Googleドキュメントで複雑な文書を美しく整えるための便利な機能まとめ
毎日何百万人ものユーザーが、小説や学位論文、履歴書、レシピなど、さまざまなプロジェクトの執筆にGoogleドキュメントを活用しています。こうした作業では、ドキュメントの内外をしっかり整理しておくことで、目的の箇所を探す時間を減らし、創作そのものに集中できるようになります。本記事では、Googleドキュメントで文書を見やすくフォーマットするために役立つ便利な機能を詳しく解説します。
見出しとアウトラインで文書構造を作る
長編のプロジェクトに取りかかるときは、まずアウトライン(構成案)を作るのがおすすめです。Googleドキュメントでは、「見出し」スタイルを使って文書の構造を定義します。上位3つの見出しレベルは、ツールバーの「標準テキスト」と表示されている部分から直接選択できます。さらに細かい階層が必要な場合は、「表示形式 → 段落スタイル」からアクセスしましょう。
アウトラインはページの左側に表示されます。「表示 → ドキュメントアウトラインを表示」を選択すると確認できます。アウトラインペイン内では、設定した見出しが自動的にリンク化され、スクロールを繰り返さずにドキュメント内を素早く移動できます。なお、見出しにカーソルを合わせた際に表示されるXアイコンは、セクション自体を削除するのではなく、アウトラインから除外するだけなので安心して使えます。
目次(Table of Contents)の挿入
アウトラインと同じ文書構造を利用して、目次も簡単に作成できます。アウトラインが執筆者向けのナビゲーションであるのに対し、目次は読者のために作られる点が異なります。目次には2種類の形式があります。
印刷して配布する場合は、「挿入 → 目次」の1つ目のオプションを選択しましょう。目次リストが生成され、各項目にページ番号が付与されます。
オンラインで共有する場合は、2つ目のオプションを選ぶと、各セクションへのハイパーリンク付きの目次が作成されます。本文に大きな変更を加えたら、目次の枠を選択したときに現れる更新アイコンで内容を刷新することを忘れないようにしましょう。目次内のテキストは、通常のテキストと同様に自由にフォーマットできます。
ブックマークで特定の場所へジャンプ
ドキュメントのブックマークは、文書内にアンカー(目印)を設置する機能です。複数のファイル、フォルダ、さらにはアカウントにまたがる作業のナビゲーションに活用できます。ドキュメントへのアクセス権を持っている人なら、ブックマークリンクをクリックするだけで該当箇所へ瞬時に移動できます。大規模な文書作成やチームでの共同編集において特に威力を発揮します。
ブックマークを追加するには、リンク先にしたい位置にカーソルを置き、「挿入 → ブックマーク」を選択します。青い小さなアイコンが表示され、クリックすると「リンクをコピー」または「ブックマークを削除」を選べます。ブックマークは、後で見直しや追記をしたいセクションを把握しておきたいときにも便利です。例えば、Google Keepのメモと「要修正のセクション」をつなぐ用途にも活用できます。
改ページとセクション区切りの使い分け
ドキュメントに区切りを入れる方法は主に3つあります。1つ目は「改ページ」で、以降のコンテンツを新しいページへ移動させます。章の終わりや、行がページ間で不自然に分断されるのを防ぎたいときに役立ちます。ただし、挿入後に各ページの行の流れを確認し、意図しないレイアウトになっていないかチェックするようにしましょう。
改ページは通常のコンテンツと同様に扱われます。カーソルを改ページの直後に置いてBackspaceキーを押せば削除できます。
2つ目の「セクション区切り」はより柔軟な機能です。「連続」を選べば同じページ内でコンテンツが流れ続け、「次のページ」を選べば常に新しいページから次のセクションが始まります。さらに、セクションごとに独自の余白(マージン)設定を持たせることも可能で、技術文書や仕様書などのプロジェクトで特に重宝します。
セクション区切りは改ページよりも削除の手間がかかります。削除するには、まず「表示 → セクション区切りを表示」で区切り線を可視化し、区切りの直前の行末にカーソルを置いてDeleteキーを2回押します。この操作では、次のセクションの先頭の1文字も一緒に削除される点に注意してください。
プロジェクトリンクで文書同士をつなぐ
プロジェクトが大規模になりすぎてきたと感じたら、複数のドキュメントに分割するのも有効な手段です。そんなときに役立つのが「挿入 → リンク」機能です。テキストを選択してこの機能を呼び出すと、事前に設定した要素(見出しやブックマーク)へのリンクや、選択した語句に関連するWeb上の情報へのリンクを簡単に挿入できます。リサーチ中の資料整理にも最適です。
リンク挿入のダイアログでは、選択した語句に関連する自分のGoogleドライブ内ドキュメントの候補も自動的に提案されます。「さらに検索」をクリックすれば、右側にパネルが開き、Web検索、Google画像検索、自分のドライブフォルダからの候補を確認できます。もちろん、ブックマーク機能で作成したURLなどを直接貼り付けることも可能です。
まとめ
Googleドキュメントでの文書作成やフォーマットのほかにも、文献の引用、署名の追加、2つのドキュメントの比較など、多彩な機能が用意されています。今回紹介した機能を組み合わせれば、複雑な文書も効率的に管理できるようになるでしょう。ほかにも便利なGoogleドキュメントのヒントやコツがたくさんあるので、ぜひ試してみてください。
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