Macでペアレンタルコントロールを設定する方法【初心者向け完全ガイド】
デジタル化が進んだ現代において、子育ては決して簡単なことではありません。インターネットが生活に深く根付いた今、子どもがどんなコンテンツにアクセスできるのかをしっかり管理することが親の重要な役割となっています。不適切なコンテンツからの保護や、サイバー犯罪者からの子どもの安全確保は、避けて通れない課題です。幸い、Macユーザーであれば「ペアレンタルコントロール」機能を活用することで、子どもにとって安全で安心なブラウジング環境を簡単に整えることができます。
この記事では、Macでペアレンタルコントロールを設定する方法を詳しく解説します。

ペアレンタルコントロールを使うための前提条件
ペアレンタルコントロール機能を使用する前に、以下の条件を満たしている必要があります。
- OS X Lion以降がインストールされていること
- 管理者アカウントを持っていること
- 管理対象となるユーザーアカウントが1つ以上あること
Macでペアレンタルコントロールを設定する手順
ペアレンタルコントロールを起動する
- 画面左上のAppleマークをクリックします
- ドロップダウンメニューが表示されるので、「システム環境設定」を選択します
- システム環境設定の「システム」セクションにある「ペアレンタルコントロール」アイコンをクリックします
- ペアレンタルコントロールの設定ウィンドウが開きます
- ウィンドウ左下の鍵アイコンをクリックします
- 管理者の認証情報の入力を求められるので、必要事項を入力して「OK」をクリックします
ペアレンタルコントロールのウィンドウが開いたら、制限を設定したいアカウントを選択します。ユーザーを選択したら、上部のボタンをクリックしてください。
続いて、以下のカテゴリごとに制限を設定していきます。
1. アプリ(Apps)

この項目で制限を設定すると、メールによる他者との連絡を禁止したり、内蔵カメラなどのアプリの使用を制限したりすることができます。
- 画面左側のリストから対象ユーザーを選択し、「アプリの使用を制限」にチェックを入れます
- 「App Storeのアプリを許可」オプションで、アプリの対象年齢範囲を選択できます
- 「その他のアプリ」の横にある開閉矢印をクリックすると、標準搭載アプリの一覧が表示され、そのユーザーに使わせたくないアプリを選べます
- 特定のアプリの起動を防ぎたい場合は、そのアプリの横のチェックマークを外します
2. Web

この項目では、Webサイトへのアクセスを制限したり、逆に無制限のアクセスを許可したりできます。
このタブでは、次の3つの選択肢が用意されています。
- 「すべてのWebサイトへのアクセスを許可」:年長のティーンエイジャー向けの設定です
- 「アダルト向けWebサイトへのアクセスを制限」:デフォルトで選択されているオプションです。Appleは子どもに適切・不適切なWebサイトの包括的なリストを保有しており、「カスタマイズ」をクリックすれば、サイトの追加や除外も自由に行えます
- 「指定したWebサイトのみへのアクセスを許可」:幼い子ども向けのオプションです。ホワイトリストに登録されたサイト以外へのアクセスをブロックします。Discovery KidsやNational Geographic Kidsなど、子どもに適したサイトがあらかじめいくつか登録されており、「+」「−」ボタンで追加や削除が可能です
また、「ログ」ボタンをクリックすると、子どもが訪問した(または訪問しようとした)Webサイトの履歴を確認できます。
3. ストア(Stores)

iTunes StoreやiBooks Storeへのアクセスを無効にできます。さらに、音楽、映画、TV番組、アプリ、書籍へのアクセスを、年齢に適したレーティングのコンテンツだけに制限することも可能です。
4. 時間(Time)

平日、週末、就寝時間ごとに利用時間の上限を設定できます。ユーザーがMacへアクセスできる時間を細かくコントロールでき、次の3つのオプションがあります。
- 週末の利用を制限:30分〜8時間の範囲で設定できます
- 平日の利用を制限:30分〜8時間の範囲で設定できます
- 就寝時間:「学校の日」と「週末」の2つのオプションがあり、任意の時間帯・時間の長さでアクセスをブロックできます
5. プライバシー(Privacy)

このオプションでは、プライバシーに関する設定変更を子どもが行えるかどうかを管理できます。「プライバシーを管理」をクリックすると、ユーザーのデータにアクセスできるアプリやゲームを選択できます。アプリの位置情報サービスを有効・無効にすることも可能です。カレンダー、連絡先、リマインダーなど、アクセスの許可・拒否を個別に設定できる項目の一覧も用意されています。
6. その他(Other)

Siriや音声入力の使用、プリンタとスキャナの設定変更、CDやDVDへの書き込みなどを防止できます。また、辞書などにおける不適切な言葉を非表示にしたり、Dockの変更を防止したりすることも可能です。さらに「簡易Finder」オプションを有効にすると、シンプルなMacデスクトップ表示に切り替えられます。
以上の手順で、お子様のプライバシーを守りながら、オンライン上の活動をしっかり見守るためのペアレンタルコントロールを設定できます。ぜひ活用して、家族みんなが安心して使えるデジタル環境を整えてください。
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