【Microsoft Access】クエリで計算フィールドを作成する方法を徹底解説
Microsoft Accessでは、クエリの中でフィールド同士を計算できることをご存知でしょうか?クエリに計算フィールドを作成したい場合は、クエリのデザイングリッドの「フィールド」行にある任意の列へ、「計算フィールド名:計算式」という形式で入力するだけでOKです。
なお、計算フィールドはレコード単位の個別計算になります。これは、それぞれの計算が特定のレコード内のフィールドのみを対象として行われるためです。
Accessで計算フィールドを作成する手順
それでは、実際の手順を見ていきましょう。
1. テーブルを準備する
まずMicrosoft Accessを起動し、新しいテーブルを作成するか、すでに作成済みのテーブルを使用します。

2. クエリを作成する
次にクエリを作成します。「作成」タブを開き、「クエリ」グループにある「クエリデザイン」をクリックしてください。

3. テーブルを追加する
画面右側に「テーブルの表示」ウィンドウが現れるので、計算に使用したいテーブルを選択します。
続いて、ウィンドウ下部の「追加」ボタンをクリックすると、選択したテーブルがウィンドウの上半分に表示されます。
4. デザイングリッドにフィールドを配置する
ウィンドウの下半分には「デザイングリッド」が表示されます。
デザイングリッドとは、ウィンドウ上部に表示されたテーブルから必要なフィールドを下部へ配置することで、クエリを作成するための便利なツールです。
「フィールド」行のドロップダウン矢印をクリックし、クエリに含めたいフィールドを各列ごとに選択していきましょう。
5. 計算フィールド用の列を追加する
今回は、2018年・2019年・2020年の3年間の出産数の合計を計算する例で説明します。
最後の列に「3年間の出産数合計」という新しいフィールドを追加します。

6. ズーム機能で数式を入力する
追加した「3年間の出産数合計」フィールドを右クリックし、ショートカットメニューから「ズーム」をクリックします。

すると「ズーム」ダイアログボックスが開き、先ほど選択したフィールドのテキストが表示されているのが確認できます。
ここに、実行したい計算内容に合わせた数式を入力します。
入力形式の例:
3年間の出産数合計: [2018]+[2019]+[2020]
ポイントとして、計算に使うフィールド名は必ず角括弧[ ]で囲むようにしてください。これにより、Accessがフィールド名として正しく認識します。
数式を入力したら「OK」をクリックします。
7. クエリを実行する
最後に、リボン左側の「結果」グループにある「実行」をクリックしましょう。

これで、計算結果が一覧として表示されます。各レコードごとに3年分の出産数が合計されていることが確認できるはずです。
まとめ
Accessのクエリで計算フィールドを作成するには、以下の流れを覚えておくと便利です。
- デザイングリッドの空いている列に「フィールド名:計算式」を入力する
- フィールド名は角括弧[ ]で囲む
- 長い数式は「ズーム」ダイアログを使うと入力しやすい
- 「実行」をクリックして結果を確認する
この記事がお役に立てば幸いです。ご不明な点がある場合は、下のコメント欄からお気軽にお問い合わせください。
あわせて読みたい: PowerPointのスライドにコメントを追加する方法
-
【初心者向け】Microsoft Accessでテーブルのリレーションシップを作成・編集・削除する方法
Microsoft Accessにおけるリレーションシップ(関係)は、あるテーブルのデータを別のテーブルと結合したり連携したりするための重要な機能です。リレーションシップを設定することで、ユーザーはクエリ、フォーム、レポートを作成できるようになります。データベース内でトピックごとにテーブルを作成した場合は、共通のフィールドを関連するテーブルに配置し、テーブル同士をリレーションシップで結び付けることで、情報をふたたびひとつにまとめることができます。 Accessでテーブルリレーションシップを作成・編集・削除する リレーションシップには、以下の3種類があります。 1対1(One-to-One)
-
ピボットテーブルのデータモデルで計算フィールド(メジャー)を作成する方法
ピボットテーブルのデータモデルで計算フィールドを作成したいとお考えの方に向けて、この記事では具体的な手順を詳しく解説します。計算フィールドの基本概念から、実際の作成・削除・数式確認の方法まで、実例を交えてわかりやすくご紹介します。 計算フィールドとは? 計算フィールド(Calculated Field)は、ピボットテーブルやピボットグラフに組み込める重要な機能で、「メジャー(Measure)」とも呼ばれます。計算フィールドはDAX数式を使用して作成されるフィールドです。ピボットテーブルの作成後に、元のデータセットにはない追加の指標(例:ボーナス額や利益率など)を計算したい場合に、この計算フィ