ExcelファイルをZIP圧縮する3つの簡単な方法
Excelファイルは、データ量が増えるとファイルサイズが非常に大きくなることがあります。そうなると、保存や共有が難しくなり、Excelユーザーにとって大きな悩みの種となります。しかし、ファイルをZIP形式に圧縮すれば、素早く簡単に共有できるようになります。この記事では、ExcelファイルをZIP圧縮する方法を3つ、わかりやすく解説します。
ExcelファイルをZIP圧縮する3つの方法
ここでは、Excelファイルを圧縮する3つの便利な方法を紹介します。まずWindowsの「送る」コマンドを使う方法、次に拡張子を「.zip」に変更する方法、そして最後にVBAコードを使う方法の順に説明していきます。
1. Windowsの「送る」コマンドでExcelファイルを圧縮する
この方法では、Windowsに標準搭載されている「送る」コマンドを使用して、ExcelファイルをZIP圧縮します。特別なソフトウェアは不要で、最も手軽な方法です。以下の手順に従ってください。
手順1:
- まず、Excelファイルをパソコン内の任意の場所に保存します。

手順2:
- 次に、Excelファイルを選択して右クリックします。
- 表示されたメニューから「送る」を選択します。
- 展開されたサブメニューから「圧縮(zip形式)フォルダー」をクリックします。

手順3:
- これで、元のExcelファイルと同じ場所に、拡張子が「.zip」の圧縮ファイルが作成されます。

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2. 拡張子を変更してExcelファイルを圧縮する
この方法では、Excelファイルの拡張子を「.xlsx」から「.zip」に書き換えるだけで圧縮できます。なお、あらかじめエクスプローラーの設定で「ファイル名拡張子の表示」を有効にしておく必要があります。以下の手順に従ってください。
手順1:
- まず、Excelファイルを選択します。
- エクスプローラーのリボンにある「ホーム」タブを開きます。
- そこから「名前の変更」をクリックします。

手順2:
- 次に、拡張子の部分を「.zip」に書き換えます。
- Enterキーを押すと、確認メッセージが表示されます。

手順3:
- メッセージボックスで「はい」を選択します。

手順4:
- これで、ExcelファイルがZIP形式に圧縮されます。

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3. VBAコードを使ってExcelファイルを圧縮する
ここでは、シンプルなVBAコードを使ってファイルを自動的に圧縮します。複数のファイルを定期的に圧縮したい場合などに便利な方法です。なお、「開発」タブが表示されていない場合は、Excelのオプション設定でリボンに追加しておいてください。以下の手順に従ってください。
手順1:
- まず、リボンの「開発」タブを開きます。
- 次に、「Visual Basic」をクリックします。

手順2:
- Visual Basicエディターで「挿入」をクリックします。
- メニューから「標準モジュール」を選択します。
- すると、コードを入力するためのモジュール画面が表示されます。

手順3:
- モジュールに以下のコードを入力し、保存します。
Sub exceltoZipFile(ZipFolder As Variant, FileName As Variant)
'declaring an object
Dim shell_app As Object
'creating an empty zip file
Open FileName For Output As #1
Print #1, Chr$(80) & Chr$(75) & Chr$(5) & Chr$(6) & String(18, 0)
Close #1
'copying the excel file to the zip file
Set shell_app = CreateObject("Shell.Application")
shell_app.Namespace(FileName).CopyHere shell_app.Namespace(ZipFolder).items
End Sub
Sub zipped()
Call exceltoZipFile("D:\The Office\zip an excel file\", "D:\The Office\zippedfile.zip")
End Sub

VBAコードの解説
- Sub exceltoZipFile(ZipFolder As Variant, FileName As Variant): ここでは、関数名を「exceltoZipFile」と定義しています。引数は圧縮元フォルダーのパスを指定する「ZipFolder」と、作成するZIPファイルのパスを指定する「FileName」の2つで、いずれもVariant型です。
- Dim shell_app As Object: Object型の変数「shell_app」を宣言しています。
- Open FileName For Output As #1 ~ Close #1: ここでは空のZIPファイルを作成しています。中間の行にある文字列(PKヘッダー)は、Windowsに対して「空のZIPファイルを作成せよ」と指示するための合図です。
- Set shell_app = CreateObject("Shell.Application")~: ここでは、先ほど作成した空のZIPファイルに対象フォルダー内のファイルをコピーしています。
- Call exceltoZipFile(...): 最後に「exceltoZipFile」関数を呼び出して実行しています。実際の環境に合わせて、フォルダーパスとファイルパスを書き換えてください。
手順4:
- 最後に、「実行」タブをクリックします。
- ドロップダウンメニューから「Sub/ユーザーフォームの実行」を選択して、コードを実行します。

手順5:
- これで、指定した場所にExcelファイルがZIP圧縮されて保存されます。

あわせて読みたい:大きなExcelファイルのサイズを40〜60%削減する方法(実証済み12の方法)
まとめ
大きなExcelファイルはストレージ容量を多く消費するうえ、メールでの共有なども非常に困難です。ファイルをZIP圧縮することで、こうした問題を手軽に解決できます。この記事では、Windowsの「送る」コマンド、拡張子の変更、VBAコードという3つの方法を紹介しました。それぞれの特徴を理解すれば、状況に応じて大きなExcelファイルを効率的に扱えるようになるでしょう。記事の内容についてご質問や改善のご提案があれば、ぜひコメントをお寄せください。Excelに関するさらに詳しい情報は、当サイトExcelDemyをご覧ください。それでは、快適なExcelライフを!
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