Python NumPyのlegfit()でルジャンドル級数をデータに最小二乗フィットする方法
データに対してルジャンドル級数の最小二乗フィットを求めるには、Python NumPy の legendre.legfit() メソッドを使用します。このメソッドは、低次から高次の順に並べられたルジャンドル係数を返します。また、y が 2 次元配列の場合、y の k 列目のデータに対応する係数は、結果の k 列目に格納されます。
主なパラメータ
x: M 個のサンプル点 (x[i], y[i]) の x 座標を指定します。
y: サンプル点の y 座標です。同じ x 座標を共有する複数組のサンプル点を、1 回の呼び出しで独立にフィットさせることも可能です。その場合は、各列に 1 つのデータセットを含む 2 次元配列を y として渡します。
deg: フィッティング多項式の次数です。deg に単一の整数を指定すると、deg 次までのすべての項がフィットに含まれます。
rcond: フィットの相対条件数です。最大特異値と比較して rcond より小さい特異値は無視されます。デフォルト値は len(x)*eps で、eps はプラットフォームの float 型の相対精度(多くの場合 約 2e-16)です。
full: 戻り値の内容を決めるスイッチです。False(デフォルト)の場合は係数のみを返し、True の場合は特異値分解による診断情報も一緒に返します。
w: 重みです。None 以外の値を指定した場合、重み w[i] は x[i] における残差 y[i] − ŷ[i] に適用されます。理想的には、w[i]*y[i] の誤差がすべて同じ分散になるよう重みを選択します。逆分散重み付けを行う場合は w[i] = 1/sigma(y[i]) を指定します。デフォルト値は None です。
手順
まず、必要なライブラリをインポートします。
import numpy as np from numpy.polynomial import legendre as L
x 座標を作成します。
x = np.linspace(-1,1,51)
x 座標を表示します。
print("X Co-ordinate...\n",x)
y 座標を作成して表示します。
y = x**3 - x + np.random.randn(len(x))
print("\nY Co-ordinate...\n",y)
ルジャンドル級数の最小二乗フィットを求めるために、legendre.legfit() メソッドを使用します。full=True を指定することで、診断情報も取得できます。
c, stats = L.legfit(x,y,3,full=True)
print("\nResult...\n",c)
print("\nResult...\n",stats)
完全なコード例
import numpy as np
from numpy.polynomial import legendre as L
# x座標の作成
x = np.linspace(-1,1,51)
# x座標の表示
print("X Co-ordinate...\n",x)
# y座標の作成
y = x**3 - x + np.random.randn(len(x))
print("\nY Co-ordinate...\n",y)
# legfit()メソッドで最小二乗フィットを実行
c, stats = L.legfit(x,y,3,full=True)
print("\nResult...\n",c)
print("\nResult...\n",stats)
実行結果
X Co-ordinate...
[-1. -0.96 -0.92 -0.88 -0.84 -0.8 -0.76 -0.72 -0.68 -0.64 -0.6 -0.56
-0.52 -0.48 -0.44 -0.4 -0.36 -0.32 -0.28 -0.24 -0.2 -0.16 -0.12 -0.08
-0.04 0. 0.04 0.08 0.12 0.16 0.2 0.24 0.28 0.32 0.36 0.4
0.44 0.48 0.52 0.56 0.6 0.64 0.68 0.72 0.76 0.8 0.84 0.88
0.92 0.96 1. ]
Y Co-ordinate...
[-5.28795520e-02 -7.61252904e-03 7.35194215e-02 -1.33072588e-01
-1.21785636e+00 7.75679385e-02 6.55168668e-01 1.42872448e+00
8.42326214e-01 2.49667989e+00 9.58942508e-01 -2.67332869e-01
-7.85575928e-01 1.93333045e+00 7.32492468e-01 5.23576961e-01
-1.91529521e+00 -1.41434385e+00 4.44787373e-01 3.81831261e-01
3.74128321e-01 1.20562789e+00 1.44870029e+00 1.01091575e-03
8.94334713e-01 1.22342199e+00 9.52055370e-01 -7.29520012e-01
-2.42648820e-01 -9.78434555e-02 1.27468237e-01 9.39489448e-01
1.08795136e+00 2.31230197e+00 1.93107556e-02 -6.13335407e-01
1.93170835e-01 -8.77958854e-01 -3.59868085e-01 4.31331759e-01
7.24929856e-01 -2.22736540e-01 -1.29623093e+00 4.13226024e-01
7.82155644e-01 -1.56618537e-01 1.25043737e+00 6.32386988e-01
-2.75716271e-01 8.80669895e-02 -3.20225560e-01]
Result...
[ 0.29249467 -0.10521942 -0.24847572 0.2010877 ]
Result...
[array([39.35467561]), 4, array([1.0425003 , 1.02126704, 0.97827074, 0.95561139]), 1.1324274851176597e-14]
-
TensorFlowとPythonでデータをモデルに適合させる方法:fitメソッドの基本
TensorFlowでは、「fit」メソッドを使用することで、データをモデルに適合させることができます。本記事では、転移学習を活用した画像分類モデルの構築を例に、fitメソッドの基本的な使い方を解説します。転移学習とは何か少なくとも1つの畳み込み層(Convolutional Layer)を含むニューラルネットワークは、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)と呼ばれ、学習モデルの構築に広く活用されています。画像分類における転移学習(Transfer Learning)の考え方は、「大規模で汎用的なデータセットで学習済みのモデルは、視覚世界における汎用モデルとして効果的に機能する」というもので
-
Pythonでpandas Seriesの全要素をシャッフルする方法を解説
はじめにデータ分析を行っていると、Series(シリーズ)内の要素の順序をランダムに入れ替えたい場面があります。例えば、データセットをランダム化してバイアスを排除したり、サンプリングの前処理としてシャッフルを行ったりするケースです。本記事では、元のSeriesとシャッフル後のSeriesの出力例をもとに、2つの実装方法をわかりやすく解説します。元のSeries: 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 dtype: int64 シャッフル後のSeries: 0 2 1 1 2 3 3 5 4 4 dtype: int64方法1:ra