メール
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> メール

Gmailの機密モードとは?安全なメールの送信・開封方法を徹底解説

機密性の高いメールを誤った相手に送ってしまい、「取り消せたらいいのに」と焦った経験はありませんか?あるいは、受信者にメールの内容をダウンロード・転送・コピーさせたくないのに、そのような機能が見当たらず困ったこともあるかもしれません。

Gmailには「機密モード」という機能があり、こうしたニーズすべてに対応できます。

では、Gmailの機密モードとは具体的にどのような機能なのでしょうか?なぜ使うべきなのか?そして、Googleのメールサービスでプライベートなメールを送るにはどうすればいいのでしょうか?

なぜGmailの機密モードを使うべきなのか?

機密モードはiOS・Android向けのGmailアプリとWeb版の両方で利用でき、プライバシーを重視する現代のメールユーザーにとって心強い機能です。ここでは、試してみる価値のある理由をご紹介します。

パスコードで保護されたメールを送れる

機密モードは、受信者がメールを開く際にパスコードの入力を必須にできるオプションを提供することで、メールのセキュリティを一段階引き上げます。要するに、メールにパスコードを掛け、そのコードを受信者にSMSで送信し、受信者はコードを入力しなければメッセージを開けない仕組みです。

有効期限を設定できる

まるでスパイ映画のような演出ですが、Gmailの機密モードには自己消滅機能があります。送信者が有効期限を設定すると、その時刻になるとメールは自動的に失効します。

この機能は送信するメールの種類に依存しないため、ドキュメント、テキスト、動画、画像など、あらゆるコンテンツに適用できます。有効期限は1週間、1ヶ月、3ヶ月、5年から選択可能です。

携帯電話番号でメール内容を保護できる

機密モードでは、携帯電話番号を使ってメール内容を保護するオプションも用意されています。連絡先の電話番号を選択すると、受信者はメールをロック解除するためのパスワードを受け取ります。

ただし注意点として、電話番号を忘れてしまうと、メールを開く他の手段がなくなってしまうため、慎重に管理してください。

転送やダウンロードを阻止できる

機密モードで受信したメールは、デフォルトで転送が無効になっています。また、受信者はパスコードを入力しない限り添付ファイルをダウンロードできません。

ただし、悪意あるプログラムを使った添付ファイルのダウンロードまでは防げない点には留意が必要です。

メール内容のコピーを防止できる

機密モードでは、受信者がメールをコピーすることはできません。しかし、スクリーンショットやカメラでの撮影までは防げません。重要な情報を扱う場合は、この限界も理解しておきましょう。

異なるメールプロバイダー間でもプライベートなメールを送れる

連絡先が別のメールプロバイダーやプラットフォームを使っていても問題ありません。Gmailの機密モードは、すべてのプロバイダーや受信箱に対してプライベートにメールを送信できます。

機密モードでメールを送信・受信する方法

機密モードに興味を持ったところで、次はこのモードでメールを送受信する具体的な手順を見ていきましょう。

Gmailで機密メールを送信する方法

通常どおりGmailアカウントにサインインし、画面左上の作成ボタンをクリックします。

メール本文を書き、宛先と件名を入力したら、ウィンドウ下部にある鍵と時計が組み合わさった形の「機密モード」アイコンをクリックします。

新しいポップアップウィンドウが表示され、有効期限を設定できます。希望の期間を設定すると、SMSでパスコードを要求するかどうかを選択できます。

SMSパスコードなしを選択した場合、パスコードはメールの宛先と同じメールアドレスに送られます。

メール下部には設定した有効期限が表示されます。保存をクリックしてからメッセージを送信してください。SMSパスコードオプションを選んだ場合は、受信者の電話番号の入力を求められます。

注意:誤った番号を入力しないよう十分気をつけてください!

送信済みメッセージを取り消す方法

メールを送った直後に気が変わったとしても大丈夫。機密モードなら、アクセス権を簡単に取り消したり、メッセージを「未送信」状態に戻したりできます。

機密モードで送信したメールは、送信済みフォルダにも常に表示されます。メッセージを取り消すには、該当する機密メールを開き、メッセージをクリックしてアクセス権を削除を選択します。

受信者がまだメールを読んでいなければ、以後アクセスできなくなります。

機密モードのメールを開く方法

機密モードで送信されたメールは、通常のメールと同じように開けます。ただし、以下の点に留意してください。

  • 添付ファイルやメール本文は、有効期限まで、または送信者がアクセス権を削除するまでしか閲覧できません。
  • コピー、貼り付け、ダウンロード、転送ができない場合でも驚かないでください。これらは機密モードによって無効化されています。
  • パスコードが必須に設定されている場合は、メッセージを読んだり添付ファイルを表示したりする前にパスコードを入力する必要があります。

メールを表示しようとしたときにエラーが出た場合は、送信者が有効期限前にアクセス権を取り消したか、メールを削除した可能性があります。対処法としては、送信者に連絡して期間の延長や再送を依頼するしかありません。

Gmailの機密モードは本当に安全なのか?

メールアカウントにどれほど多くのプライバシー機能が搭載されていても、完全に安全であるとは言えません。これはGmail、Outlook、Yahoo!などのウェブメールサービスに特に当てはまります。機密モードを使って送信したメールもGoogleのサーバー上に残るため、Google側が望めばアクセス可能です。

さらに、パスコードオプションは受信者にとってリスクにもなり得ます。受信者の個人的な電話番号をGoogleに渡すことになるからです。もう一つの欠点は、Googleの機密モードがエンドツーエンド暗号化を提供していない点です。真にプライベートな通信には、この暗号化が不可欠とされています。

メールを完全に暗号化したいなら、ProtonMailのように最高レベルでメールを保護・暗号化するセキュアなメールプロバイダーが多数存在するのは朗報です。ただし、それまでのつなぎとして、無料で手軽に、他の多くのメールサービスよりプライバシー性の高い選択肢をお探しなら、Googleの機密モードは決して悪い選択ではありません。

  1. Gmailで送信メールを取り消す方法|取り消し時間を30秒に延ばす設定も解説

    「済んでしまったことは、もう覆せない」――ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』 一度実行してしまったことを取り消すのは、一般的に不可能です。メールの送信も例外ではありません。しかし、セカンドチャンスを信じる方に朗報です。実はGmailには、送信後30秒以内であればメールを取り消せる機能が標準で搭載されています。この記事では、Gmailで送信メールを取り消す具体的な手順と、取り消し可能な時間を延ばす設定方法をわかりやすく解説します。 Gmailでメールを取り消すメリット 送信直後に誤字や記載ミスに気づいても、すぐに取り消して修正できる 業務のプレッシャーで勢いで送信したメールが相手に届くの

  2. 【Gmail】メールテンプレートの有効化と使い方を徹底解説!作成・上書き・削除まで

    職場では、メールがコミュニケーションや業務報告の共有に欠かせない手段となっています。同僚に送るメールの多くは、本文の内容はほぼ同じで、添付ファイルだけが異なるというケースが少なくありません。 たとえば、お祝いのメール、日常の挨拶メール、あるいは「ファイルを添付いたしますので、ご確認ください」といった定型文で報告書や資料を送るメールなどが該当します。 同じ文章を新規メールのたびに書いたり、コピー&ペーストしたりするのは、続けていくうちに次第に煩わしく感じてしまうものです。 そんな手間を一気に解消してくれるのが「メールテンプレート」機能です。一度作成したテンプレートを保存しておけば、同じ内容のメー