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CHKDSKエラー「読み取り可能なファイルアロケーションテーブル(FAT)がありません」を修正する方法

本記事では、Windowsからアクセスできないドライブを修復するために「chkdsk X: /F /R」コマンドを実行した際に、「読み取り可能なファイルアロケーションテーブル(FAT)がありません(There are no readable file allocation tables)」というエラーが表示される問題の解決手順を、ステップバイステップで解説します。このエラーは、ドライブにアクセスしようとした際に「ドライブはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」というメッセージが表示されるケースでよく発生します。

問題の詳細

「CHKDSK X: /F」または「CHKDSK X: /F /R」コマンドを実行して、Windowsが認識しないドライブを修復しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

  • ファイルシステムの種類はFAT32です。
  • ファイルアロケーションテーブル(FAT 1)の読み込み中にエラーが発生しました。
  • ファイルアロケーションテーブル(FAT 2)の読み込み中にエラーが発生しました。
  • 読み取り可能なファイルアロケーションテーブル(FAT)がありません。

CHKDSKエラー「読み取り可能なファイルアロケーションテーブル(FAT)がありません」の修正方法

このCHKDSKエラーは、ハードディスクのFATブートセクターが破損していることが原因で発生します。以下の手順に従って、ハードディスクのFATブートセクターを修復してください。

重要な注意事項: 以下の手順を実行すると、ドライブにさらなるダメージを与える可能性があります。そのため、破損したブートセクターの修復作業を始める前に、まずはドライブからデータを復旧することを強くおすすめします。保存されているデータが重要な場合は、以下の記事を参考にして、先にデータ復旧を試みてください。

  • TestDiskを使用して、破損またはアクセス不能なディスクからファイルを復旧する方法
  • RAW形式になったハードディスク、USBメモリ、SDカードからデータを復旧する方法

破損したFATブートセクターを修復する手順

HDD、USBメモリ、SDカードなどのドライブの破損したブートセクターを修復するには、以下の手順を実行します。

手順1: TestDiskの公式サイト(https://www.cgsecurity.org/wiki/TestDisk)にアクセスし、お使いのオペレーティングシステム(例:Windows)に対応したTestDiskユーティリティをダウンロードします。

手順2: ダウンロードが完了したら、「testdisk-7.0-WIP.win.zip」ファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択して内容を解凍します。

手順3: 解凍したフォルダー内を開き、「testdisk_win.exe」をダブルクリックして起動します。

手順4: TestDiskの最初の画面で、選択されている「Create」オプションに対してEnterキーを押します。これにより、修復作業のログファイルが作成されます。

手順5: 矢印キーを使用して破損したドライブを選択し、Enterキーを押します。
※注意: 作業を続行する前に、必ず正しいドライブ(破損しているドライブ)が選択されていることを確認してください。誤ったドライブを選択すると、データが失われる恐れがあります。

手順6: 次の画面では、自動検出されたパーティションテーブルタイプ(例:「Intel」)をそのままにして、Enterキーを押します。

手順7: 「Advanced」を選択します。

手順8: 右矢印キーを使用して「Boot」オプションを選択し、Enterキーを押します。
※注意: この画面でパーティションタイプが誤って認識されている場合(例:実際はNTFSなのにFAT32と表示される場合)は、「Type」を選択してEnterキーを押し、パーティションタイプを「07 HPFS-NTFS」に設定してください。

手順9: 再度右矢印キーを使用して「Repair FAT」オプションを選択し、Enterキーを押します。

手順10: TestDiskがFATブートセクターとそのバックアップが同一かどうかをチェックします。確認結果に応じて、以下のように操作してください。

  • ブートセクターがバックアップと一致しない場合は、バックアップからFATブートセクターを復元するかどうか尋ねられます。その場合は「Y」キーを押して「Yes」を選択します。
  • ブートセクターがバックアップと一致している場合は、「Rebuild BS」オプションを選択してEnterキーを押し、ブートセクターを再構築します。

手順11: 処理が完了したら、「q」キーを押して終了し、TestDiskのウィンドウを閉じます。

手順12: PCを再起動します。

手順13: 通常、再起動後はドライブとその内容にアクセスできるようになります。アクセスできた場合は、すぐにファイルのバックアップを取り、その後ドライブに問題がないか診断ツールでチェックすることをおすすめします。それでもドライブにアクセスできない場合は、ドライブ自体が物理的に破損している可能性があるため、新しいドライブへの交換を検討してください。

まとめ

以上が、CHKDSKコマンド実行時に「読み取り可能なファイルアロケーションテーブル(FAT)がありません」というエラーが表示された場合の修復手順です。TestDiskを活用すれば、一見フォーマットが必要に見えるドライブも、データを失うことなく復旧できる可能性があります。このガイドがお役に立ちましたら、ぜひコメントで体験談をお聞かせください。また、同じトラブルで困っている方のために、記事のシェアにもご協力いただけると幸いです。

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