Macでファイルを圧縮・解凍する完全ガイド【2022年版】
ファイルサイズが大きいと、メールでの送信に時間がかかったり、ストレージを圧迫したりと、さまざまな不便が生じます。そんなときに役立つのが「zip形式」への圧縮です。この記事では、Macでファイルを圧縮・解凍する方法を、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
Part 1. Macでファイルを圧縮(zip化)する方法
ファイルをzip化すると、データ内の無駄な部分が圧縮され、ファイルサイズが小さくなります。その結果、送信や転送にかかる時間が大幅に短縮され、ストレージ容量も節約できます。
Macでは、単一のファイルでも複数のファイルでも簡単にzip化できます。まずは、1つのファイルを圧縮する基本操作から見ていきましょう。対象のファイルを右クリックし、表示されるメニューから「圧縮」を選択するだけで完了です。
複数のファイルをまとめて1つのzipファイルにしたい場合は、以下の手順に従ってください。
- マウスまたはトラックパッドでドラッグしながら、圧縮したいすべてのファイルを選択します。連続していないファイルを選ぶ場合は、「Command」キーを押しながらクリックすると便利です。
- ファイルを選択した状態で「Control」キーを押しながらクリックし、「圧縮」を選択します。右クリックから同じ操作を行うことも可能です。選択したファイルが1つのzipファイルにまとめられ、元のファイルはそのまま残ります。
- 圧縮が完了したら、必要に応じてファイル名を変更しましょう。「Archive.zip」というデフォルト名のままでも使えますが、内容がわかりやすい名前にしておくと受信者にも親切です。
Part 2. Macでファイルを解凍(unzip)する方法
zipファイルの中身を確認するには、解凍作業が必要です。macOSには標準で「アーカイブユーティリティ」という機能が搭載されているため、サードパーティ製ソフトを導入しなくても、誰でも簡単に圧縮・解凍が行えます。
- 解凍したいzipファイルをダブルクリックします。すると、元のファイルと同じ場所に展開されたフォルダが自動的に作成されます。
- もうひとつの方法として、zipファイルを右クリックし、「このアプリケーションで開く」から「アーカイブユーティリティ」を選択しても解凍できます。展開後は、中身のファイルに自由にアクセスできるようになります。
Part 3. ターミナルを使ってMacでZipファイルを開く方法
ターミナルとは、テキストベースでMacのOSを直接操作できるアプリケーションです。ターミナルにはzipコマンドが用意されており、コマンド入力だけで圧縮・解凍を実行できます。ターミナルは「ユーティリティ」フォルダから起動するか、Spotlight検索で「ターミナル」と入力して探せます。
- Step 1. zipファイルをデスクトップに移動する
操作対象のファイルをデスクトップに置いておくと、パスの指定がシンプルになり、以降のコマンド入力がスムーズになります。 - Step 2. ターミナルを起動する
「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」からターミナルを開くか、検索ボックスで「ターミナル」と入力して起動します。 - Step 3. ディレクトリをデスクトップに変更する
コマンドプロンプトに「cd desktop」と入力します。これは「デスクトップへディレクトリを移動する」という意味のコマンドです。 - Step 4. ファイルを解凍する
「unzip (ファイル名).zip」と入力してEnterキーを押します。処理が完了すると通知が表示されるので、デスクトップに戻って展開されたファイルを確認しましょう。
Part 4. 破損したZipファイルを修復する方法
zipファイルは複数のデータをまとめられる便利な形式ですが、その分、破損に遭遇することも少なくありません。主な破損の原因は以下の通りです。
- 破損したハードディスクやストレージの不良セクタにzipファイルが保存されていた
- zipファイル作成中に、突然の停電や強制シャットダウンなどの予期しない中断が発生した
- ダウンロードや転送が途中で中断され、不完全な状態になった
- ウイルス感染によりシステムやファイルが破壊された
原因に応じて、以下の対処法を試してみてください。
- ストレージの破損が原因の場合:信頼性の高いファイル修復ツールを使用します。WindowsならWinZipのコマンドプロンプト機能、Macならターミナルのzipコマンドで修復を試せます。それでも改善しない場合は、専門的なデータ復旧ソフトの利用を検討しましょう。
- 予期しない中断が原因の場合:パソコンを再起動し、zipファイルを作り直してください。
- ダウンロード・転送の失敗が原因の場合:該当ファイルを再ダウンロードまたは再転送し、再度開けるか確認します。
- ウイルス感染が原因の場合:専門のデータ復旧ソフトを使うのが最も確実な修復方法です。
Part 5. Macで削除されたZipファイルを復元する方法
誤って重要なzipファイルを削除してしまうトラブルは、Macユーザーにとって珍しいことではありません。そんなときにおすすめなのが「iBeesoft Data Recovery」です。MacとWindowsの両方に対応したプロフェッショナルなファイル復元ソフトで、削除・消失したzipやRARファイルを素早く、確実に復元できます。操作も直感的で、初心者でも安心して使える点が魅力です。
- Step 1. ソフトをダウンロードしてインストールする
公式サイトからiBeesoft Data Recoveryをダウンロードし、Macにインストールして起動します。復元したいファイルの種類を選択するか、「すべてのファイルタイプ」を選んで「開始」をクリックします。 - Step 2. スキャン場所を選択する
復元対象のファイルが保存されていた場所(内蔵ハードディスクや外付けストレージなど)を指定し、「スキャン」をクリックしてスキャンを開始します。 - Step 3. スキャン結果を確認して復元する
スキャンが完了すると、見つかったファイルが画面に一覧表示されます。復元したいファイル(ここではアーカイブファイル)を選択してプレビューで内容を確認し、問題がなければ「復元」をクリックして保存先を指定すれば完了です。
以上、Macでのファイル圧縮・解凍の基本操作から、破損ファイルの修復、削除ファイルの復元までを網羅的にご紹介しました。日々のファイル管理にぜひお役立てください。
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