Excelで縮尺に合わせて描画する方法(2つの簡単なステップ)
Excelで縮尺に合わせて図面を描く方法をお探しですか?実はExcelでは、行と列のサイズを調整するだけで、好きな縮尺で図面を描くことができます。この記事では、Excelで縮尺描画を実現する2つの方法を、手順を追って詳しくご紹介します。
Excelで縮尺描画を行う2つの方法
本記事では、罫線や塗りつぶし色といったさまざまな機能を活用して、間取り図(フロアプラン)を例に、Excelで縮尺に合わせて描画する方法を解説します。
方法1:罫線オプションを使って縮尺描画する
まず最初の方法では、罫線を使ってExcelで縮尺描画を行う手順を紹介します。以下の手順に沿って、ぜひ自分でも試してみてください。
ステップ01:行の高さと列の幅を設定する
まずは、行の高さと列の幅を調整して、正確な縮尺描画の土台を作ります。
以下の手順に従って設定しましょう。
- まず、ワークシートの左上隅にあるボックスをクリックし、すべての行と列を選択します。

- 次に、[ホーム]タブを開き、[セル]グループの[書式]をクリックして、[行の高さ]を選択します。

- [行の高さ]ダイアログボックスが表示されます。
- 値として 9 を入力します。
- [OK] をクリックします。

- 続けて、[ホーム]タブ >> [セル] >> [書式]から、[列の幅]を選択します。

- [列の幅]ダイアログボックスが表示されます。
- 値として 1 を入力します。
- [OK] をクリックします。

ステップ02:罫線を使って壁を縮尺通りに描画する
次に、罫線を使って、25×35平方フィートの間取り図を描いていきます。ここでは、1セル=1平方フィートという縮尺を採用します。
以下の手順で、自分の好みの縮尺で図面を描いてみましょう。
- 最初に、セル範囲 B4:Z38 を選択します。
- 次に、[ホーム]タブを開き、[罫線]のドロップダウン矢印をクリックします。

- メニューから[その他の罫線]を選択します。

- [セルの書式設定]ダイアログボックスが開きます。
- [罫線]タブの[線種]から、好みの線を選びます。ここでは二重線を選択します。
- この罫線をセル範囲の下、上、左、右に追加します。
- [OK] をクリックします。

- これで、間取り図の外壁が完成しました。

- 続けて、セル範囲 B4:N14 を選択します。
- [ホーム]タブ >> [罫線] >> [その他の罫線]の順にクリックします。

- 再び[セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [罫線]タブの[線種]から、ここでも二重線を選択します。
- この罫線をセル範囲の下と右に追加します。
- [OK] をクリックします。

- これで、13フィート×11フィートの部屋の壁が縮尺どおりに描けました。

- 次に、ドア用の隙間を作るため、セル範囲 L14:N14 を選択します。
- [ホーム]タブ >> [罫線] >> [その他の罫線]の順にクリックします。

- [セルの書式設定]ダイアログボックスが再度開きます。
- [罫線]タブで、下罫線の設定を解除します。
- [OK] をクリックします。

- これで、ドアのための隙間を壁の間に作ることができました。

ステップ03:四角形(長方形)を使って図面にテキストを追加する
最後のステップでは、[挿入]タブの[図形]から四角形を挿入し、図面にテキストを追加する方法を紹介します。
- まず、[挿入]タブ >> [イラスト] >> [図形] >> [四角形]の順にクリックします。

- 次に、ワークシート上に四角形を挿入し、その上で右クリックします。

- メニューから[テキストの編集]を選択します。

- 四角形内に、追加したい説明文を入力します。ここでは「主寝室 13'×11'」と入力します。

- 入力したテキストを選択します。
- [ホーム]タブを開き、[中央揃え]と[上下中央揃え]を設定します。

- 次に、四角形自体を選択します。
- [図形の書式]タブを開き、[テーマのスタイル]をクリックします。

- 好みのテーマスタイルを選択します。ここでは「彩り(青、アクセント5)」を選択します。

- これで、縮尺どおりに描かれた部屋に、四角形で囲んだ説明文が追加されました。

- 同じ要領で、他の部屋も縮尺どおりに描き、各部屋に説明文を追加していきます。
- 以上のように、さまざまな種類の罫線を使えば、Excelで自由に縮尺描画ができます。

関連記事: Excelで図形を描く方法(2つの便利な方法)
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方法2:塗りつぶし色を使って縮尺描画する
次に、塗りつぶし色を使った縮尺描画の方法を紹介します。こちらも1セル=1平方フィートという縮尺を採用し、さらに幅1フィートの壁を表現するために色を付けていきます。
以下の手順に従って、自分でも試してみてください。
手順:
- まず、方法1と同じ手順で、セルの行の高さと列の幅を設定します。

- 続けて、セル範囲 B4:AC4 を選択します。
- [ホーム]タブを開き、[塗りつぶしの色]のドロップダウン矢印をクリックします。

- 好みの塗りつぶしの色を選択します。ここでは「青、アクセント1、暗く50%」を選びます。

- 次に、セル範囲 B4:B43 を選択します。
- [ホーム]タブ >> [塗りつぶしの色]をクリックすると、直前に選択した色が自動的に適用されます。

- 続けて、セル範囲 C43:AC43 を選択します。
- 同様に、[ホーム]タブ >> [塗りつぶしの色]をクリックします。

- さらに、セル範囲 AC5:AC42 を選択します。
- [ホーム]タブ >> [塗りつぶしの色]をクリックします。

- これで、間取り図の外壁が完成しました。

- 次に、セル範囲 P5:P16 を選択します。
- [ホーム]タブ >> [塗りつぶしの色]をクリックします。

- 続けて、セル範囲 C16:L16 を選択します。
- 再び、[ホーム]タブ >> [塗りつぶしの色]をクリックします。

- これで、13フィート×11フィートの部屋の壁が縮尺どおりに描けました。

- 次に、方法1と同じ手順で四角形を挿入し、テキストを追加します。
- すると、縮尺どおりに描かれた部屋に、四角形で囲んだ説明文が入った図面が完成します。

- 同じ要領で、他の部屋も縮尺どおりに描き、各部屋に説明文を加えていきます。
- 以上のように、塗りつぶし色を活用すれば、Excelで美しい縮尺図面を簡単に作成できます。

関連記事: Excelで図面ツールを使う方法(2つの簡単な方法)
練習セクション
このセクションでは、実際に手を動かして両方の方法を練習できるよう、白紙のワークシートをご用意しました。ぜひ活用してみてください。

まとめ
今回は、Excelで縮尺に合わせて描画する2つの方法をご紹介しました。罫線を使う方法と塗りつぶし色を使う方法、どちらも行の高さと列の幅を調整することがポイントです。用途に合わせて使い分けてみてください。この記事がお役に立てば幸いです。内容でわかりにくい点があれば、お気軽にコメントでお知らせください。また、ここで紹介していない別のアプローチがあれば、ぜひ教えてください。Excelに関する役立つ情報は、ExcelDemyでも多数公開しています。最後までお読みいただきありがとうございました!
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