Wordが読み取り専用モードで開くときの対処法|編集できない問題を解決する6つの方法
Wordでドキュメントを開いたのに編集できない——そんな経験はありませんか?これは、ドキュメントが誰かによってロックされているか、Wordの機能によって読み取り専用に設定されている可能性があります。この記事では、読み取り専用としてマークされたWord文書を編集可能な状態に戻すための具体的な解決策を、手順を追って詳しく解説します。
ドキュメントが編集不可になっている理由はさまざまです。自分で以前に読み取り専用に設定したことを忘れているケースもあれば、不正なユーザーによる改ざんを防ぐために他の人がロックしているケースもあります。また、メール添付ファイルや保護ビューなど、Wordのセキュリティ機能が意図せず働いている場合も少なくありません。
いずれの場合でも、以下に紹介する方法を試せば、読み取り専用モードを解除してドキュメントを自由に編集できるようになります。状況に応じて順番に試してみてください。
方法1:編集制限を解除して読み取り専用をオフにする
まず最初に試したいのが、Wordに標準搭載されている「編集制限」機能の解除です。このオプションが有効になっていると、ドキュメントは編集できなくなります。設定を無効化すれば問題が解決するはずです。
- 読み取り専用のドキュメントをMS Wordで開きます。
- 画面上部のリボンにある「開発」タブをクリックします。開発タブが表示されていない場合は、「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」から開発タブを表示させておきましょう。
- リボン内の「保護」グループにある「編集制限」をクリックします。

- 画面右側に新しいウィンドウ(作業ウィンドウ)が表示されます。その下部にある「保護を停止」ボタンをクリックしてください。

- 編集制限にパスワードが設定されていた場合は、パスワード入力ボックスが表示されるので、パスワードを入力して「OK」をクリックします。

これでドキュメントの読み取り専用モードが解除され、内容を自由に編集できるようになります。
方法2:トラストセンターの設定を変更する
Wordには「トラストセンター」というセキュリティ機能があり、安全性が確認できないドキュメントに対して編集機能を制限することがあります。これが原因で読み取り専用になっている場合は、設定を変更することで解決できます。
- パソコンでMS Wordを起動します。
- 画面左下の「オプション」をクリックして、Wordの設定メニューを開きます。
- 左側のサイドバーから「トラストセンター」を選択します。
- 右側のペインに表示される「トラストセンターの設定」ボタンをクリックします。
- 左側のメニューから「保護ビュー」を選択します。
- 右側に表示される3つのチェックボックス(「インターネットからのファイルに対して保護ビューを有効にする」「安全でない場所にあるファイルに対して保護ビューを有効にする」「Outlookの添付ファイルに対して保護ビューを有効にする」)のチェックをすべて外します。
- 下部の「OK」をクリックして変更を保存します。
設定後、ドキュメントを再度開けば編集できるようになっているはずです。ただし、保護ビューを無効にするとセキュリティレベルが下がる点には注意しましょう。信頼できるファイルのみを扱うようにしてください。
方法3:メール添付ファイルが読み取り専用になる問題を修正する
Wordには、メール経由で拡散する脅威からPCを守るためのセキュリティ機能が複数用意されています。そのひとつが、メール添付ファイルを読み取り専用モード(閲覧表示)で開く機能です。添付ファイルが常に読み取り専用で開く場合は、この設定が原因かもしれません。
- パソコンでMS Wordを開きます。
- 左下の「オプション」をクリックして設定メニューを開きます。
- 左側のサイドバーで「基本設定(全般)」タブを選択します。
- 右側のメニューを下にスクロールし、「電子メールの添付ファイルおよび編集不可能なファイルを閲覧表示で開く」という項目を探します。
- このチェックボックスのチェックを外し、「OK」をクリックして変更を保存します。
これで、メールで受け取ったWordファイルが通常モードで開くようになり、自由に編集できるようになります。
方法4:エクスプローラーのプレビューウィンドウを無効にする
Windowsのエクスプローラーにあるプレビューウィンドウは、ファイルの中身を素早く確認できる便利な機能ですが、ファイルを一時的にロックしてしまうことがあり、その結果Wordで編集できなくなるケースがあります。
解決策はシンプルで、プレビューウィンドウをオフにするだけです。
- デスクトップから「PC」(エクスプローラー)を開きます。
- 画面上部の「表示」タブをクリックします。
- 「ウィンドウ」グループ内の「プレビュー ウィンドウ」を選択して、有効になっている場合はオフに切り替えます。
設定を変更したら、Wordでファイルを開いて編集できるか確認してみてください。
方法5:ファイルのプロパティで読み取り専用属性を解除する
ファイル自体に「読み取り専用」属性が付いている場合も、Wordで編集できません。属性を変更することで解決できます。
- Wordドキュメントを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 一度「読み取り専用」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
- もう一度「プロパティ」を開き、今度は「読み取り専用」のチェックを外して「OK」をクリックします。この一度チェックを入れてから外す操作により、属性が正しくリセットされます。
その後、ファイルをWordで開けば編集できるようになっているはずです。
方法6:圧縮ファイルから取り出してから開く
RARやZIPなどの圧縮ファイルに格納されたWordファイルを直接開こうとすると、編集が制限されることがあります。圧縮ファイル内から直接開くのではなく、必ず先にファイルを取り出してから編集しましょう。
- 圧縮ファイルを右クリックし、「ここに展開」を選択します。
- 展開されたファイルをWordで開けば、通常どおり編集できるようになります。
まとめ
Wordが読み取り専用モードで開く原因は、編集制限機能、トラストセンターの保護ビュー、メール添付ファイルの閲覧表示設定、エクスプローラーのプレビューウィンドウ、ファイル属性、圧縮ファイルからの直接起動など、実にさまざまです。本記事で紹介した6つの方法を順番に試すことで、ほとんどのケースは解決できます。特に頻繁に発生する場合は、トラストセンターの設定とファイル属性を見直すことをおすすめします。
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1983年に初めて登場して以来、Microsoft Wordは何十年にもわたって私たちのドキュメント作成・編集を支えてきました。今なお世界中のユーザーにとって文書作成の定番ツールであり続けているのには、それなりの理由があります。マイクロソフトはこの重要なソフトウェアの改善と効率化を粘り強く続けており、ドキュメント編集やプロジェクトでの共同作業を支援しながら、革新的な新しい働き方も生み出してきました。強力なライバルであるGoogle Docsが存在するにもかかわらず、Wordは特にビジネスシーンにおいてワープロソフトの主導的地位を維持しています。MS WordはOffice 365スイートの中核