Gmailで「サーバーが指定されたユーザー名とパスワードに対するPOP3アクセスを拒否しました」エラーを修正する方法
Gmailは、世界で最も広く利用されているメールサービスの一つです。高速で使いやすいインターフェースに加え、数多くの便利な機能を提供していることから、絶大な人気を誇っています。その中でも「POP転送」「IMAP転送」は、受信トレイにあるメールを別のメールアドレスへ自動的に転送できる機能です。重要なメールを見逃す心配がなく、複数のメールをまとめて転送できるため、時間の節約にもつながります。

しかし最近、「Server denied POP3 access for the given username and password(指定されたユーザー名とパスワードに対し、サーバーがPOP3アクセスを拒否しました)」というエラーメッセージが表示され、この機能を利用できないという報告が多数寄せられています。本記事では、このエラーが発生する主な原因を解説し、問題を完全に解決するための具体的な対処法をご紹介します。
「サーバーがPOP3アクセスを拒否しました」エラーの原因
多くのユーザーから寄せられた報告をもとに調査を行った結果、このエラーを完全に解消できる一連の対策を特定しました。エラーが発生する原因として、以下の点が考えられます。
- POPが無効になっている:旧アカウント側でPOP転送が無効化されていると、エラーが発生します。この機能を正しく動作させるには、両方のアカウントでPOP転送を有効にしておく必要があります。
- 二段階認証が有効になっている:旧アカウントで二段階認証(TFA)が有効になっていると、この問題が発生することがあります。特にZoho Mailドメインで運用されている旧アカウントを使用しているユーザーに、このトラブルが多く見られました。
- 認証情報の入力ミス:旧アカウントの認証情報を求められた際には、メールアドレスとパスワードを正確に入力する必要があります。ユーザー名を代わりに入力してしまい、エラーが発生したケースもありました。認証時には、必ず「メールアドレス」を入力してください。
- POPデータ量の上限:メールプロバイダによっては、1日に別のメールアドレスへ転送できるデータ量に上限が設けられている場合があります。この上限を超えると、該当アカウントのPOP転送が一時的に無効化されます。
問題の概要を理解できたところで、次は具体的な解決策に進みましょう。競合を避けるため、以下の手順は記載された順番どおりに実行してください。
解決策1:POP転送を有効にする
メッセージを転送する前に、両方のメールアカウントでPOP転送が有効になっていることを確認する必要があります。ここでは、POP転送を有効にする手順を説明します。
- ブラウザを起動し、新しいタブを開きます。
- Gmailにアカウントの認証情報を入力してサインインします。
- 画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。

- 「設定」を選択し、「転送とPOP/IMAP」タブを開きます。

- 必要に応じて「すべてのメールでPOPを有効にする」または「今後受信するメールでPOPを有効にする」を選択します。

- 「変更を保存」ボタンをクリックして設定を確定します。

- 両方のアカウントで同じ操作を行い、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策2:アプリ固有のパスワードを使用する
メールアカウントで二段階認証を設定している場合、通常のパスワードでは新しいメール側での認証に失敗することがあります。そこでここでは、セキュリティを通過するために「アプリ固有のパスワード(デバイス固有パスワード)」を生成する手順を説明します。
- Zoho Mailアカウントにログインします。
- 画面上部の「マイアカウント」をクリックし、現在のZohoアカウント情報を表示します。
- 「二段階認証」を選択し、「アプリ固有のパスワードを管理」オプションを選びます。

- デバイス名と現在のパスワードを入力します。
- 「生成」をクリックすると、新しいパスワードが表示されます。

- この新しいパスワードを新しいメールアカウント側で使用し、旧アカウントのPOP転送にアクセスします。
注意:うまくいかない場合は、パスワード内のスペースを削除して入力してみてください。 - 問題が解決したかどうかを確認します。
解決策3:セキュリティレベルを一時的に下げる
上記の方法でもエラーが解消されない場合は、送信元(旧)アカウントが新しいアカウントを不審なアクセス元と判断している可能性があります。そこでここでは、転送処理を開始できるよう、送信元アカウントのセキュリティを一時的に緩和する手順を説明します。
- メールを転送したい旧アカウントにログインします。
- ログイン後、Googleの「アカウントへのアクセス権限の許可」ページにアクセスします。
- 「続行」ボタンをクリックして、デバイスからのアクセスを許可します。

- 新しいアカウントに再度サインインし、アカウントの追加をもう一度試みます。
- 問題が解決したかどうかを確認します。
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