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Windowsで「アクセスが拒否されました」エラーが出る原因と解決方法

Windows XP Professional のパソコンでフォルダにアクセスしようとした際、「アクセスが拒否されました」というエラーメッセージが表示され、フォルダを開けなくなることがあります。実際に表示されるメッセージは以下のようなものです。

「フォルダはアクセスできません。アクセスは拒否されました。」

「アクセス拒否」エラーが発生する主な原因

このアクセス拒否エラーは、主に以下のようなケースで発生します。

  • 最近 Windows XP を新規インストール、またはアップグレードした場合
  • 開こうとしているフォルダが FAT(File Allocation Table)ファイルシステム上で作成されたものであり、現在の OS が NTFS(New Technology File System)である場合
  • ユーザー名やパスワードの資格情報が誤っている場合

Windows は NTFS 以外のファイル形式を「異質なもの」や「古いもの」として認識する傾向があります。そのため、FAT 形式で作成されたフォルダにアクセスしようとすると、システム側が開く操作をブロックしてしまうのです。

また、Windows 2000 や Windows Server 2003 のパソコンで、NTFS システム ボリューム上のファイルにアクセスする際にも同様のエラーが表示されることがあります。この場合、必要な NTFS アクセス許可を持っていてもエラーが出る点が特徴で、原因はファイルが別のユーザーによって暗号化されていることにある可能性が高いです。

「アクセス拒否」エラーを修正する手順

ステップ1:サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える

Windows は、変更されるべきではないファイルを常時保護しようとする仕組みを持っています。システム設定が正しくない状態だとエラーが頻発する原因になるため、以下の手順で所有権を修復することが重要です。

  1. マイ コンピュータを開きます。
  2. ツールメニューからフォルダ オプションをクリックします。
  3. 表示タブの詳細設定セクションにある「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックボックスをオフにし、OK をクリックします。
  4. アクセス拒否エラーが発生しているフォルダを右クリックし、プロパティを選択します。
  5. セキュリティタブで詳細設定ボタンをクリックし、所有者タブを表示します。
  6. 名前の一覧から自分のユーザー名を選択し、「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」チェックボックスにチェックを入れます。
  7. OK をクリックします。

この操作を行うと、次のような確認メッセージが表示されます。

ディレクトリ Folder_Name の内容を読み取るアクセス許可がありません。このディレクトリのアクセス許可を、フル コントロールが許可されたアクセス許可に置き換えますか?[はい]を押すと、すべてのアクセス許可が置き換えられます。

  • 「はい」→「OK」の順にクリックします。

これにより、選択したフォルダとその内容に対して、アクセス許可およびセキュリティ設定が再適用されます。

ステップ2:ファイルが暗号化されているか確認し、復号化する

必要なアクセス許可を持っているのにエラーが出る場合は、ファイルが暗号化されている可能性があります。以下の手順で確認しましょう。

  1. エクスプローラーを開き、表示メニューから詳細を選択します。
  2. 再度表示メニューを開き、列の選択をクリックします。
  3. 詳細情報の選択ダイアログボックスで、属性チェックボックスにチェックを入れます。
  4. 対象ファイルの属性列に「E」と表示されている場合、そのファイルは暗号化されています

EFS(暗号化ファイルシステム)で保護されたファイルを復号化できるのは、原則として暗号化を実行したユーザー本人だけです。本人が不在などのケースでは、あらかじめ指定された回復エージェント(Recovery Agent)と呼ばれるソフトウェアツールを使って復号化する方法もあります。

ステップ3:レジストリをクリーンアップする

レジストリとは、Windows が PC の動作に必要な膨大な数の設定やファイル情報を記憶しておくための中央データベースです。デスクトップの壁紙からフォルダのアクセス許可に至るまで、あらゆる情報がここに保存されており、Windows にとって不可欠な存在です。

しかし一方で、レジストリはトラブルの温床にもなりやすく、「アクセス拒否」エラーが表示される原因となることも少なくありません。レジストリデータベースが破損した状態や不正な形式で保存され続けると、PC の動作が極端に遅くなり、さまざまなエラーが多発します。こうした問題を解消するには、レジストリクリーナーと呼ばれる専用ツールの利用がおすすめです。信頼性の高いクリーナーを使えば、不要なエントリの削除や破損した設定の修復が自動的に行われ、エラーの再発防止にもつながります。

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