コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

Macにリモートアクセスして遠隔操作する方法を徹底解説

Macは非常に優れたデバイスであり、多くのユーザーが日常生活のあらゆる場面で頼りにしています。仕事のデータから大切な思い出の記録、そして大切な人とのコミュニケーションまで、信頼できるMacは私たちの生活に欠かせない存在です。しかし、Macが手元にないときに必要なファイルやデータを取り出したいと思ったことはありませんか?実は、インターネットに接続された別のMacやWindows PCからでも、自宅やオフィスにあるMacへリモートアクセスして操作することが可能です。この記事では、街中の別の場所にあるMacや、地球の反対側にあるMacにアクセスするための具体的な方法を詳しく解説します。

事前準備:Macの電源とインターネット接続を確認しよう

Macにリモートアクセスするには、最低限以下の条件を満たしている必要があります。

  1. Macが主電源またはバッテリーで電力供給を受けていること。
  2. 古いOSを搭載したMacの場合、LAN(ローカルエリアネットワーク)経由でインターネットに接続されていること。
  3. 「Wake on Demand(スリープ解除要求)」機能が有効になっていること。Macがスリープモードに入っている場合、この機能がないとリモート接続を確立できません。

Wake on Demandを有効にするには、「システム環境設定」を開き、「省エネルギー」を選択します。ここで設定を確認しておけば、Macがスリープ中でもリモートアクセスが可能になります。

Apple「Remote Desktop(リモートデスクトップ)」でアクセスする

どこからでも確実にMacへアクセスしたいなら、Apple純正の「Apple Remote Desktop」を購入するのが最も簡単な方法です。ただし、リモートアクセスを利用する前に、以下の手順でMac側の設定を行う必要があります。

プロのヒント:パフォーマンス低下の原因となるジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などを、専用ツールで定期的にスキャンしておきましょう。

  1. 「システム環境設定」を開きます。
  2. 「共有」をクリックします。
  3. 「リモート管理」を選択します。
  4. リモートアクセスを許可するユーザーを選択します。リモートユーザーに許可する操作(操作のみ、監視のみなど)も細かく設定できます。

なお、Remote Desktopは同じLAN上にある2台のMac間で使用するのが最適です。異なるネットワークに接続されたコンピュータからMacを操作することも可能ですが、設定がかなり複雑になります。その場合は、次に紹介するiCloudのサービスを利用すると簡単です。

iCloudの「Back to My Mac」でオンラインアクセスする

かつてAppleが提供していた「Back to My Mac」を利用すれば、iCloud経由で簡単にMacへアクセスできました。設定手順は以下の通りです。

  1. Apple IDを持っていない場合は作成します。
  2. iCloudにサインインします。
  3. 「Back to My Mac」にチェックを入れます。

Back to My Macを設定しておけば、別のMacから画面共有、ファイル共有、サードパーティ製アプリ「Screens Connect」などを通じてリモートアクセスできるようになります。

注意:Back to My MacはmacOS Mojave以降で廃止されたサービスです。現在お使いのmacOSのバージョンによっては利用できないため、代わりに後述の画面共有やScreens Connectなどの方法をおすすめします。

「画面共有」を使ってMacにリモートアクセスする方法

画面共有を利用すると、Macの画面がインターネット経由で使用中のデバイスに転送され、まるで目の前に自分のMacがあるかのように操作できます。

  1. 「システム環境設定」→「共有」から画面共有を有効にします。
  2. 自分のユーザーアカウントがアクセス許可リストに追加されていることを確認します。
  3. リモートアクセスには、同じiCloudアカウントで設定された別のMacが必要です。

画面共有はリモートアクセスに最適な手段ですが、離れた場所にいる友人のMacをトラブルシューティングしてあげたいときにも役立ちます。相手のMacにiCloudアカウントを設定しておけば、遠隔で必要な操作や問題解決を行えます。

