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iPhoneの「ストレージが足りません」を解決する方法

iPhoneは今日のスマートフォン市場を牽引する存在ですが、Android端末が圧倒的に有利なポイントがひとつあります。それはストレージ(保存容量)です。

多くのAndroid端末にはSDカードによる拡張スロットが搭載されており、本体容量が8GBや16GBしかなくても、SDカード次第で64GBや256GBまで保存領域を増やせます。映画やファイル、写真、さらにはアプリまでSDカードに保存できます。

一方、iPhoneにはSDカードなどの外部ストレージ用スロットがありません。購入した時点の容量がそのまま上限となるため、16GBモデルを買ったら、その16GBを賢く管理し続ける必要があります。

スマホのストレージはあっという間に埋まってしまうものです。写真撮影、動画録画、ウェブ閲覧、音楽再生、メッセージのやり取り……こうしたデータが少しずつ容量を食いつぶしていき、ある日突然「ストレージに十分な空き容量がないため、この項目を保存できません」という通知が表示され、何も保存できなくなることもあります。そんなとき、どうすればいいのでしょうか?

また、iPhoneでは実際にはまだ空き容量が残っているのに「ストレージが足りません」という通知が表示されるケースもあります。この記事では、その通知が表示される理由と、このような症状が出たときの具体的な対処法を解説します。

まずはiPhoneのストレージ状況を確認しよう

問題を解決する前に、まず何がiPhoneの容量を占有しているのかを把握しましょう。

どのファイルがどれだけ容量を使っているかを確認するには、「設定 > 一般 > iPhoneストレージ」の順にタップします。

容量を消費している項目の概要が表示されます。

  • アプリ – デバイスにインストールしたゲームや各種アプリケーション
  • 写真 – 写真、動画、ムービーなど、iPhone上のマルチメディアファイル全般
  • メール – メールアプリの添付ファイルすべて。登録するメールアカウントが多いほど、消費容量も増えます
  • メッセージ – 送受信したすべてのテキストおよびマルチメディアメッセージ
  • その他 – OSやシステムアップデートなど、上記以外のすべてのファイル

iPhoneストレージ画面では、インストール済みアプリの一覧と、それぞれが消費している容量も確認できます。

「ストレージが足りません」問題の解決方法

残り容量と、アプリやファイルの使用量がわかれば、ストレージ管理はぐっと楽になります。

「ストレージが足りません」の通知が出たとき、重要なデータを失う恐れがあるため、闇雲にアプリを削除するのは避けましょう。以下の方法で、安全に空き容量を取り戻せます。

  1. 不要なデータを手動で削除する

古くなったコンテンツや重複したデータを削除する習慣をつけましょう。たとえば、気に入った1枚を撮るために何枚も連写したなら、使わないショットはこまめに削除するのがおすすめです。また、Netflixなどでダウンロードした動画を削除すれば、かなりの容量を一度に解放できます。

使っていないアプリの削除も有効です。特に容量を大きく占めているアプリに注目しましょう。たとえばFacebookアプリの場合、全体サイズは650MB以上ありますが、アプリ本体は約318MBで、残りは関連する書類とデータです。

このような場合は、アプリを「オフロード」するか、削除してから新しく再インストールするのが効果的です。オフロードとは、アプリ本体を削除して(いつでも再ダウンロード可能)、書類とデータは保持しておく機能で、ストレージが逼迫したときの緊急対策として非常に便利です。

不要なアプリを削除するには、「設定 > 一般 > iPhoneストレージ」を開き、任意のアプリを選択して使用容量を確認し、「Appを削除」をタップします。

ジャンクファイルの削除をもっと手軽に行いたい場合は、Outbyte macAriesのようなサードパーティ製ツールを活用するのもひとつの方法です。ワンクリックで不要ファイルを一括削除できます。

  1. 「推奨事項」を活用して容量を解放する

iOS 11以降を搭載しているiPhoneなら、容量管理のコツや、不要なアプリ・コンテンツの削除方法に関するヒントが自動的に表示されます。

  • 設定 > 一般 > iPhoneストレージ」を開きます。
  • ストレージ概要の下にある「推奨事項」セクションを確認します。
  • 推奨事項をタップし、画面の指示に従います。たとえば、ダウンロード済みの動画が1.25GBもの容量を占めている場合、動画を1本ずつ見直して、削除するものを選べます。
  1. iCloud写真をオンにする

写真や動画が大量にある場合は、「iCloud写真」をオンにして、コンテンツをクラウドへ自動アップロードしましょう。iCloud写真にはいつでも、どのデバイスからでもアクセスできるため、デバイス上のコピーを削除して容量を節約できます。

iCloud写真をオンにする手順は以下の通りです。

  • デバイスを最新のiOSバージョンにアップデートし、iCloudが設定済みであることを確認します。
  • iCloudアカウントにサインインします。
  • iPhoneで「設定 > (自分の名前) > iCloud > 写真」を開き、「iCloud写真」がオンになっていることを確認します。
  • さらに「iPhoneのストレージを最適化」にチェックを入れると、デバイスの容量を最大限に節約できます。
  1. 古いメッセージを削除する

不要なファイルやデータの削除に加えて、古いメッセージの削除も効果的です。メッセージを1件ずつスクロールしながら削除するのは時間がかかりそうですが、実は便利な裏技があります。iOSの設定で、一定期間(30日超、1年超など)経過したメッセージを自動的に削除するよう指定できるのです。

手順は以下の通りです。

  • 設定 > メッセージ」を開きます。
  • メッセージ履歴」の下にある「メッセージを保持」をタップし、期間を選択します。
  • 削除」をタップします。

まとめ

iPhoneの空き容量を増やす方法はほかにも数多くありますが、今回ご紹介した方法が、最も手軽かつ素早く貴重な容量を取り戻せる手段です。このガイドが、iPhoneの「ストレージが足りません」問題の解決に役立てば幸いです。

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