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Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

強力なパスワードは、ハッカーによるブルートフォース攻撃をはじめとするサイバー攻撃からオンラインアカウントを守るために欠かせません。この記事では、Microsoft Excelを使ってランダムな強力なパスワードを生成する方法を詳しく解説します。

Excelにはセルの値を計算するための組み込み関数が多数用意されており、指定した範囲からランダムな数値を素早く生成できる乱数生成関数(RANDBETWEEN)もそのひとつです。では、この関数を活用して強力なパスワードを生成するにはどうすればよいのでしょうか。本チュートリアルで順を追ってご紹介します。

Excelでランダムな強力なパスワードを生成する手順

Excelでランダムな強力なパスワードを作成するには、主に以下の2つのステップを実行します。

  1. パスワードジェネレーター用のシート構造を作成する
  2. ランダムな強力なパスワードを生成する数式を入力する

それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。

ステップ1: パスワードジェネレーター用のシート構造を作成する

まず、ランダムな強力なパスワードを生成するためのシートの基本構造を作成します。ここでは、出力するパスワードに含める「パスワードの長さ」「大文字」「小文字」「数字」「特殊文字」といった条件を定義します。

A3セルから基本となる項目名(パスワードの長さ、大文字、小文字、数字、特殊文字)を入力していきます。A8セルは空欄のままにし、その下に「Shift+F9キーを押して再生成」と「パスワード」の項目を入力してください。

Shift+F9ショートカットキーは、Microsoft Excelでセルの値を再計算・更新するために使われるホットキーです。このキーを押すたびにランダムなパスワードが再生成され、新しいパスワードを即座に確認できます。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

続いて、上記の各項目に対する値をC3セルから入力します。まずパスワードの長さを入力し、その他の項目(大文字、小文字、数字、特殊文字)にはすべて「Yes」と入力しましょう。強力なパスワードを生成するには、これらすべての要素を組み合わせることが重要だからです。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

次に、D列に大文字、小文字、数字、特殊文字のそれぞれの候補となる値を対応する行に入力します。パスワードに含めたい独自の特殊文字を自由に追加することも可能です。

例えば、大文字の項目にはABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZのようにすべての英大文字を入力します。同様に、数字の場合は9876543210と入力します。ここで指定したすべての値が、ランダムな強力なパスワードの生成に使用されます。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

ヒント: ASCII文字を活用すると、さらに強力なパスワードやパスフレーズを作成できます。

ステップ2: ランダムな強力なパスワードを生成する数式を入力する

シートの基本構造が完成したら、いよいよメインの作業です。ランダムな強力なパスワードを生成するために、数式を入力していきます。

まず、D8セルに以下の数式を入力し、大文字・小文字・数字・特殊文字のすべての値を連結した1つの文字列を生成します。

=IF(C4="Yes",D4,"") &IF(C5="Yes",D5,"") &IF(C6="Yes",D6,"") &IF(C7="Yes",D7,"")

この数式により、定義されたすべての項目の文字をまとめた文字列が作成されます。下のスクリーンショットのように表示されれば成功です。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

次に、この文字列の中からランダムに1文字を抽出するため、C10セルに以下の数式を入力します。

=MID(D8,RANDBETWEEN(1,LEN(D8)),1)

この数式は、下のスクリーンショットのように1文字のみをランダムに返します。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

続いて、十分な長さの強力なパスワードを生成するために、上記の数式を「&」でつなぎながら複数回繰り返します。例えば、3文字のランダムなパスワードを生成したい場合は、各数式の間に「&」を挟んで3回繰り返し使用します。数式は以下のようになります。

=MID(D8,RANDBETWEEN(1,LEN(D8)),1)&MID(D8,RANDBETWEEN(1,LEN(D8)),1)&MID(D8,RANDBETWEEN(1,LEN(D8)),1)

つまり、乱数生成の数式をコピーし、末尾に「&」を追加しては数式バーに貼り付ける作業を繰り返すだけです。なお、「=」記号は必ず数式の先頭に一度だけ付けるようにしてください。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

最後にEnterキーを押すと、C10セルにランダムな強力なパスワードが生成されます。

Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法

あとは、C10(パスワード)セルを選択した状態でShift+F9ショートカットキーを押すたびに、新しいランダムな強力なパスワードが再生成されます。必要な回数だけ何度でも繰り返し実行できます。

このチュートリアルでは、Excelの組み込み関数ライブラリを活用してランダムな強力なパスワードを生成する手順をご紹介しました。外部のアドオンや専用サービスに頼ることなく、Excelだけで必要な数の強力なパスワードを簡単に作成できるので、ぜひ活用してみてください。

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Microsoft Excelでランダムな強力なパスワードを生成する方法
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