Excelシートをページ全体に拡大印刷する5つの簡単な方法
データを紙に印刷したい場面は少なくありません。その際、Excelのスプレッドシートをページ全体に拡大して印刷したいというニーズが生じることがあります。この記事では、Excelシートをページ全体に拡大印刷する方法を詳しく解説します。
Excelシートをページ全体に拡大印刷する5つの方法
ここでは、Excelシートをページ全体に拡大印刷するための5つの方法をご紹介します。説明がわかりやすいよう、6列(学生ID、科目、記述式(60点)、選択式(40点)、合計点、評価)からなるサンプルデータを使用します。

方法1:「拡大縮小印刷」グループを使ってページ全体に印刷する
リボンの「拡大縮小印刷」グループを使えば、シートをページ全体に収めて印刷できます。手順は以下の通りです。
手順:
- まず、ワークシートを開きます。
- 次に、「ページレイアウト」タブの「拡大縮小印刷」グループにある「横」「縦」を「1ページ」に変更します。キーボードショートカットのAlt + Pを使うと、素早くページレイアウトタブへ移動できます。
- このとき、シートのデータ量に応じて「倍率」の値が自動的に更新されます。
- 続いて、ダイアログボックス起動ツール(右下の矢印アイコン)をクリックします。

すると、「ページ設定」というダイアログボックスが表示されます。
- このダイアログボックス内で「印刷プレビュー」を選択します。

すると、データが配置されたページレイアウトが表示されます。ただし、この段階ではプレビューに余白(空白部分)が残っている場合があります。下の画像のように、ページ下部に空白ができています。これを埋めるには、行の高さや列の幅を調整して、データをページ全体に広げる必要があります。

- まず、戻る矢印をクリックしてワークシートに戻ります。

ここでは、行の高さを変更します。
- まず、データ範囲を選択します。
- 次に、「ホーム」タブに移動します。
- 続いて、「セル」グループの「書式」コマンドを選択します。
- 最後に、「行の高さ」オプションを選びます。

すると、「行の高さ」というダイアログボックスが表示されます。
- 任意の行の高さの数値を入力します。ここでは40と入力しました。
- その後、「OK」を押して変更を確定します。

以下のように行の高さが変更されました。ここでは、列の幅も併せて調整しています。

- 次に、「ページレイアウト」タブからダイアログボックス起動ツールをクリックし、印刷プレビューを確認します。

再び「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
- そこで「印刷プレビュー」を選択します。

これで、ページ全体に拡大されたExcelシートの印刷イメージを確認できます。

上の画像では一部のデータが切れているように見えるかもしれませんが、実際に印刷してみると、設定どおりすべてのデータが鮮明に印刷されます。参考までに、印刷結果を拡大した画像も掲載しておきます。

方法2:「余白」機能を使ってページ全体に印刷する
「余白」機能を活用しても、シートをページ全体に拡大印刷できます。手順は以下の通りです。
手順:
- まず、ワークシートを開きます。
- 次に、「ページレイアウト」タブからダイアログボックス起動ツールをクリックします。

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックス内で「余白」タブを選択します。
- そして、「中央揃え」の「水平位置」と「垂直位置」にチェックを入れます。

- 次に、「ページ設定」ダイアログボックスの「ページ」タブに移動します。
- そこで「次のページ数に合わせて印刷」オプションを選択します。
- 最後に、「印刷プレビュー」を開いて印刷イメージを確認します。

すると、印刷プレビューが表示されます。

- さらに、「余白」を「普通」から「狭い」に変更すると、データをよりページいっぱいに収めることができます。

これで、ページ全体に拡大されたExcelシートの印刷が完成します。

方法3:「印刷の向き」コマンドを活用する
「印刷の向き」コマンドを使っても、シートをページ全体に拡大印刷できます。手順は以下の通りです。
手順:
- まず、ワークシートを開きます。
- 次に、「ページレイアウト」タブの「印刷の向き」コマンドから「横向き」を選択します。
- 続いて、ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの「ページ」タブに移動します。
- そこで「次のページ数に合わせて印刷」オプションを選択します。

