AndroidでGoogle Playサービスのバッテリー消費が激しいときの対処法まとめ
「Google Play Servicesのバッテリー消費」という表現は、実は少し誤解を招きやすいものです。というのも、多くの場合、実際に電力を食べているのは位置情報やWi-Fi、各種データ通信といった機能を使う外部アプリであり、それらの処理を担っているのがGoogle Play Servicesだからです。その結果、これらの機能の利用状況がGoogle Play Servicesのバッテリー使用量として表示されてしまいます。この記事では、バッテリー消費問題を解決し、Google Play Servicesを再び快適に動作させるための対策を詳しく紹介します。
AndroidでGoogle Play Servicesのバッテリー消費を確認する方法
Google Play Servicesがバッテリーを消耗しているかどうかを調べるのに、追加のアプリは必要ありません。
- 「設定」を開き、「アプリと通知」をタップします。
- 「すべてのアプリを表示」をタップし、一覧から「Google Play Services」を見つけてタップします。
- 「詳細」をタップし、「バッテリー」の項目を確認します。
前回のフル充電以降、何パーセントのバッテリーが使われているでしょうか?数パーセント(つまり一桁)を超えている場合は高すぎます。特に二桁になっているなら、早めに対策を講じる必要があります。
バッテリー消費の“本当の原因”を見つける
ここには少し見落とされがちなポイントがあります。Google Play Services自体は、単独ではバッテリーを消耗しません。先ほど触れたように、本当に電力を消費しているのは、位置情報へのアクセス、Wi-Fi、モバイルデータ、バックグラウンドでの常時稼働などを通じてGoogle Play Servicesとやり取りしている他のアプリなのです。
したがって、Google Play Servicesのバッテリー消費が多いことに気づいたら、まずはどのアプリが原因になっているのかを特定することが第一歩になります。
かつてはこの目的に使えるアプリがいくつもありましたが、今では姿を消したものも少なくありません。かつて最高峰と謳われた「BetterBatteryStats」はすでにPlayストアから削除されていますし、かつて人気だった「Greenify」もここ数年更新されていません。
そこで現在おすすめしたいのが「AccuBattery」です。正確なデータを収集するには数週間ほど計測を続ける必要がありますが、その後はグラフやランキング形式の一覧、端末バッテリーの詳細な指標をもとに、バッテリー消費の本当の犯人を突き止めることができます。
Google Play Servicesのキャッシュとデータを消去する
まず試したい簡単な方法は、Google Play Servicesのキャッシュをクリアすることです。不要な情報が蓄積して動作に負荷がかかり、バッテリーを余分に消費している可能性があります。
手順は以下の通りです。「設定」→「アプリと通知」→「すべてのアプリを表示」→「Google Play Services」→「ストレージとキャッシュ」→「キャッシュを削除」。
それでもバッテリー消費が続くようなら、より思い切った手段として、Google Play Servicesのストレージデータを消去する方法があります。この場合、後でGoogleアカウントに再サインインする必要がある点に注意してください。
手順は「設定」→「アプリと通知」→「すべてのアプリを表示」→「Google Play Services」→「ストレージとキャッシュ」→「ストレージを消去」となります。
自動同期をオフにしてバッテリー消費を抑える
複数のアカウントをGoogle Play Servicesに接続している場合、それがバッテリー消費の原因になっているかもしれません。周辺地域の新しいイベント、メール、通知などのために位置情報を常にチェックする必要があり、Google Play Servicesはバックグラウンドで継続的に動作します。アカウントが増えるほど、その負担(メモリ)も大きくなります。
対策としては、メール、カレンダー、ドライブ、さらにはWhatsAppなどのサードパーティ製アプリの自動同期をオフにすることです。特にGoogleアカウントは多くのアプリの同期を管理しているため影響が大きくなります。
手順は「設定」→「アカウント」と進み、各アカウントをタップして同期がオンかオフかを確認します。「Googleアカウント」→「アカウント同期」と進むと、多くのアプリが自動同期されていることがわかるはずです。すべての同期が本当に必要かどうか、一度見直してみましょう。
「同期オン」と表示されている場合は、「アカウント同期」をタップして個別の同期設定を管理できます。もちろん、あるアプリの自動同期がどうしても重要であれば、それはオンのままにして、優先度の低いアプリから順にオフにしていくのがおすすめです。
同期エラーがバッテリーを消耗していることも
Google Play Servicesがデータの同期を試みても失敗すると、当然ながら同期エラーが発生します。このエラーこそが、以前よりスマホの充電頻度が増えてしまった原因である可能性もあります。連絡先、カレンダー、Gmailアカウントなどをチェックし、エラーがないか確認してみてください。また、連絡先に絵文字が含まれている場合は削除してみましょう。Googleは絵文字をうまく扱えないことがあります。
さらに、アカウントを一度削除して再登録することで同期エラーが解消されることもあります。端末の設定でモバイルデータを1分以上オフにしてから再度オンに戻すのも有効な手段です。
アプリによる位置情報アクセスを制限する
位置情報を要求するアプリは数多く存在します。問題は、アプリが位置情報を要求する際、その処理がGoogle Play Services経由で行われ、GPSを使って情報を取得するという点です。
