C#のArray.IsSynchronizedプロパティとは?配列アクセスの同期状態を確認する方法
C#におけるArray.IsSynchronizedプロパティは、配列(Array)へのアクセスが同期されている(スレッドセーフである)かどうかを示すbool型の値を取得します。
このプロパティは、System.Collections.ICollectionインターフェースで要求されているため、Arrayクラスに実装されています。ただし、配列自体は本質的にスレッドセーフではないため、実際には常にfalseを返す点に注意が必要です。配列を使用するクラスでは、SyncRootプロパティを利用して独自の同期処理を実装することができます。
構文
public bool IsSynchronized { get; }Array.IsSynchronizedプロパティの実装は、SyncRootプロパティと同様の仕組みになっています。以下のコード例では、lockステートメントとSyncRootプロパティを組み合わせることで、複数スレッドからの同時アクセスに対して配列の操作を保護しています。
コード例
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
class Program {
static void Main() {
Array arr = new int[] { 2, 1, 9, 4, 8, 6, 8 };
lock(arr.SyncRoot) {
foreach (Object val in arr)
Console.WriteLine(val);
}
}
}実行結果
2 1 9 4 8 6 8
このように、IsSynchronizedプロパティとSyncRootプロパティを活用することで、マルチスレッド環境においても配列への安全なアクセスを実現できます。特にコレクションクラスを独自に実装する際には、ICollectionインターフェースの要件としてこれらのメンバーの実装が求められることを覚えておきましょう。
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