをクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 左側メニューの「詳細設定」を展開し、「システム」を選択します。
- 「Google Chromeが閉じているときもバックグラウンド アプリの実行を続行する」をオフにします。
- 左側サイドバーの「プライバシーとセキュリティ」→「Cookieとその他のサイトデータ」を開きます。
- 下にスクロールし、「ページの先読みによる高速表示と検索」を無効化します。

改善が見られなければ、これらの設定を元に戻して次の方法に進んでください。
11. サードパーティ製アンチウイルスを無効化する
サードパーティ製のアンチウイルスソフトを導入している場合は、一時的に無効化して、それが問題の原因になっていないか確認しましょう。
なお、Windows 10には「Microsoft Defenderアンチウイルス」が標準搭載されており、大半のマルウェアやスパイウェアを十分に検出・防御できます。そのため、サードパーティ製ソフトは必ずしも必要ありません。

12. Windows 10をクリーンインストールする
ここまでの方法をすべて試しても解決しない場合、最終手段はWindows 10のクリーンインストールです。PC上の既存データをすべて消去し、まっさらな状態のWindows 10を導入します。
実行前に、大切なファイルは必ずバックアップを取ってください。事前準備を怠ると、データを失うことになります。
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