- 位置情報を要求しているアプリを開き、「設定」→「アプリと通知」→「[アプリ名]」→「権限」から位置情報の権限をオフにします。
- 「位置情報」のスライダーをタップしてオフにすると、位置情報の同期が停止し、Google Play Servicesのバッテリー消費を抑えられます。
Google Play Servicesのアップデートをアンインストールする
少し意外に聞こえるかもしれませんが、アップデートによって不具合が生じることは珍しくありません。そのため、Google Play Servicesのせいでバッテリー消費が増えたと感じたら、このサービスのアップデートをアンインストールしてみるのも一つの手です。
- 「設定」→「アプリと通知」を開きます。
- アプリ一覧から「Google Play Services」を選択します。
- 右上の三点アイコンをタップします。
- 「アップデートをアンインストール」を選択します。
- スマホを再起動し、状況が改善されたかどうかを確認します。
旧バージョンのGoogle Play Servicesをインストールする
場合によっては、最新版のGoogle Play Servicesが正常に動作しないこともあります。Google Play Servicesをアップデートしてからバッテリー消費が増えたと感じているなら、少なくとも最新版が修正されるまでの間、以前のバージョンへロールバックするのも選択肢です。
- 任意のバージョンにロールバックするには、まず上記の手順でGoogle Play Servicesのアップデートをアンインストールし、次にAPK MirrorのGoogle Play Servicesページにアクセスします。
- ページを下にスクロールし、最新版の1〜2つ前のバージョンをタップします(ベータ版は無視してください)。
- 同じバージョンにも多数のバリエーションがあります。正しいAPKをダウンロードするには、以下の3点を把握しておく必要があります。
- スマホのSoC(チップセット)のアーキテクチャ
- スマホ画面のDPI
- お使いのAndroidのバージョン
- Androidのバージョンは「設定」→「端末情報」から確認できます。その他の情報はGSMArenaのようなサイトで調べられます。
- 以上を踏まえて自分の端末に合ったAPKをダウンロードし(必要ならブラウザにダウンロード許可を与えます)、インストールします。
よくある質問
1. Google Play Servicesはどうやってアップデートするの?
「設定」→「アプリと通知」→「すべてのアプリを表示」→「Google Play Services」からアップデートを確認できます。
Google Play Servicesのアップデートが配信されている場合は、この画面に表示されます。
2. Google Play Servicesのベータ版に参加できる?
はい。最新機能をいち早く試したい方は、公式ページからテスター登録を行えばベータ版プログラムに参加できます。
3. Google Play Servicesは私を監視しているの?
ある意味ではイエスです。ただしそれがどれほど悪質かは、Googleのデータ収集に対するあなたの考え方次第でしょう。Googleにとってデータ収集はビジネスモデルの中核であり、マップからWhatsApp、さらには電話アプリまで、膨大な数のアプリがGoogle Play Servicesに向けて「現状報告」を行っています。これを完全に避けるには、スマホからGoogle要素を取り除く「脱グーグル化(de-Google)」が必要ですが、これは本記事の範囲を大きく超える話題です。
4. Google Play Servicesを削除できる?
root化された端末であれば削除自体は可能です。しかし、そうなるとPlayストア、GoogleマップをはじめとするほぼすべてのGoogle系アプリ、さらには多くのサードパーティ製アプリまで利用できなくなります。つまり、これは大きな決断であり、ある種のライフスタイルの選択でもあるため、軽々しく行うべきものではありません。
これでバッテリー消費の問題は解決できたはずです。せっかくなら、AndroidをiPhone風の見た目にカスタマイズして楽しむのはいかがでしょうか。
-
AndroidでGoogle Playエラーコード910を解決する方法|原因と対処法を徹底解説
Google Playストアは、Androidデバイスにアプリをダウンロード・インストールするための巨大なアプリの宝庫です。しかし、便利な反面、さまざまなエラーが発生することもあります。その中でも厄介なのが、アプリのインストールを妨げる「エラーコード910」です。このエラーは、通信環境の不安定さ、破損した一時ファイル、その他のシステム上の問題などが原因で発生すると考えられています。 本記事では、Google Playエラーコード910を解消するための効果的な対処法を、初心者の方にもわかりやすく順を追ってご紹介します。 AndroidでGoogle Playエラーコード910を修正する手順 方法
-
「残念ながら、Google Play開発者サービスが停止しました」エラーを解決する5つの方法
「残念ながら、Google Play開発者サービスが停止しました」というエラーは、Androidユーザーが頻繁に遭遇するトラブルのひとつです。しかし、そもそもなぜこのエラーが発生するのでしょうか? この記事では、エラーが発生する原因から具体的な解決策まで、わかりやすく解説していきます。最後まで読めば、「Google Play開発者サービスが停止し続ける」問題を解消できるはずです。 Google Play開発者サービスが停止し続ける原因は? 「残念ながら、Google Play開発者サービスが停止しました」というエラーが表示される理由はさまざまですが、最も多い原因はGoogle Playストア