【解決済み】Windowsドメイン参加時の「指定されたドメインが存在しないか、または接続できません」エラーの修正方法
この記事では、Windowsパソコンを既存のActive Directoryドメインに参加させようとした際に表示される「指定されたドメインが存在しないか、または接続できません(The Specified Domain Either Does Not Exist or Could Not Be Contacted)」というエラーの解決方法を詳しく解説します。
このエラーは、主にクライアントPC側のDNS設定が不正であることが原因で発生します。Active Directoryが正常に機能するためには、ルーターのIPアドレスではなく、ドメインコントローラー(DNSサーバー)をDNSとして指定する必要があるためです。

「指定されたドメインが存在しないか、接続できない」エラーの対処法
以下では、Active Directoryドメインコントローラー(DNSサーバー兼用)としてWindows Server 2016を使用し、「wintips.local」というドメインを管理している環境を例に説明します。ドメインコントローラーのIPアドレスは「192.168.1.10」です。
この構成では、プライマリドメインコントローラー(Server 2016)自体のIPアドレスと優先DNSサーバーのアドレスが一致している必要があります。具体的な設定例は次の表の通りです。
| プライマリドメインコントローラー(Server 2016) | |
| コンピューター名: | Server2k16 |
| ドメイン名: | WINTIPS.LOCAL |
| IPアドレス(静的): | 192.168.1.10 |
| サブネットマスク: | 255.255.255.0 |
| デフォルトゲートウェイ: | 192.168.1.1 |
| 優先DNSサーバー: | 192.168.1.10 |
方法1:クライアントPCの優先DNSサーバーをドメインコントローラーのIPアドレスに変更する
このエラーを解消するには、ドメインに参加させたい各クライアントワークステーションにおいて、優先DNSサーバーのIPアドレスをプライマリドメインコントローラーのIPアドレスに向ける必要があります。手順は以下の通りです。
1. 「ネットワークと共有センター」を開きます。
2. 「イーサネット(ローカル エリア接続)」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
3. 「インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)」をダブルクリックします。
4. 「優先DNSサーバー」のアドレスを、プライマリドメインコントローラーのIPアドレス(この例では「192.168.1.10」)に変更します。
5. 「OK」を2回クリックして、すべてのウィンドウを閉じます。

6. 改めて、ワークステーションをドメインに参加させてみてください。
方法2:クライアントPCにWINSサーバーのIPアドレスを指定する
Active DirectoryドメインコントローラーがWINSサーバーも兼ねている場合は、ドメインに参加させたいクライアントマシン側で、WINSサーバーのIPアドレス(プライマリドメインコントローラーのIPアドレス)を設定します。
※補足:この方法は、プライマリドメインコントローラーがWINSサーバーとして動作していない場合でも有効なことがあります。
1. 「ネットワークと共有センター」を開きます。
2. 「イーサネット(ローカル エリア接続)」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
3. 「インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)」をダブルクリックします。
4. 「詳細設定」ボタンをクリックします。

5. 「WINS」タブを開き、「追加」をクリックします。

6. WINSサーバーのIPアドレス欄に、WINSサーバーのIPアドレス(この例では「192.168.1.10」)を入力し、「追加」をクリックします。

7. 「OK」を3回クリックして変更を適用し、すべてのウィンドウを閉じます。
8. 改めて、マシンをドメインに参加させてみてください。
以上で作業完了です!このガイドがお役に立てた場合は、コメントで体験談をお聞かせください。また、他の方にも届くようにシェアしていただけると嬉しいです。
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