コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

MacをmacOS Montereyにアップグレードした後、以前よりもバッテリーの減りが明らかに速くなった——そんな経験はありませんか?Appleサポートに問い合わせる前に、まず自分で試せる対策がいくつかあります。

macOS Montereyの登場以降、多くのMacユーザーがファームウェア関連の不具合に悩まされてきました。中でも「バッテリー持ちの悪化」は、現在もっとも報告件数の多い問題のひとつです。

バッテリーの問題にはハードウェア起因のものもありますが、多くの場合、OS側の設定や特定のアプリが原因となっています。この記事では、macOS Monterey 12.3.1で発生するバッテリー消耗問題を解決するための11の方法を、初心者にもわかりやすく順番に解説します。

はじめに試したい:低電力モードへの切り替え

低電力モードは、MacBookのパフォーマンスを最適化しながらエネルギー消費を抑え、バッテリー駆動時間を延ばし、ファン音まで静かにしてくれる機能です。Apple M1チップ以降を搭載したMacで、macOS Monterey以降の環境なら利用できます。手順は以下の通りです。

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

  1. 画面左上のAppleメニュー()から「システム環境設定」を選択します。
  2. サイドバーから「バッテリー」→「バッテリー」を選びます。
  3. 「低電力モード」にチェックを入れます。

一方、MacBook Pro(M1 Max搭載モデル)では、動画書き出しなどの負荷の高い作業時に最大性能を発揮するための「高電力モード」を選択できます。うっかりこの設定をオンにしたままにしていないか確認し、自動切り替えまたは低電力モードへ戻しておきましょう。

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

  1. Appleメニュー()→「システム環境設定」を開きます。
  2. 「バッテリー」→「電源アダプタ」→「自動」を選択します。

方法1:バッテリー寿命を伸ばす基本ワザ

まずは手軽にできる基本的な対策から始めましょう。

  • 画面の輝度を下げる:輝度は中程度以下に抑えるのがおすすめです。
  • 省エネルギー設定を有効にする:
  1. 画面上部のAppleアイコン()をクリックします。
  2. 「システム環境設定」を選択します。
  3. 「省エネルギー」を開き、各項目を有効にします。
  • ブラウザのタブを開きすぎない:必要なページだけを開き、使い終わったらすぐ閉じる習慣をつけましょう。タブを大量に開いたままにするとCPUへの負荷が増大し、バッテリー消費も増えてしまいます。

方法2:バッテリーを大量消費しているアプリを特定する

「アクティビティモニタ」を使えば、どのアプリがバッテリーを大量消費しているのか一目で把握できます。

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

  1. Finderで「アプリケーション」フォルダを開きます。
  2. 「ユーティリティ」フォルダ内の「アクティビティモニタ」を起動します。
  3. ウィンドウ上部のタブから「エネルギー」を選択します。

手順が面倒な場合は、Spotlight検索(Command+スペース)で「アクティビティモニタ」と入力すればすぐに起動できます。

表示された一覧をもとに、エネルギー影響の大きいアプリを特定しましょう。原因と思われるアプリが見つかったら、一時ファイルを削除してから時間をおいて再インストールすると、改善することがあります。

方法3:位置情報サービスをオフにする

すべてのアプリに位置情報サービスを許可するのは得策ではありません。必要な一部のアプリだけ許可するか、システム全体で無効にするのがおすすめです。iPhoneでもMacBook Proでも、位置情報サービスは常時バッテリーを少しずつ消耗させる要因になります。

なお、位置情報サービスを完全にオフにすると「Macを探す」機能が使えなくなる点には注意してください。

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

  1. Appleメニュー()をクリックします。
  2. 「システム環境設定」を選択します。
  3. 「セキュリティとプライバシー」を開きます。
  4. ウィンドウ下部の鍵アイコンをクリックして、変更できる状態にします。
  5. Apple IDとパスワードを入力します。
  6. 「プライバシー」タブ→「位置情報サービス」を選択します。
  7. 「位置情報サービス」のチェックを外し、確認します。
  8. 最後にもう一度鍵アイコンをクリックして、設定をロックします。

方法4:透明度とモーション効果を無効にする

ウィンドウの透明度やアニメーションなどの視覚効果も、知らず知らずのうちにバッテリーを消耗させます。これらを減らすことで、MacBook Proのバッテリー持ちが改善する場合があります。

  1. 画面上部のAppleアイコン()をクリックします。
  2. 「システム環境設定」→「アクセシビリティ」を開きます。
  3. 左側のメニューから「ディスプレイ」を選択します。
  4. 「視差効果を減らす」と「透明度を下げる」にチェックを入れます。

方法5:自動アップデートを無効にする

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

アプリを常に最新の状態に保てる自動アップデートは便利ですが、バッテリーの減りが気になる場合はオフにするのもひとつの手です。有効になっていると、バックグラウンドで常にアップデートを探し続けるため、電力を消費します。

  1. Appleメニュー()を開きます。
  2. 「システム環境設定」を選択します。
  3. 「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。
  4. 「自動的にアップデート」のチェックを外し、「詳細」をクリックします。
  5. 「macOSアップデートをインストール」「利用可能な新しいアップデートをバックグラウンドでダウンロード」「システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール」など、すべての項目のチェックを外します。

