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iPhoneのオートコレクトによる誤変換を直す6つの対処法

iPhoneで文字入力をしていると、キーボードの「自動修正(オートコレクト)」機能が思いがけない変換をして、思わず困った経験はありませんか?その原因は、辞書にスラングや人名、略語などがすべて登録されているわけではないためです。結果として、恥ずかしい誤変換が頻発してしまうことがあります。

自動修正機能は機械学習を活用しており、文脈に基づいて文章を補正したり、使い続けるうちに新しい単語をキーボード辞書に追加したりします。しかし、それだけでは頻繁な誤変換を防ぐには不十分です。

とはいえ、いくつかの対処法を実践すれば、iPhoneでのタイピング体験を大きく改善できます。誤変換をすぐに元に戻す(機械学習の精度向上にもつながる)、テキスト置換で繰り返されるミスを防ぐ、あるいはキーボード辞書をリセットしてリフレッシュする——といった方法があります。本記事では、それぞれの手順を詳しく解説します。

自動修正された単語をすぐに元に戻す方法

入力したばかりの単語をiPhoneが勝手に「修正」してしまった場合、打ち直さなくても簡単に元に戻せます。

自動修正が働いた直後に削除キーをタップしてみてください。候補バーの左側に、元の単語が表示されます。それを選択すれば、自動修正後の単語と入れ替えることができます。

同じ単語を何度か元に戻すと、自動修正の機械学習アルゴリズムが学習し、その単語をキーボード辞書に保存してくれるようになります。これを繰り返せば、自由に使えるカスタム単語のライブラリがどんどん充実していきます。

また、メッセージなどをすべて入力し終えた後でも変更を取り消すことが可能です。自動修正された単語をダブルタップし、候補バーから元の単語を選びましょう。

自動修正が働く前に防ぐ方法

自動修正された単語を後から戻すのではなく、そもそも変換させないようにすることもできます。

iPhoneは単語を別の語に置き換える前に、下線などでハイライト表示します。スペースキーを押して自動修正に任せる代わりに、キーボード上部の予測変換バーに表示されている、引用符付きの元の単語をタップしてください。そうすると、単語はそのままの形で確定されます。

この方法で入力した単語も、いずれiPhoneのキーボード辞書に記憶されていきます。

テキスト置換を活用・見直す方法

どれだけ元に戻したり手入力したりしても、新しい単語が辞書に保存されないことがあります。さらに厄介なのは、間違った変換を「学習」してしまい、同じミスを繰り返すケースです。そんなときに役立つのが「テキスト置換」機能です。

テキスト置換とは、短いショートカットで長いフレーズを呼び出せる機能です。例えば「HMU」と入力すると「Hit me up(連絡してね)」というフレーズに置き換わる、といった使い方ができます。

さらに、辞書に登録されない単語に対して自動修正を上書きする目的でも使えます。例えば「Ryzen」をトリガーと置換内容の両方に設定しておけば、iPhoneが勝手に「Ruben」や「Ryder」などに変換することはなくなります。

設定手順は以下の通りです。設定 > 一般 > キーボード > テキスト置換と進み、画面右上の追加アイコンをタップします。フレーズよみ出し(ショートカット)の両方の欄に、自動修正されたくない単語を入力して保存をタップすれば完了です。

ショートカットはいくつでも作成できます。iCloud経由で他のiOS・iPadOSデバイスにも同期されるため、端末ごとに登録し直す必要はありません。

また、自動修正の挙動がおかしくなったときは、テキスト置換の登録内容を見直してみてください。iPhoneをロックせずに放置していた間に、誰かにいたずらで面白いショートカットを仕込まれているかもしれません。

iOSを最新バージョンにアップデートする

自動修正機能には、バグや不具合が発生することがあります。例えば、正しい単語まで勝手に置き換えられたり、理由なく大文字に変換されたりするケースです。こうした症状が出たら、保留中のiOSアップデートをすぐに適用しましょう。

実際、iOS 13では自動修正に関する多数の問題が報告され、その後のアップデートで修正されました。同様の不具合は今後も起こり得るため、設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデートから常に最新の状態を保つことをおすすめします。

アップデートがない場合は、iPhoneの再起動を試みてください。設定 > 一般 > システム終了と進み、電源アイコンを右にスライドして電源を切ります。30秒ほど待ってからサイドボタンを長押しし、再起動しましょう。

キーボード辞書をリセットする

自動修正が繰り返し誤変換を行い、問題が解決しない場合は、キーボード辞書のリセットを検討してください。これにより、登録済みのカスタム単語がすべて削除され、自動修正をゼロから「再教育」できるまっさらな状態になります。

設定 > 一般 > 転送またはリセット > リセットと進み、「キーボードの辞書をリセット」を選択すれば、工場出荷時の状態に戻せます。なお、この操作でテキスト置換の登録内容が削除されることはありません。

自動修正機能をオフにする

自動修正が煩わしく、修正よりもミスの方が多いと感じるなら、完全に無効化してしまうのも一つの手です。

設定 > 一般 > キーボードと進み、「自動修正」のスイッチをオフにしてください。同じ画面には「自動大文字化」など、他のキーボード関連機能もあるので、必要に応じて調整するとよいでしょう。

自動修正をオフにしても、テキスト置換は引き続き利用可能です。「teh」を「the」に直すといった、よくあるタイプミスの修正に活用できます。

まとめ:オートコレクトとうまく付き合うコツ

iPhoneを使い始めたばかりなら、自動修正は思っているほど悪いものではありません。入力を重ねるほど精度が上がっていくため、本記事で紹介した対処法を試しながら様子を見ることをおすすめします。無効化を考えている場合でも、まずはしばらく付き合ってみてください。意外と手放せなくなるかもしれません。

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