知っておくべきAndroidシークレットセキュリティコード11選|隠しコードの使い方を徹底解説
Androidは世界で最も普及しているモバイルOSであり、25億台以上のデバイスで利用されています。Androidスマホをしばらく使っている方なら、「USSDコード」という存在をご存じかもしれません。
USSDコードは通称「シークレットコード」とも呼ばれ、スマートフォンに隠された機能へアクセスするためのコードです。USSD(Unstructured Supplementary Service Data:非構造化補足サービスデータ)は、端末の隠し機能を呼び出せるユーザーインターフェースプロトコルのことです。
Androidのセキュリティコードを実行するには、ダイヤラー(電話アプリ)に直接入力します。正しく入力されれば自動的に結果が返ってくるか、通話ボタンを押す必要がある場合もあります。では、代表的なAndroidセキュリティコードにはどのようなものがあり、実際に何ができるのでしょうか?
※なお、これらのコードはメーカーや機種、OSのバージョンによって動作しないことがあります。
1. *2767*3855#(端末を完全ワイプしてファームウェアを再インストール)
これは端末からすべての情報を素早く消去できる、最も強力なAndroidセキュリティコードの一つです。工場出荷時リセットのようなもので、ダイヤラーに入力して実行すると、スマホ内の全データが削除され、まっさらな状態になります。
さらにこのコードはファームウェアの再インストールまで行うため、ソフトウェア面では新品同様の状態に戻ります。
注意:これはハードリセットであり、すべてのデータが消去されます。絶対的な緊急時以外は使用しないでください。
2. *#*#7780#*#*(工場出荷時リセットを実行)
ハードリセットまでは行いたくない場合の次善策となるコードです。こちらも工場出荷時リセットと似ていますが、端末からアプリケーションデータとアプリ本体のみを削除し、端末を工場出荷時の状態へ戻します。
ファームウェアの再インストールまでは不要で、個人データ・アプリ・アプリデータだけを消したい場合に最適です。中古としてスマホを売却する際のプライバシー保護にも役立ちます。
3. *#06#(端末のIMEIを確認)
端末のIMEIが、箱に記載されている番号と一致しているかを確認できる重要なコードです。最近のスマホの多くは背面にIMEIが印字されていますが、確実に確認したい場合はこのコードを使いましょう。
ダイヤラーを開いてコードを入力するだけでIMEIが表示されます。Samsung製のAndroid端末の場合は、シリアル番号も併せて表示されます。特に中古端末を購入する際のセキュリティチェックに欠かせません。
4. *#0*#(一般テストモードを起動)
Androidスマホの調子がおかしいと感じたら、まず疑いたくなるのが第三者による不正な操作です。このコードを入力すると、以下のような多彩なテスト項目が表示されます。
- タッチスクリーンのテスト
- フロントカメラ
- LED
- サブキー
- バーコードエミュレータテスト
- デバイスのバージョン情報
- RGBテスト
- グリップセンサーのテスト
端末への不正な改ざん(ルート化など)が疑われる場合、このモードを使えば各機能を個別にテストできます。デバイスのバージョンからフロントカメラまで、各モジュールをひとつずつ確認可能です。
5. *#*#232338#*#*(MACアドレスを表示)
MACアドレス(Media Access Controlアドレス)は、すべてのデバイスに割り当てられる固有のアドレスです。ネットワーク接続中の端末を一意に識別できるため、非常に重要な情報です。
MACスプーフィング(アドレス偽装)が疑われる場合は、このコードで端末のMACアドレスを表示し、ネットワーク側の情報と照合して正しいかどうかを確認できます。
6. *#*#4986*2650468#*#*(重要なファームウェア情報を表示)
このコードは、端末のファームウェアに関する重要な情報を返します。PDA・電話・ハードウェアの各ファームウェア情報や、RFコール日(製造日)を確認できます。端末のファームウェアが改ざんされていないか疑わしい場合は、このコードでチェックしましょう。
7. *#*#7594#*#*(電源ボタンの動作を変更)
電源ボタンの挙動を変えたい場合に使えるコードです。通常は電源ボタンを長押しして電源メニューからシャットダウンを選びますが、このコードを使うと電源メニューを表示させずに直接電源を切れるようになります。
トラブルに巻き込まれた場面などで素早く端末の電源を切りたいときに便利です。次回起動時にはパスコードが求められるため、端末を盗まれた場合でもデータの安全を守ることができます。
8. *#3282*727336*#(システムとストレージ情報を表示)
システムおよびストレージの情報を確認できる重要なコードです。データ使用量の統計も閲覧できます。こうしたデータは改ざんが難しいものの、不可能ではありません。このUSSDコードを実行すれば、端末内部のAndroidシステムに関する正確な情報と、利用可能なストレージ容量を取得できます。
このコードを使用すると、端末でのデータ消費量も画面に表示されます。
9. *#67#(着信転送の設定を確認)
自分の電話が別の番号へ転送されているかどうかを知りたい場合は、このコードを使いましょう。端末で着信転送が有効になっているかを確認でき、転送先の番号も表示されます。話中時や不応答時に転送される設定になっていても、その内容を把握できます。
多くの場合、表示されるのはキャリアの公式留守番電話サービスです。また、Androidの通話設定からこの設定を変更することも可能です。
10. *31#(発信者番号通知を無効化)
プライバシーを守り、電話をかけた相手に自分の番号を知られたくない場合は、このコードで発信者番号通知(Caller ID)を無効にできます。
再度有効にしたいときは、もう一度同じコードを入力するだけです。入力するたびに、サービスが有効になったのか無効になったのかを示すメッセージが表示されます。
11. *#*#34971539#*#*(カメラの情報を表示)
リストの最後のコードは、カメラに関する詳細情報を表示します。カメラの数、最大ズーム倍率、ファームウェアのバージョンなどの詳細を確認できます。現在のスマホカメラは複数のモジュールを搭載しているため、カメラファームウェアの改ざんを見抜く際にも役立ちます。
Androidコードを活用してデータを守ろう
Androidデバイス上のデータを保護することは非常に重要です。Androidはさまざまなマルウェアの標的になりやすいため、信頼できるアンチウイルスソフトをインストールしておきましょう。アンチウイルスはデータを保護するとともに、悪意のあるソフトウェアがないかスマホを定期的にスキャンしてくれます。
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