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Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

MID関数とMIDB関数は、どちらもMicrosoft Excelに搭載されている文字列操作関数です。MID関数は、指定した開始位置から、指定した文字数分の文字を文字列から抽出します。MID関数では、Excelの既定の言語設定に関係なく、半角・全角を問わずすべての文字が1文字としてカウントされます。

MID関数の書式は MID(文字列, 開始位置, 文字数) です。一方、MIDB関数は、指定した開始位置から、指定したバイト数分の文字を抽出します。MIDB関数の書式は MIDB(文字列, 開始位置, バイト数) です。

MID関数の引数(構文)

  • 文字列(Text):抽出したい文字を含む文字列を指定します。必須の引数です。
  • 開始位置(Start_num):抽出する最初の文字の位置を指定します。開始位置が文字列の長さより大きい場合、MID関数は空の文字列("")を返します。開始位置が1未満の場合は、エラー値「#VALUE!」が返されます。
  • 文字数(Num_chars):MID関数で抽出したい文字の数を指定します。必須の引数です。

MIDB関数の引数(構文)

  • 文字列(Text):抽出したい文字を含む文字列を指定します。必須の引数です。
  • 開始位置(Start_num):抽出する最初の文字の位置を指定します。開始位置が文字列の長さより大きい場合、MIDB関数は空の文字列("")を返します。開始位置が1未満の場合は、エラー値「#VALUE!」が返されます。
  • バイト数(Num_bytes):MIDB関数で抽出したい文字数をバイト単位で指定します。

ExcelでMID関数を使う方法

まずMicrosoft Excelを起動し、既存の表を使用するか、新しい表を作成しましょう。

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

結果を表示したいセルに =MID(A3,4,2) と入力します。

  • A3:抽出したい文字を含む文字列(セル参照)
  • 4:抽出を開始する文字の位置
  • 2:抽出する文字数

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

キーボードのEnterキーを押すと、結果が表示されます。

フィルハンドルを下方向にドラッグすれば、他の行の結果もまとめて取得できます。必要に応じて、開始位置や文字数の値を変更することも可能です。

MID関数を挿入するその他の2つの方法

数式を直接入力する以外にも、MID関数は以下の2つの方法で挿入できます。

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

方法1:「関数の挿入」ダイアログボックスを使う

スプレッドシートの左上にあるfxボタンをクリックすると、「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されます。

「関数のカテゴリーを選択」のリストボックスから文字列操作をクリックし、「関数名を選択」のリストからMIDを選択して、OKをクリックします。

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

続いて「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、以下のように入力します。

  • 文字列:ボックスに A3 と入力
  • 開始位置:ボックスに 4 と入力
  • 文字数:ボックスに 2 と入力

入力が完了したらOKをクリックすれば、結果がセルに反映されます。

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

方法2:「数式」タブから選択する

リボンの数式タブをクリックし、「関数ライブラリ」グループ内の文字列操作をクリックします。表示されたドロップダウンリストからMIDを選択すると、「関数の引数」ダイアログボックスが開きます。あとは方法1と同じ手順で引数を入力してください。

関連記事:Excelで複合グラフ(組み合わせグラフ)を作成する方法

ExcelでMIDB関数を使う方法

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

結果を表示したいセルに =MIDB(A3,4,5) と入力します。

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

この例では、MIDB関数がMID関数と同じ結果を返すことが確認できます。

MIDB関数が全角文字(ダブルバイト文字)を2バイトとしてカウントするのは、DBCS(2バイト文字セット)をサポートする言語の編集を有効にし、それを既定の言語として設定している場合のみです。

DBCSをサポートする言語には、日本語、中国語、韓国語などがあります。

そのため、DBCSをサポートする言語が設定されていない環境では、MIDB関数はMID関数と同様に、すべての文字を1文字としてカウントします。

このチュートリアルが、ExcelにおけるMID関数とMIDB関数の使い方を理解する助けになれば幸いです。

Microsoft ExcelでMID関数・MIDB関数を使う方法をわかりやすく解説

  1. Microsoft ExcelのIMPOWER関数の使い方|複素数のべき乗を求める方法

    Microsoft ExcelのIMPOWER関数は、エンジニアリング(工学)関数の一つで、複素数を指定した指数でべき乗した結果を返す関数です。指数には整数・小数・負の数を指定できますが、引数に数値以外の値が含まれている場合は「#VALUE!」エラーが返されます。IMPOWER関数の書式は IMPOWER(inumber, number) です。 IMPOWER関数の書式と引数 inumber(数値): べき乗したい複素数を指定します。この引数は必須です。 number(指数): 複素数を掛け合わせる回数となる指数を指定します。この引数は必須です。 ExcelでIMPOWER関数を使う方法

  2. Microsoft ExcelでDGET関数を使う方法を徹底解説!条件に一致するデータを抽出しよう

    DGET関数は、Microsoft Excelに用意されているデータベース関数の一つで、指定した検索条件に一致する単一のレコードをデータベースから抽出するために使います。 DGET関数の書式は次のとおりです。 DGET(データベース, フィールド, 検索条件) DGET関数は、条件に一致するレコードから値を取り出すのが目的です。そのため、条件に一致する値が1件も存在しない場合はエラー値「#VALUE!」が返され、逆に2件以上一致する場合はエラー値「#NUM!」が返される点に注意しましょう。 DGET関数の引数(構文) データベース:対象となるセル範囲を指定します。(必須) フィールド:関数で