テキストファイルをExcelに取り込む4つの簡単な方法【初心者向け完全ガイド】
大量のデータを扱う業務では、テキストファイルをExcelに取り込む場面が頻繁にあります。実は、テキストファイルをExcelにインポートする方法はいくつもあり、状況に応じて使い分けることで作業効率が大きく向上します。
このチュートリアルでは、テキストファイルをExcelに取り込む4つの簡単な方法を、手順を追ってわかりやすく解説します。
記事内で使用している練習用ワークブックをダウンロードすれば、実際に操作しながら内容を確認できます。
テキストファイルをExcelに取り込む4つの方法
ここでは、学生の出席データをサンプルとしたデータセットを想定します。このデータセットにテキストファイルをインポートしていきます。以下がデータセットの概要です。

本記事では Microsoft Excel 365 を使用していますが、お使いのバージョンに合わせて同様の手順で操作可能です。
1. 「テキスト/CSVから」機能で列ごとにインポートする
テキストファイルを列形式でExcelに取り込むには、「データ」タブにある「テキスト/CSVから」コマンドを使用します。事前にインポートしたいテキストファイルを作成しておきましょう。
📌 手順:
- まず、ファイルをインポートしたいセルを選択します。ここでは B11 を選択し、データ >> データの取得 >> テキスト/CSVから の順にクリックします。

- Attendance_Sheet という名前のテキストファイルが表示されたら、インポートをクリックします。

- 続いて、読み込み >> 読み込み先 の順に選択します。

- データのインポートダイアログが表示されるので、既存のワークシートを選択し、セル $B$11 を指定します。
- OK をクリックします。

- これで、テキストファイルが既存のワークシートにインポートされました。

ポイント: この方法では既存のシートにインポートしましたが、新しいワークシートを指定してインポートすることも可能です。
2. 「ファイル」タブからテキストファイルを開く
「ファイル」タブからもテキストファイルをインポートできます。エクスプローラーを開いて目的のファイルを選択するだけの、とてもシンプルな方法です。
📌 手順:
- 最初に「ファイル」タブをクリックします。

- 開く >> 参照 の順に選択します。

- エクスプローラーの「開く」ウィンドウが表示されます。まず「すべてのファイル」を選択し、次に Attendance_Sheet.txt を選択して、最後に「開く」をクリックします。

- すると、以下のようにテキストファイルと同じ名前のシートがExcel上に表示されます。

3. 「区切り位置」ウィザードを使って列に分割する
Excelには、「データ」タブ配下に「区切り位置」ウィザードという便利な機能があります。これはテキストを複数の列に分割するためのコマンドで、区切り文字を自由に指定できるのが特徴です。
📌 手順:
- まず、データ >> 区切り位置 の順にクリックします。

- 「テキスト ファイル ウィザード – ステップ 1/3」ダイアログが表示されたら、「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択し、次へをクリックします。

- ステップ 2/3 では、カンマとスペース以外のチェックをすべて外します。
- 次へをクリックします。

- ステップ 3/3 では、列のデータ形式を「標準」に設定して完了をクリックします。

- これで、インポートしたデータが列ごとに正しく分割されました。

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4. Excel VBAを使ってテキストファイルをインポートする
VBAコードを使えば、テキストファイルをExcelに自動で取り込むこともできます。VBAなら、ファイルの読み込みだけでなく、データを任意の範囲に分割して配置することまで一括で処理できます。
📌 手順:
- まず、開発 >> Visual Basic の順に選択します。

- VBE画面が開いたら、挿入 >> 標準モジュール >> Module1 を選択します。

- 以下のVBAコードを入力します。
Sub ImportTextFileToExcel()
Dim textFileNum, rowNum, colNum As Integer
Dim textFileLocation, textDelimiter, textData As String
Dim tArray() As String
Dim sArray() As String
textFileLocation = "G:\Exceldemy\Attendance_Sheet1.txt"
textDelimiter = ","
textFileNum = FreeFile
Open textFileLocation For Input As textFileNum
textData = Input(LOF(textFileNum), textFileNum)
Close textFileNum
tArray() = Split(textData, vbLf)
For rowNum = LBound(tArray) To UBound(tArray) - 1
If Len(Trim(tArray(rowNum))) <> 0 Then
sArray = Split(tArray(rowNum), textDelimiter)
For colNum = LBound(sArray) To UBound(sArray)
ActiveSheet.Cells(rowNum + 4, colNum + 2) = sArray(colNum)
Next colNum
End If
Next rowNum
MsgBox "Data Imported Successfully", vbInformation
End Sub

- マクロを実行すると、出力結果は以下の画像のようになります。

この方法では、特定のファイルパスからテキストファイルを読み込む処理を紹介しました。さらに、ファイル選択ダイアログを使って柔軟にファイルを指定したり、複数の区切り文字に対応させたりすることも、VBAを活用すれば可能です。
テキストファイルをExcelテーブルとして取り込む
テキストファイルをExcelテーブルとして取り込むこともできます。しかもこの方法なら、PC上の元のテキストファイル名がそのままシート名として自動設定されるのが便利なポイントです。
📌 手順:
- まず、リボンの「データ」タブから「テキスト/CSVから」コマンドを選択します。

- 次に、Attendance_Sheet という名前のファイルを選択し、インポートをクリックします。

- プレビュー画面が表示されたら、データの変換を選択します。

- Power Queryエディターでデータテーブルを確認したら、閉じて読み込むコマンドを実行します。

- すると、既存のExcelファイル内に新しいワークシートが作成され、テキストファイルの内容が読み込まれます。下の画像のように、シート名がテキストファイル名と同じ Attendance_Sheet になっていることがわかります。

練習セクション
各シートの右側には練習用のセクションを用意しています。ぜひご自身で操作を試してみてください。

まとめ
今回は、テキストファイルをExcelに取り込むための4つの簡単な方法をご紹介しました。
- 「テキスト/CSVから」機能:列を指定して既存シートに取り込みたい場合に最適
- 「ファイル」タブ:最も手軽にファイルを開ける方法
- 「区切り位置」ウィザード:カンマやスペースなどで区切られたデータを列に分割したい場合に便利
- VBAコード:定型作業を自動化したい場合に強力
ご質問やご提案があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。理解を深めるために、練習用シートのダウンロードもおすすめします。さまざまなExcelのテクニックについては、ワンストップ型のExcelソリューションサイト ExcelDemy もぜひご覧ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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