- さらに、「ページ設定」ダイアログボックスの「シート」タブで、「印刷範囲」の横にある範囲指定ボタン(矢印アイコン)をクリックします。

- この状態で、印刷したいデータ範囲を選択します。ここではB2:G25を選択しました。
- その後、範囲指定ボタンを再度クリックして、「ページ設定」ダイアログボックス全体に戻ります。

- 最後に、「印刷プレビュー」を選択して印刷イメージを確認します。

これで印刷プレビューが表示されます。

- 再びワークシートに戻り、印刷結果の空白部分を埋めるために、一部の列の幅や行の高さを広げます。

- 次に、「ページレイアウト」タブからダイアログボックス起動ツールをクリックし、「ページ設定」ダイアログボックスを開きます。
- そのダイアログボックスから「印刷プレビュー」を選択して、変更内容を確認します。
これで、ページ全体に拡大されたExcelシートの印刷が確認できます。

方法4:「サイズ」機能を使ってページ全体に印刷する
用紙サイズを変更することでも、シートをページ全体に拡大印刷できます。基本的には「サイズ」機能を使って用紙サイズを変更します。手順は以下の通りです。
手順:
- まず、ワークシートを開きます。
- 次に、「ページレイアウト」タブの「サイズ」コマンドから、好みの用紙サイズを選択します。ここではA4を選択しました。
- 続いて、ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの「ページ」タブに移動します。
- そこで「次のページ数に合わせて印刷」オプションを選択します。
- その後、「印刷プレビュー」を押して印刷イメージを確認します。

ここで印刷コピーを確認すると、まだ下部に余白が残っています。

ここでは、行の高さを変更します。
- まず、データ範囲を選択します。
- 次に、「ホーム」タブに移動します。
- 続いて、「セル」グループの「書式」コマンドを選択します。
- 最後に、「行の高さ」オプションを選びます。

「行の高さ」ダイアログボックスが表示されます。
- 任意の行の高さの数値を入力します。ここでは35と入力しました。
- その後、「OK」を押して変更を確定します。

すると、以下のように変更が反映されます。

- 次に、「ページレイアウト」タブからダイアログボックス起動ツールをクリックし、「ページ設定」ダイアログボックスを開きます。

- そのダイアログボックスから「印刷プレビュー」を選択して、変更内容を確認します。

これで、ページ全体に拡大されたExcelシートの印刷が完成します。

方法5:「印刷範囲」コマンドを使ってページ全体に印刷する
「印刷範囲」コマンドを使っても、シートをページ全体に拡大印刷できます。手順は以下の通りです。
手順:
- まず、ワークシートを開きます。
- 次に、データ範囲を選択します。ここではB2:G25を選択しました。
- 続いて、「ページレイアウト」タブの「印刷範囲」コマンドから「印刷範囲の設定」を選択します。
- 最後に、ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの「ページ」タブに移動します。
- そこで「次のページ数に合わせて印刷」オプションを選択します。
- 最後に、「印刷プレビュー」を押します。

すると、データが配置されたページレイアウトが表示されます。ただし、この段階ではプレビューに余白が残っている場合があります。下の画像のように、ページ下部に空白ができています。これを埋めるには、行の高さや列の幅を調整して、データをページ全体に広げます。

行の高さの変更方法については、方法1の手順を参考にしてください。その後、最終的にページ全体に拡大されたExcelシートの印刷が得られます。

💡 覚えておきたいポイント
- 何度もワークシートに戻る必要はありません。また、「印刷」機能の中にも同様のオプションがいくつか用意されているので、そちらを活用することもできます。

- さらに、必ず「印刷範囲」を設定しておきましょう。この操作により、余計な空白が自動的に取り除かれます。
まとめ
この記事がお役に立てば幸いです。ここでは、Excelシートをページ全体に拡大印刷する5つの方法を解説しました。Excelに関するその他のコンテンツも、ぜひ当サイトExceldemyでご覧ください。ご質問やご提案がありましたら、下のコメント欄からお気軽にお寄せください。
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