「ファイル共有」を使ってMacにリモートアクセスする方法

画面共有は便利な反面、大量の帯域幅を消費するため、インターネット回線が遅い環境では動作が重くなりがちです。必要なのが特定のファイルだけなら、「ファイル共有」の方が快適に使えるでしょう。

まず「システム環境設定」→「共有」でファイル共有が有効になっていることを確認し、リモートでアクセスする可能性のあるフォルダをあらかじめ選択しておきましょう。

「Screens Connect」を使ってMacにリモートアクセスする方法

ネットワークに関する高度な知識がある方なら、「リモートログイン」を使う方法もあります。ただしこの方法では、固定IPアドレス、ルーターに関する知識、ポートフォワーディングの知識が必要です。

こうした技術的な作業を避けたいなら、サードパーティ製アプリ「Screens Connect」を使うのがおすすめです。難しい設定は一切不要で、アカウントとインターネット接続さえあればすぐに使い始められます。

ScreensはVNC(Virtual Network Computing)クライアントです。VNCは、リモート操作される側のMacにVNCサーバーをセットアップし、別のコンピュータやモバイルデバイスからScreens Connect経由で操作する仕組みです。始め方は以下の通りです。

  1. MacのブラウザでScreens Connectのサイトにアクセスし、アプリをダウンロードします。まずアカウントを作成する必要がありますが、手順はシンプルです。
  2. アプリをダウンロードしたら、バックグラウンドで常時起動しておきます。アプリにサインインしてサービス状態を確認しましょう。
  3. Macに接続したいときは、インターネットに接続された別のコンピュータからScreens Connectのサイトにログインします。そこでリモートログイン可能なコンピュータの一覧が表示されます。

Screens Connectは手軽にMacへリモートログインできる優れたプログラムですが、企業のファイアウォール内にあるMacでは使用できない点に注意してください。会社のネットワークにMacがあり、ファイアウォールが導入されている場合、Screensからのリモートログインはブロックされます。

いつでもMacにリモートアクセスできるようにするには

頻繁に出張する方でも、外出先からMacのファイルにアクセスしたい方でも、複数のリモートアクセス方法をマスターしておくことが重要です。同時に、いざというときに技術的なトラブルなくアクセスできるよう、Mac本体を常に最高の状態に保つことも忘れてはいけません。

Macを常にベストな状態に保つ一つの方法として、Outbyte macAriesなどのサードパーティ製クリーニングツールを定期的に実行することが挙げられます。macAriesは不要ファイルの削除だけでなく、Mac全体の最適化も行ってくれるため、リモートアクセスが必要な瞬間にも最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

  1. MacからWindows PCにリモートアクセスする2つの方法|Microsoft Remote DesktopとTeamViewerの使い方

    かつては、コンピューターを操作するためにはその場に居合わせる必要がありました。昔ならSF映画のような話だったかもしれませんが、今では普通のWindowsユーザーにとって当たり前の現実となっています。 リモートアクセスを利用すれば、遠く離れた場所からでも簡単に自分のWindows PCへアクセスできます。この記事では、その具体的な方法をご紹介します。それでは始めましょう。 MacからWindows PCにリモートアクセスするには Windows、Mac、Linuxを問わず、別のコンピューターにリモートでアクセスするには、「リモートアクセス」と呼ばれる仕組みを利用します。これは、ネットワーク

  2. Macでペアレンタルコントロールを設定する方法【初心者向け完全ガイド】

    デジタル化が進んだ現代において、子育ては決して簡単なことではありません。インターネットが生活に深く根付いた今、子どもがどんなコンテンツにアクセスできるのかをしっかり管理することが親の重要な役割となっています。不適切なコンテンツからの保護や、サイバー犯罪者からの子どもの安全確保は、避けて通れない課題です。幸い、Macユーザーであれば「ペアレンタルコントロール」機能を活用することで、子どもにとって安全で安心なブラウジング環境を簡単に整えることができます。 この記事では、Macでペアレンタルコントロールを設定する方法を詳しく解説します。 ペアレンタルコントロールを使うための前提条件 ペアレンタルコ