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Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

Windows 11/10環境でWord文書からすべてのメールアドレスを抽出する方法を解説します。複数のメールアドレスが記載されたWord文書(DOC/DOCX)を扱っていて、そのアドレスを別の用途に活用したい場合、手作業で一つひとつ探し出すのは非常に手間がかかります。そんなときは、文書内のメールアドレスを一括で抽出してしまえば、あとは自由に利用できます。さらに嬉しいことに、この作業にサードパーティ製ツールは一切不要です。この記事では、Microsoft Wordの標準機能だけで実現できる2つの簡単なテクニックを紹介します。

Word文書からメールアドレスを抽出する2つの方法

Windows 11/10のWord文書からメールアドレスをすべて抽出するには、次の2つの方法があります。

  1. MS Wordの「高度な検索」機能を使って抽出する
  2. VBAコードを使ってすべてのメールアドレスを抽出する

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

方法1: MS Wordの「高度な検索」機能でメールアドレスを抽出する

Microsoft Wordの「高度な検索(検索と置換)」機能を利用すれば、文書内のすべてのメールアドレスを抽出できます。大まかな手順は以下の通りです。

  1. Microsoft Wordを起動する
  2. メールアドレスが含まれるWord文書を開く
  3. 「検索」→「高度な検索」を選択する
  4. 「検索する文字列」欄に指定の文字列を入力する
  5. 「ワイルドカードを使用する」チェックボックスをオンにする
  6. 「検索場所」→「メイン文書」をクリックする
  7. 文書に戻り、「コピー」を実行する
  8. 新しい空白文書を作成し、コピーしたメールアドレスを貼り付ける

それでは、各ステップを順番に詳しく説明していきます。

まず、PCでMicrosoft Wordを起動し、抽出したいメールアドレスが含まれたWord文書を読み込みます。

続いて、ホームタブの編集セクションにある検索のドロップダウンボタンをクリックし、高度な検索を選択します。すると、検索と置換ダイアログボックスが開きます。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

検索と置換ダイアログの「検索」タブで、検索する文字列欄に [A-z,0-9]{1}\@[A-z,0-9,\.]{1} という文字列を入力します。

入力したら、More(オプション)ボタンを押して、詳細設定項目を表示させます。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

次に、ワイルドカードを使用するチェックボックスをオンにします。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

そして、検索場所のドロップダウンボタンをクリックし、メイン文書を選択します。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

これにより、下のスクリーンショットのように、元のWord文書内のすべてのメールアドレスがハイライト表示され、選択された状態になります。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

あとは、ホームタブにあるコピーボタンをクリックするだけです。ショートカットキーのCtrl + Cを使っても同じ操作ができます。これで、Word文書内のすべてのメールアドレスがクリップボードにコピーされます。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

続いて、新しい空白のWord文書を作成するか、メモ帳アプリを開いて、貼り付け操作またはCtrl + Vキーでコピーしたメールアドレスを貼り付けます。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

最後に、抽出したメールアドレスが入った文書を保存すれば、あとは目的に合わせて自由に活用できます。

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方法2: VBAコードですべてのメールアドレスを抽出する

Visual Basic for Applications(VBA)の簡単なコードを使って、Word文書からメールアドレスを抽出することもできます。主な手順は以下の通りです。

  1. Wordアプリを開き、対象の文書を読み込む
  2. VBAエディターを起動する
  3. 新しいモジュールを挿入する
  4. メールアドレス抽出用のVBAコードを入力する
  5. VBAコードを実行してメールアドレスを抽出する

まず、Wordアプリを開き、メールアドレスを抽出したいWord文書を読み込みます。

次に、Alt + F11キーの組み合わせでVBAエディターを起動します。リボンに開発タブを表示している場合は、「開発」タブからVisual BasicをクリックすることでもVBAエディターを開けます。

VBAエディター画面で、挿入メニューから標準モジュールをクリックします。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

続いて、右側のコード編集エリアに、以下のVBAコードを入力します。

Sub ExtractAllEmailAddressesFromDocument()
Dim strEmailAddresses As String

' Extract all email addresses in a document.
With ActiveDocument.Range 
With.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "[A-z,0-9]{1}\@[A-z,0-9,\.]{1}"
.Replacement.Text = ""
.Forward = True
.Wrap = wdFindStop
.Format = False
.MatchCase = False
.MatchWholeWord = False
.MatchByte = False
.MatchAllWordForms = False
.MatchSoundsLike = False
.MatchWildcards = True
.Execute
End With 
Do While .Find.Found
strEmailAddresses = strEmailAddresses & .Text & ";"
.Collapse wdCollapseEnd
.Find.Execute
Loop
End With

' Open a new document to paste the email addresses.
If strEmailAddresses <> "" Then
Documents.Add Template:="Normal", NewTemplate:=False, DocumentType:=0
ActiveDocument.Range.Text = strEmailAddresses
End If
End Sub

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

コードを入力したら、実行メニューのマクロの実行をクリックするか、F5キーを押します。マクロダイアログが開くので、作成したマクロを選択して「実行」ボタンをクリックしてください。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

「実行」をクリックすると、新しいWord文書が開き、元の文書から抽出されたすべてのメールアドレスが一覧で表示されます。

Word文書からメールアドレスを一括抽出する2つの方法【Windows 11/10対応】

あとは、抽出結果の文書を保存して、必要に応じてメールアドレスを活用するだけです。

なお、Microsoft Wordはさまざまな文書形式に対応しているため、ここで紹介した抽出方法は、XMLやODTなどWord以外の形式のファイルにも応用できます。

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