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WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順

Windows上のファイルが破損していたり損傷していたりすると、Microsoft WordやExcelで開くのが難しくなることがあります。

しかし、問題の原因を特定するのは決して簡単ではありません。たとえばWordは、起動時にNormal.dotテンプレート、レジストリのデータキー、Officeスタートアップフォルダ内のテンプレートやアドインといった要素を読み込みます。

こうした要素を読み込まずにWordやExcelをセーフモードで起動できれば、トラブルの原因を絞り込むことができます。アプリが頻繁にクラッシュする場合や、ファイルが破損して通常モードでは開けない場合に、セーフモードは非常に役立ちます。

WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順

この記事では、WordとExcelをセーフモードで起動する方法を詳しく解説します。ファイルを復旧させ、作業をスムーズに続けるための参考にしてください。

WordやExcelをセーフモードで起動するとどうなる?

Officeアプリのセーフモードは、Windowsのセーフモードとは異なります。Windowsのセーフモードでは、OS全体を問題を起こしうるスタートアップソフトやサードパーティ製ドライバーなしで再起動します(Windows各バージョンでのセーフモード起動方法や、Macをセーフモードで起動する方法については、別途ガイド記事をご参照ください)。

一方、WordやExcelをセーフモードで開くと、以下のような制限が適用されます(すべてのOfficeアプリに共通するわけではありません)。

WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  • テンプレートを保存できない
  • 復元されたドキュメントが自動的に開かない
  • /aおよび/n以外のコマンドラインオプションがすべて無視される
  • ユーザー設定(環境設定)を保存できない
  • 追加のプログラムや機能が自動的に読み込まれない
  • アクセス許可が制限されたドキュメントを作成・開くことができない
  • 代替スタートアップディレクトリにファイルを保存できない
  • Microsoft SharePoint Workspaceでは、タスクスケジューラ、メッセージング、通知、プレゼンス情報、同期などの機能が無効になる
  • オートコレクトのリストが読み込まれず、変更も保存されない
  • コマンドバーやツールバーのカスタマイズが読み込まれず、保存もできない
  • Microsoft Office SharePoint Designerで最後に使用したWebサイトが開かない

Word・Excelをセーフモードで起動する4つの方法

WordやExcelをセーフモードで起動するには、以下の4つの方法があります。

  • キーボードショートカット
  • コマンド引数(/safe)
  • CortanaまたはWindows検索ボックス
  • デスクトップショートカット

方法1:キーボードショートカットを使う

最も手軽なのが、Ctrlキーを使った方法です。

  1. WordまたはExcelが起動中の場合は、まず終了します。そのうえで、Ctrlキーを押し続けながら、Wordアプリのショートカットをクリックして起動します。ショートカットはスタートメニュー、タスクバー、デスクトップのいずれでも構いません。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 次のような確認メッセージが表示されます。「Ctrlキーが押されています。セーフモードでWordを起動しますか?」 Excelの場合も同様のメッセージが表示されます。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. Ctrlキーを離し、「はい」を選択すると、Wordがセーフモードで起動します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順

方法2:コマンド引数(/safe)を使う

「ファイル名を指定して実行」ダイアログからコマンドを実行する方法もあります。

  1. スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択するか、Windowsキー+Rキーを押して実行ダイアログを開きます。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 実行ダイアログにwinword.exe /safe(Wordの場合)またはexcel.exe /safe(Excelの場合)と入力し、Enterキーを押してコマンドを実行します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順

方法3:CortanaまたはWindows検索ボックスを使う

実行ダイアログを使わずに、検索機能からセーフモードで起動することもできます。

  1. Windowsの検索ボックスまたはCortanaに、winword.exe /safeまたはexcel.exe /safeと入力します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 実行ダイアログと同じコマンド引数が適用され、アプリがセーフモードで起動します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順

方法4:デスクトップショートカットを作成する

コマンド入力やキーボード操作なしで、いつでもワンクリックでセーフモードを起動したい場合は、専用のデスクトップショートカットを作成しておくと便利です。

  1. スタートメニューまたはタスクバーのアプリを右クリックし、「ファイルの場所を開く」→「送る」→「デスクトップ(ショートカットを作成)」を選択します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. デスクトップに作成したショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択します。アイコンを選択した状態でAltEnterキーを押しても、プロパティウィンドウを開けます。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. ショートカット」タブを開き、「リンク先」の入力ボックスを選択します。
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  1. 「リンク先」のファイルパスの末尾に /safeを追記します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 適用」→「OK」をクリックして変更を保存します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 以降は、このWordまたはExcelのデスクトップショートカットをダブルクリックするだけで、アプリがセーフモードで起動します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順

ポイント:セーフモードでWordやExcelが正常に起動できる場合、問題の原因はOfficeスタートアップフォルダかレジストリのデータキーにある可能性が高いです。これらの問題は、レジストリの編集、WordやExcelの再インストール、Office修復ユーティリティの使用などで解決できます。

逆に、セーフモードでも問題が解消されない場合は、Windows自体の不具合、ハードウェアの故障、マルウェア感染など、別の要因が考えられます。

セーフモードを終了するには、WordやExcelを閉じて、通常どおりにアプリを起動し直すだけです。

自動セーフモードとは?

拡張機能やアドインの不具合、テンプレート・ファイル・レジストリ・リソースの破損など、特定の問題によってOfficeアプリが起動しなかった場合、アプリは自動的にセーフモードで起動することがあります。

この際、問題箇所を特定するメッセージが表示され、アプリの問題のある部分を無効にするかどうかを尋ねられます。

それでもアプリに問題が残る場合は、自動セーフモードによってより多くの機能が無効化され、アプリが正常に開けなくなることもあります。

無効化された項目の一覧を確認するには、以下の手順を実行します。

  1. WordまたはExcelを開き、「ファイル」→「オプション」を選択します。
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  1. 続いて「アドイン」を選択します。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 画面下部の「管理」メニューで「使用できないアイテム」を選択し、「移動」をクリックします。
WordとExcelをセーフモードで起動する方法|ショートカット・コマンド・ショートカットアイコンの4つの手順
  1. 一覧から項目を選択して「有効にする」をクリックすると、再度その機能を使用できるようになります。場合によっては、ファイルを開き直すか、アドインプログラムを再読み込み・再インストールする必要があります。

セーフモードを解除するには、WordやExcelを終了して、通常どおりに再起動してください。

問題の原因を突き止めよう

セーフモードでもWordやExcelが開けない場合、または通常モードでの起動時に繰り返し問題が発生する場合は、Officeの「修復」機能を使ってトラブルシューティングを行いましょう。

また、Officeの代替となるおすすめソフトウェアを紹介したガイド記事も参考になります。この記事がお役に立てたら、ぜひコメントでお知らせください。

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