Android 10徹底解説:知っておくべき新機能と変更点のすべて
Googleは最新OS「Android 10」を正式リリースし、Google Pixelスマートフォン向けにインストールが可能になりました。このアップデートにより、Androidユーザーはついにダークテーマを利用できるようになります。リリース直前には、これまで各バージョンに使われてきたデザート(お菓子)由来のコードネームを廃止するという噂も流れていました。
「遅くてもやらないよりはまし」という言葉通り、Googleはデザート名が覚えにくい、世界中のユーザーにとって分かりづらいというフィードバックを受け、ついに行動に移したのでしょう。
それでは、Android 10ではどのような進化が遂げられ、どんな新機能に期待できるのかを見ていきましょう。
本記事では、Android最新バージョンにおける重要な変更点をすべて解説します。3月にベータ版「Android Q」として公開されて以来、その注目機能はテック業界で大きな話題を集めてきました。
ジェスチャーナビゲーションへの全面移行や、通知による集中力低下を防ぐフォーカスモードなど、スマートフォンの使いすぎによる健康問題への意識の高まりを受けて設計されたウェルネス系機能まで、魅力的な要素が満載です。
Android 10の主な新機能
Android 10のリリースで導入された最新アップデートと機能を詳しく見ていきましょう。
ライブキャプション(Live Caption)

動画、音声、ポッドキャストすべてにリアルタイムで字幕を表示できるようになりました。ワンタップするだけで自動的にキャプションが生成されます。さらに嬉しいのは、この機能がデータ通信なしで動作する点です。自分で作成したメディアにも内蔵機能として適用されます。
スマートリプライ(Smart Reply)

新しいアップデートでは、返信内容の候補が提案されるようになりました。テキストメッセージだけでなく絵文字も含まれます。また、メッセージ内に住所などが含まれている場合は、マップへ直接ジャンプして経路案内を表示することも可能です。Android端末のデフォルトメッセージアプリに加えて、Signalアプリでも動作します。
サウンドアンプ(Sound Amplifier)

背景ノイズを低減し、通話中の相手の声をよりクリアに聞き取れるようにする機能です。小さな音量をブーストし、有線接続での会話時にもサラウンドのような聞き取りやすさを実現します。
ジェスチャーナビゲーション

細長いジェスチャーバー1本でスムーズな操作を可能にし、スマートフォンライフをより快適にします。画面を横にスワイプするだけでアプリ間を切り替えられ、上にスワイプすればホーム画面へ戻ります。画面端から内側へピンチ操作で戻る動作ができる点も大きな変更点です。
ダークテーマ

サードパーティ製アプリが提供していたものとは異なり、今回はAndroid公式のダークモード搭載となります。純黒(トゥルーブラック)をインターフェースカラーに採用しており、暗い場所での作業時に目に優しい仕様です。さらに、ダークテーマによってバッテリー消費を抑え、バッテリー持ちの向上も期待できます。
フォーカスモードで気を散らす要素を削減

Android 10の新機能「フォーカスモード」では、気が散るアプリをリストに追加することで、作業に集中できる環境を作れます。このモードが有効になっている間、該当アプリの通知は一時停止され、アプリ自体も開けなくなります。スマートフォンを使いながら仕事に集中したい方に最適な機能です。
ファミリーリンク(Family Link)

子どもの安全を守るための機能として、保護者が遠隔で子どものスマホ利用状況を確認できます。端末の位置情報をチェックしたり、アプリ履歴から子どもがどんなコンテンツにアクセスしているかを把握したりすることが可能です。
強化されたセキュリティ
Google Playプロテクトを通じて、重要なセキュリティアップデートをAndroid端末に配信します。通常のアプリと同じように、Google Playが重要なセキュリティ修正を自動的にインストールしてくれるため、システム更新の適用率が向上し、ユーザーの安全性が高まります。
Wi-Fi QRコード共有
来客時にWi-Fiのパスワードを読み上げる必要はもうありません。QRコードを共有すれば、パスコードを明かすことなく安全に接続を許可できます。
Webサイトの使用時間制限
特定のWebサイトに時間を使いすぎていると感じたら、この機能で解決できます。以前はアプリ単位でしかスクリーンタイムを制限できませんでしたが、今後はWebサイト単位でも利用時間を制限できるようになります。
プライバシー管理の一元化
プライバシー設定を一箇所で管理できるようになりました。アプリの権限やWeb & Appアクティビティも同様です。位置情報アクセスについても、許可したアプリを通知でお知らせし、いつでも変更できるようフィルタリング機能が強化されています。
ハードウェアの健康維持
USBポートに汚れや水分が付着している場合、通知でお知らせしてくれます。スマートフォンへの潜在的な脅威を検出し、必要な対処を取れるよう適切なタイミングでユーザーに警告します。システム内部のケアに加えて、外部の保守管理もサポートするのがAndroid 10です。
通知の管理
通知設定から各通知の優先度をカスタマイズできます。「サイレント」または「アラーム付き」など、自分の好みに応じて設定可能です。アプリの通知は通知パネルから直接カスタマイズできます。
絵文字の追加
Android 10では新しい絵文字が多数追加されました。ウエイトリフティングやサウナなど、ジェンダーを包含したデザインも含まれています。絵文字の選択肢が増えたことで、サードパーティ製キーボードアプリを別途インストールする必要がなくなりました。
まとめ
さらなる大型発表として、Android 10は折りたたみスマートフォンや5G対応デバイスにも対応します。ユーザーのウェルビーイングからプライバシー設定まで幅広い課題に対応したAndroid 10が、実際にどれほどユーザーの助けになるのか注目です。
現時点では、Android 10の新機能をすべて利用できるのはGoogle Pixelユーザーのみですが、他の機種にも今後6ヶ月以内にアップデートが配信される予定です。
Android 10を今すぐ試したい方は、最新のベータ版を端末にインストールして新機能を体験してみてください。
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