※セキュリティ面を考慮し、重要なアップデートは手動でこまめに確認することをおすすめします。

方法6:サードパーティ製ブラウザではなくSafariを使う

SafariはmacOSに深く最適化されており、Google ChromeやFirefoxなどのサードパーティ製ブラウザと比べて電力効率が高く、セキュリティ面でも優れています。拡張機能によるカスタマイズも可能なので、日常的なブラウジングはSafariに統一するとバッテリー持ちが向上します。

方法7:MacBookをクリーンアップする

長期間使っているMacBookには、不要なゴミファイルやキャッシュが蓄積され、動作の遅延やバッテリー消耗の原因になります。定期的にストレージを整理すれば空き容量が増え、パフォーマンスも改善します。Appleメニューの「このMacについて」→「ストレージ」→「管理」から、不要なファイルを確認・削除しましょう。

方法8:iCloud写真の共有機能をオフにする

macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗を解決する11の方法

iCloud写真共有やMy Photo Streamを有効にしていると、すべてのAppleデバイス間でアルバムや写真が絶えず同期され、そのたびにバッテリーを消費します。My Photo Streamは、最近撮影した写真を各デバイスから収集し、ほかのデバイスへ配信する機能です。

  1. Appleメニュー()から「システム環境設定」を開きます。
  2. 「Apple ID」→「iCloud」を選択します。
  3. 「写真」の横にある「オプション」をクリックします。
  4. 「iCloud写真」「共有アルバム」「My Photo Stream」のチェックを外します。
  5. 「完了」をクリックします。

方法9:アプリを最新版に更新する

古いバージョンのアプリは、macOS Montereyとの互換性の問題で正常に動作せず、エラーやバッテリー消耗の原因になることがあります。古くなったアプリは最新版へ更新するのがベストな対処法です。

  1. 「App Store」を開き、「アップデート」タブを選択します。
  2. 表示されたアプリをすべてアップデートします。

方法10:PRAMとSMCをリセットする

MacBookのさまざまな不具合に対する究極の解決策として知られているのが、PRAMとSMCのリセットです。ほかの方法で改善しない場合に試してみてください。

PRAM(NVRAM)のリセット方法

まず、MacBookを完全にシャットダウンします。

  1. 灰色の画面が表示される前に、「Command + Option + P + R」キーと電源ボタンを同時に押し続けます。
  2. MacBookが完全に起動するまでキーを押し続けます(起動音が2回鳴るまでが目安です)。
  3. すべてのキーを離し、MacBookを再起動します。

PRAMのリセット後は、日付や時刻、音量、ポインタの速度などの設定をやり直す必要がありますが、データが失われることはありませんのでご安心ください。

SMCのリセット方法

バッテリーを取り外さないタイプのMacBookでは、以下の手順でSMCをリセットできます。

  1. MacBookをシャットダウンします。
  2. 電源アダプターは接続したままにします。
  3. キーボード左側の「Shift + Option + Control」と電源ボタンを同時に押し続けます。
  4. 数秒間キーを押し続けてから、すべて離します。
  5. 電源ボタンを押してMacBookを起動します。

これでSMCのリセットは完了です。

方法11:macOSを最新版にアップデートする

それでもバッテリー消耗問題が解決しない場合は、MacBookをまだ最新のソフトウェアにしていなければ、アップデートを実行しましょう。バッテリー関連の不具合は、OSのアップデートで修正されることがよくあります。

  1. 「App Store」を開き、「アップデート」タブを選択します。
  2. 利用可能なアップデートがあれば、指示に従ってインストールします。

ここで、新しいアップデートが配信されているかどうか、あるいはMacBookがすでに最新の状態かどうかを確認できます。

まとめ

以上が、macOS Monterey 12.3.1のバッテリー消耗問題を解決するための11の方法です。低電力モードの活用といった簡単な設定から、PRAM・SMCのリセットまで、負担の少ないものから順番に試してみてください。それでも問題が解決しない場合は、Appleサポートへの相談をおすすめします。


  1. iPadのバッテリー消耗問題を解決する15の方法

    iPadはバッテリー持ちの面で非常に信頼性の高いデバイスです。Safariでウェブを閲覧しているときも、Netflixで動画を連続視聴しているときも、ほとんどの日常的なタスクにおいて最大10時間の画面点灯時間を実現します。 しかし、Appleのタブレットといえども、バッテリー消耗の問題は皆無ではありません。暴走したプロセス、最適化されていないアプリ、リソースを大量消費する設定など、さまざまな要因によって、通常よりも早くバッテリーが減ってしまうことがあります。 以下の対処法は、iPad、iPad Air、iPad Proにおけるバッテリー消耗の問題を解決するのに役立つはずです。 1.

  2. ノートパソコンの電源が入らないときの対処法6選|原因別の解決ガイド

    パソコンやノートパソコンが電源を入れられないのは、焦りと不安を感じるトラブルです。特に、日常のメインマシンとして使っている場合はなおさらでしょう。しかし、まずは深呼吸をして冷静に、考えられる原因を一つずつ確認することが大切です。以下の6つの原因に当てはまる場合は、それぞれの解決策を試すことで、再び起動できる可能性があります。1. 電源(ACアダプター・電源ユニット)を確認するノートパソコンの場合ここで起こりうるトラブルはいくつかあります。まず、別のノートパソコン用のACアダプターを接続していないか確認しましょう。コネクタが差し込めるからといって、正しいアダプターとは限りません。ノートパソコンご