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Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法

BSOD(ブルースクリーン)はWindowsユーザーにとって最悪の悪夢です。こうした重大なエラーは発生頻度こそ高くありませんが、中には繰り返し起こるものもあります。その代表格が「IRQL_not_less_or_equal」(エラーコード:0x0000000A)です。

このエラーの原因としては、サードパーティ製ソフトウェアの干渉、ドライバーの不具合、ハードウェアの変更などが考えられます。

幸い、「IRQL_not_less_or_equal」エラーは比較的簡単に修正できます。Windows Updateで問題が解決しない場合は、以下のいずれかの方法で解決できるはずです。

注意:この記事の手順を実行する前に、必ずWindowsを最新バージョンに更新してください。「スタート > 設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update > 更新プログラムのチェック」から更新できます。

サードパーティ製ソフトウェアによる干渉

BSODエラーの主な原因の多くは、直近にインストールしたサードパーティ製ソフトウェアです。特にアンチウイルスソフトは、こうしたエラーの主要な原因として知られています。PCに大きな変更を加えるソフトウェアをインストールする前には、システムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

システムの復元ポイントを作成する方法

復元ポイントの作成手順は非常にシンプルです。以下の手順に従ってください。

  1. 検索バーに「復元ポイント」と入力し、「復元ポイントの作成」をクリックします。「システム保護」タブで「作成」をクリックします。Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法
  2. 復元ポイントに識別しやすい名前を付けて「OK」をクリックします。
  3. Windowsが復元ポイントの作成を完了するまでしばらく待ちます。

手動での復元ポイント作成を毎回行うのが面倒な場合は、「Windowsで毎日のシステム復元ポイントを自動作成する方法」のガイドも参考にしてみてください。

PCを以前の復元ポイントに戻すには、「システムの復元」を検索して結果の「復元ポイントの作成」をクリックします。開いたウィンドウで「システムの復元」ボタンを押し、目的の復元ポイントを選択しましょう。

クリーンブートで問題を診断する

クリーンブートとは、Windows上のすべてのサードパーティ製アプリやサービスを一時的に無効化して起動する手法で、多くの一般的なエラーの切り分けに役立ちます。以下の手順で実行できます。

  1. 検索バー「msconfig」と入力し、結果から「システム構成」をクリックします。Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法
  2. 開いたウィンドウで「サービス」タブに移動し、「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れます。その後、リスト内のサードパーティ製サービスのチェックをすべて外します。
  3. 次に「タスクマネージャー」を開き、「スタートアップ」タブに移動します。リストからサードパーティ製の項目を1つずつ選択し、右下の「無効化」ボタンをクリックします。Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法
  4. PCを再起動します。

再起動後は、Windowsの動作に必要不可欠なMicrosoftのサービスのみが実行されます。エラーが発生しなければ、原因はサードパーティ製アプリまたはサービスだったということになります。エラーが続く場合は、別の解決策を試しましょう。

ドライバーの問題

ドライバーとは、ハードウェアデバイスがOSと正しく通信できるようにするためのソフトウェアです。常に最新の状態に保つのが理想ですが、すべての更新が安定しているわけではなく、更新自体がエラーを引き起こすケースもあります。

関連記事:Windows 10のドライバー更新を自分でコントロールする方法

ドライバーを更新する

Windows PCの重要なドライバーを最後に更新したのはいつでしょうか?長期間更新していないなら、今が絶好のタイミングです。「IRQL_not_less_or_equal」エラーの一般的な原因の一つが、古くなったドライバーだからです。ドライバーを更新する最も簡単な方法は以下の通りです。

  1. 検索バー「デバイスマネージャー」と入力し、結果をクリックします。
  2. デバイスマネージャーのウィンドウで、ドライバーが古くなっている可能性のあるデバイスをクリックします。
  3. 展開されたメニューで対象のデバイスドライバーを右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
  4. Windowsが自動的に最新のドライバーを検索してインストールします。
Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法

ドライバーの更新をロールバックする

ドライバーの更新で通常は問題が解決しますが、場合によっては更新自体がエラーの原因になることもあります。その場合は、最近のドライバー更新をロールバックする必要があります。最近どのドライバーを更新したかわからない場合は、「最近更新されたドライバーを確認する方法」を参考にしてください。ロールバックの手順は以下の通りです。

  1. 前述の手順と同じように「デバイスマネージャー」を開きます。検索バーからでも、コントロールパネル経由でも開けます。
  2. デバイスマネージャーのウィンドウで、ロールバックしたいドライバーを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
  3. プロパティウィンドウの「ドライバー」タブにある「ドライバーを元に戻す」をクリックします。
Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法

「ドライバーを元に戻す」ボタンがグレーアウトして選択できないことがあります。これは通常、最新の更新が10日以上前にインストールされている場合に起こります。また、プリンタードライバーはロールバックできません。この場合、残念ながらメーカーの公式サイトから旧バージョンのドライバーをダウンロードして、手動でインストールする必要があります。

ハードウェアの変更

新しいハードウェアを取り付ける際は、事前に互換性をしっかり確認することが重要です。RAMの交換や、シングルチャネルからデュアルチャネルへの構成変更は、「IRQL_not_less_or_equal」エラーを引き起こすことで知られています。さらに、RAMは最も頻繁にアップグレードされるハードウェアの一つでもあるため、古いRAMモジュールの扱いに悩む方も多いでしょう。

メモリ診断を実行する

「Windowsメモリ診断」は、Windows 10の一般的なメモリ問題を診断できる便利な内蔵ツールです。新しいRAMを取り付けた後に実行することをおすすめします。しかも使い方はとても簡単です。

  1. Windowsの検索バーに「メモリ診断」と入力し、「Windowsメモリ診断」をクリックします。
  2. 開いたウィンドウで、今すぐ再起動してメモリの問題を診断するか、次回手動で再起動する際に診断するかを選択します。
Windows 10でIRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラー(0x0000000A)を解決する3つの簡単な方法

関連記事:RAMが故障寸前であることを示す5つの兆候

Windowsメモリ診断でエラーが検出されない、または問題が解決しない場合は、以下の対処法を試してみてください。

  1. RAMを2枚以上使用している場合は、DIMMスロットの差し込み位置を入れ替えてみる。
  2. 新しいハードウェアの互換性を再確認する。
  3. シングルチャネルメモリへ切り替える、またはその逆にデュアルチャネルメモリへ切り替える。
  4. デュアルチャネルメモリ使用時は、BIOSでXMPが有効になっているか確認する。有効になっていた場合は、XMPプロファイルを切り替えてみる。
  5. 以前のハードウェアを再度取り付け、問題が解消するかどうかを確認する。

意外と簡単に直せる問題

BSODは威圧的に見えますが、実際にはPCに発生した単純なトラブルが原因であることがほとんどです。上記で紹介した修正方法は、BSODを引き起こす可能性のあるさまざまなエラーにも応用できます。とはいえ、PCを快適な状態で動作させ続けるためには、日頃からの基本的なメンテナンスを心がけることが何より大切です。

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