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Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

Excelでデータの取得と変換(Get & Transform)を行う方法をお探しの方は、この記事が参考になります。Excelブック、テキスト/CSVファイル、Webなど外部ソースからデータセットを取り込みたい場面は多々あります。実は、いくつかの簡単な手順に従うだけで、外部データを取得してExcelワークシートに変換・取り込むことができます。本記事では、Excelでデータを取得・変換する4つの方法をわかりやすく紹介します。

「データの取得と変換」とは?

Excelのデータの取得と変換機能を使うと、外部データをインポートまたは接続したうえで、列の削除、データ型の変更、テーブルの結合など、目的に合わせて加工できます。その後、クエリの結果をもとにグラフやレポートを作成することも可能です。さらに、定期的に更新(リフレッシュ)すれば、常に最新のデータを反映させられます。

Excelでデータを取得・変換する4つの実例

データの取得と変換グループを使えば、さまざまな種類の外部データセットをインポートして編集できます。ここでは、Excelブックテキスト/CSVファイルWebテーブル/範囲から外部データを取得し、新しいデータセットへと変換する方法を順番に見ていきましょう。

1. Excelブックからデータを取得して変換する

Excelブックからデータを取得・変換するには、以下の手順に従ってください。

手順:

  • まず、データタブ → データの取得ファイルからExcel ブックからを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • すると、データのインポートダイアログボックスが開きます。
  • 目的のファイルを選択します。ここでは「19 jun 2022」という名前のExcelファイルを選びました。
  • 最後にインポートをクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 次に、ナビゲーターウィンドウが表示されます。
  • 「19 jun 2022」ファイルからSheet1を選択します。
  • その後、データの変換をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • Power Query エディターの画面が開きます。
  • ここでは、先頭行を削除します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 行の削減行の削除上位の行の削除をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 上位の行の削除ダイアログボックスが開きます。
  • 行数ボックスに「1」と入力します。
  • 最後にOKを押します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • これが上位行を削除した後のデータセットです。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 次に、1 行目を見出しとして使用をクリックして、先頭行を見出しに設定します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • これが変換後のデータセットです。適用したステップボックスで処理内容を確認できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データセットをExcelに保存するには、閉じて読み込むをクリックします。
  • 再度閉じて読み込むを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

以上で、Excelブックから変換されたデータセットが新しいシートに読み込まれます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

2. テキスト/CSVファイルからデータを取得して変換する

2つ目の方法では、テキスト/CSVファイルからデータを取得・変換します。以下の手順に従えば、ご自身でも簡単に行えます。

手順:

  • まず、データタブ → データの取得ファイルからテキスト/CSV からを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データのインポートダイアログボックスが表示されます。
  • 目的のファイルを選択します。ここでは「19 jun 2022」という名前のテキストファイルを選びました。
  • 最後にインポートをクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ダイアログボックスが表示されるので、データの変換をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ここでは、「andrew」「emma」という名前を編集し、頭文字を大文字に変換します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • まず、変換タブ → テキスト列形式各単語の頭文字を大文字にするを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データが「Andrew」「Emma」に変換され、適用したステップで処理内容を確認できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 続いて、データを「Teni」から別の値に変換します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ホームタブ → 値の置換をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 値の置換ダイアログが開きます。
  • 検索する値ボックスに「Teni」、置換後の値ボックスに「Tenis」と入力します。
  • 最後にOKをクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データが「Tenis」に変換されました。次に、誤った「Teniss」を修正します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 再びホームタブ → 値の置換をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 値の置換ダイアログが開きます。
  • 検索する値ボックスに「Teniss」、置換後の値ボックスに「Tenis」と入力します。
  • 最後にOKをクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 変換後のデータセットと、適用したステップボックス内の処理履歴を確認できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データセットをExcelに保存するには、閉じて読み込むをクリックします。
  • 再度閉じて読み込むを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

以上で、テキストファイルから変換されたデータセットが取得できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

3. テーブル/範囲機能を使ってデータを変換する

テーブル/範囲からデータを取得し、Excel上で変換することもできます。ここでは、生徒の名前年齢グループスポーツを含むデータ範囲を用意しました。このデータをインポートして変換してみましょう。以下の手順に従ってください。

手順:

  • まず、テーブル内の任意のセルをクリックします。ここではセルC6をクリックしました。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 次に、データタブ → データの取得その他のデータ ソースからテーブル/範囲からを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ここから、データセット内の重複削除します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ホームタブ → 行の削減行の削除重複の削除を選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 重複行が削除されたことが確認できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データセットをExcelに保存するには、閉じて読み込むをクリックします。
  • 再度閉じて読み込むを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

以上で、テーブル/範囲機能を使って変換されたデータセットが取得できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

4. Power QueryでWebからデータを取得して変換する

最後の方法では、Webからデータを取得し、Power Queryを使ってExcel上で変換します。以下の手順に従ってください。

手順:

  • まず、データタブ → データの取得その他のデータ ソースからWeb からを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • Web からダイアログボックスが開きます。
  • URLボックスに、利用したいウェブサイトのURLを入力します。
  • その後、OKを押します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ナビゲーターダイアログボックスが開きます。
  • ここでは、対象サイトからTable 0を選択しました。お好みに応じて任意のテーブルを選べます。
  • その後、データの変換をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 次に、Column1削除します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • ホームタブ → 列の管理列の削除列の削除を選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • Column1が削除されたことが確認できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 同じ手順でColumn2も削除します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 続いて、先頭行を見出しとして設定します。
  • ホームタブ → 1 行目を見出しとして使用をクリックします。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • 変換後のデータセットと、適用したステップボックス内の処理履歴を確認できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

  • データセットをExcelに保存するには、閉じて読み込むをクリックします。
  • 再度閉じて読み込むを選択します。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

以上で、Webから変換されたデータセットが取得できます。

Excelの「データの取得と変換」機能の使い方を4つの実例で解説

「データの取得と変換」を使うべき理由

Excelのデータの取得と変換機能を使うべき理由はたくさんあります。たとえば、以下のような作業を効率化できます。

  • データの取得と変換を使えば、フォルダ内の複数のテキストファイル1つのデータテーブルにまとめてインポートできます。
  • エクスポートされたファイルを読みやすいレイアウトに変換できます。
  • 数百万行規模のデータも、Power Pivotへ簡単に読み込めます。

「データの取得と変換」の限界

100万行を超えるデータをExcelからエクスポートしようとすると、限界に達することがあります。

  • データの取得と変換で数百万行を処理した場合、グループ化されていない行を出力するには、時間のかかる回避策やワークアラウンドを使うしかありません。
  • また、複数のデータソースや結合を使用している場合、データの取得と変換のクエリを多数のユーザーに展開するのは不安定になりがちです。

さらに言えば、Excelは複雑なデータモデリング向けには設計されていません。線形回帰などを素早く実行できますが、より高度な分析には専用プラットフォームが必要になります。

まとめ

本記事では、Excelでデータを取得・変換する4つの方法を紹介しました。目的に合わせていずれかの方法を活用してください。この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。わかりにくい点があれば、お気軽にコメントでお知らせください。また、ここで紹介しきれていない他の方法があれば、ぜひ教えてください。同様の記事をもっと読みたい方は、ExcelDemyをご覧ください。ご覧いただきありがとうございました!

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