Microsoft Excelでオートフィルを使う方法|連続データの自動入力をマスターしよう
ワークシートに日付や数値、曜日などを入力する際、すべて手作業で入力していては時間がかかり、面倒に感じることがあります。Microsoft Excelには、こうした作業を効率化できるオートフィル(AutoFill)という便利な機能が搭載されています。オートフィルを使えば、数値や日付、曜日の連続データ(データ系列)を自動的に生成でき、隣接するセルへの書式コピーも同時に行えます。これにより、入力の手間を大幅に削減できます。
Excelでオートフィルを使用する方法
オートフィルとは、一定のパターンに従うデータや、他のセルのデータをもとにしたデータでセルを自動入力する機能です。この記事では、以下の7つの操作方法を解説します。
- 単純な数値・日付・曜日の系列を入力する方法
- 特定の日付や曜日の系列を入力する方法
- 書式設定済みの数値系列を入力する方法
- 数値・日付・曜日系列の詳細オプションを設定する方法
- 系列入力時に書式を適用しないようにする方法
- カスタム入力リストを作成する方法
- 繰り返し表示される系列を修正する方法
1. 単純な数値・日付・曜日の系列を入力する方法

数値の連続データを作成するには、最初のセルに「1」、隣のセルに「2」を入力します。
両方のセルを選択し、フィルハンドル(セル右下の小さな四角)を下方向または右方向にドラッグすると、増加する系列が作成されます。
上方向にドラッグすれば、減少する系列になります。
日付や曜日の系列を作成する場合は、日付または曜日が入力されたセルをクリックし、フィルハンドルを下方向にドラッグするだけで完了です。
2. 特定の日付や曜日の系列を入力する方法

セル内の日付や曜日を自動的に変化させたい場合は、選択したセルのフィルハンドルをドラッグします。すると、セルの右下にオートフィルのオプション(AutoFill Options)ボタンが表示されます。
オートフィルのオプションボタンをクリックし、「連続データ(日)」「平日のみ」「月単位」「年単位」のいずれかを選択します。
どの項目を選ぶかによって、連続データのパターンが変わります。
3. 書式設定済みの数値系列を入力する方法

まず、セルに金額などの数値を入力します。
ホームタブの数値グループで、入力した数値に書式を設定します(パーセンテージ、通貨、分数など)。
対象のセルを選択し、フィルハンドルを下方向にドラッグします。
オートフィルのオプションボタンをクリックします。
メニューから「連続データ」を選択します。
4. 数値・日付・曜日系列の詳細オプションを設定する方法

セルに数値または日付を入力します。
ホームタブの編集グループにあるフィルボタンをクリックします。
ドロップダウンリストから「連続データ」をクリックします。
連続データダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックス内で必要なオプションを選択します。

ここでは、数値の連続データを作成する手順を説明します。
連続データダイアログボックスの「範囲」セクションでは、系列を作成する方向として「行」または「列」を選択できます。
「増分値」欄には、各セルごとに増加させる数値(例:「1」)を入力します。
「停止値」欄には、系列を終了させる数値(例:「10」)を入力します。
最後に「OK」をクリックします。

日付や曜日の系列の場合は、系列を作成したい行または列を選択します。
ホームタブの編集グループにあるフィルボタンをクリックします。
連続データダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックス内で、「種類」セクションの「日付」と「日付の単位」セクションの「日」にチェックが入っていることを確認し、「OK」をクリックします。
ワークシートに日付と曜日の連続データが表示されます。
5. 系列入力時に書式を適用しないようにする方法

連続データの入力時に書式を適用せず、値だけを入力したい場合は、以下のように操作します。
フィルハンドルを下方向にドラッグし、オートフィルのオプションボタンが表示されたらクリックします。
メニューから「書式なしコピー」を選択します。
これで、直前に入力した数値・日付・曜日から書式が取り除かれ、値のみが反映されます。
6. カスタム入力リストを作成する方法
Microsoft Excelでは、Excelが標準で提供している系列の種類や単位に当てはまらないデータでも、独自のカスタムリストを作成できる機能があります。

Backstageビュー(ファイルメニュー)で「オプション」をクリックします。
Excelのオプションダイアログボックスが表示されます。

ダイアログボックス内で「詳細設定」ページを開きます。
詳細設定ページの「全般」セクションにある「ユーザー設定リストの編集」ボタンをクリックします。
このボタンを使うと、並べ替えや連続データの入力に使用できるリストを作成できます。
ボタンをクリックすると、ユーザー設定リストダイアログボックスが開きます。

ユーザー設定リストダイアログボックスの「リスト項目」欄に、作成したいリストを1行ずつ入力します(例:「1、2、3」や「夏、冬、秋、春」など)。

「追加」をクリックすると、入力したリストが「ユーザー設定リスト」の一覧に表示されます。
「OK」をクリックします。
Excelのオプションダイアログボックスに戻るので、再度「OK」をクリックします。

ワークシートの任意のセルに、カスタムリストの項目を1つ入力します。
そのセルをフィルハンドルで下方向にドラッグします。
作成したカスタムリストの全項目が順番に表示されます。
関連記事: Excelで地理データ型(Geography Data Type)を使う方法。
7. 繰り返し表示される系列を修正する方法

フィルハンドルをドラッグしても同じデータが繰り返されるだけの場合は、次の方法で修正できます。オートフィルのオプションボタンをクリックします。
メニューから「連続データ」を選択します。
これで、正しい連続データが表示されます。
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