パソコンモニターの表示トラブルを解決する方法|症状別の対処法9選
世界中で数十億人がコンピューターモニターを使用しており、デスクトップPCやノートパソコンにサブモニターを追加して使う方も少なくありません。モニターの基本操作はとてもシンプルで、正しく接続してPCに認識させれば、そのまま快適に使い続けられます。ところが、いざというときに表示トラブルが発生すると、作業は一気にストップしてしまいます。
大切なプレゼンテーションや重要なオンライン会議の直前に、モニターの表示に異常が起きたらどうでしょう?想像するだけで焦ってしまいますよね。でも安心してください。モニターの表示トラブルの多くは、自力で簡単に解決できます。この記事を読み終えるころには、あなたもモニターのトラブル解決のエキスパートになっているはずです。ぜひ最後までご覧ください。

パソコンモニターの表示トラブルを解決する方法
モニターに起こりやすい主な表示トラブルとは?
モニターの表示には、「信号なし」エラー、色のにじみ、画面のちらつき、ドット抜け(デッドピクセル)、画面のひび割れ、縦線の表示など、さまざまな問題が起こり得ます。自分で対処できるものもあれば、モニター本体の交換が必要になるものもあります。ここからは、代表的なトラブルとその対処法をひとつずつ見ていきましょう。
1. 「信号なし」と表示される
モニターを接続した際にもっともよく見られるのが、画面に「信号なし(No Signal)」と表示されるエラーです。同時に、最も簡単に直せるトラブルでもあります。このメッセージが出ているということは、モニターの電源は入っているものの、PCからモニターへ映像データが送られていない状態を意味します。
「信号なし」エラーの解決策:
a. ケーブルの接続を確認する: ケーブルがしっかり差し込まれていないと、「信号なし」が表示されることがあります。ケーブルが正しく接続されているか確認し、一度抜いてから挿し直してみてください。その後、Windowsの画面が正常に表示されるかチェックしましょう。
b. モニターを再起動する: モニターの電源を一度切り、数秒待ってから入れ直します。これだけで映像入力を認識し、正常に表示されるケースは少なくありません。
c. Windowsにモニターを認識させる: サブモニター使用時に「信号なし」が出る場合は、Windowsがモニターを認識していない可能性があります。以下の手順で認識させてみましょう。
- デスクトップの何もない場所を右クリックします。
- 表示されたメニューから「ディスプレイ設定」を選択します。
- 「ディスプレイ」設定画面で「検出」をクリックします。
これでPCがモニターを認識し、問題が解消されるはずです。
d. グラフィックボードのポートを変えてみる: 出力ポートを複数搭載したグラフィックボードを使っている場合は、別のポートに差し替えてみてください。ポートの破損が原因だった場合、これで解決します。
e. ドライバーを最新版に更新する: グラフィックドライバーが古いと、モニターが正常に動作しないことがあります。必ず最新のドライバーを導入しましょう。
f. ケーブルを新しい規格に買い替える: 古いVGAケーブルを使っているなら、HDMIなどの新しいケーブルへの変更を検討してください。
2. 画面が点滅・ちらつく
ケーブルの接触不良でも画面がちらつきます。まずはケーブルの接続を確認しましょう。それでも改善しない場合は、リフレッシュレートの設定が適切でない可能性があります。一般的な液晶モニターは59Hzまたは60Hz、ハイエンドモデルでは75Hz、120Hz、144Hzが採用されています。
- 「ディスプレイ設定」を開きます(前述の手順と同じです)。
- 「高度なディスプレイ設定」を選択します。
- 「ディスプレイアダプターのプロパティ」を開きます。
- 開いたダイアログボックスでリフレッシュレートを調整し、「OK」をクリックします。

また、電源供給が不安定な場合も画面がちらつくことがあります。電源環境も併せて確認しておきましょう。
3. 色がにじむ・表示が歪む
色のバランスや表示が歪むトラブルもよくあります。まずはモニターケーブルに破損がないかを確認し、必要なら交換しましょう。
- 「ディスプレイ設定」を開きます。
- 「ディスプレイの解像度」を「推奨」に設定します。

ドライバーの再インストール方法:
- スタートメニューで「デバイスマネージャー」を検索して開きます。
- 「ディスプレイアダプター」を展開します。
- 該当するグラフィックカードを右クリックします。
- 「デバイスのアンインストール」を選択します。

- PCを再起動し、ドライバーを再インストールします。
- メーカーの公式サイトから、お使いのシステムに合った最新ドライバーをダウンロードします。
なお、アンインストールの前にドライバーの更新だけ試してみるのもおすすめです。それで問題が解決すれば、再インストールは不要です。
4. ドット抜け(デッドピクセル)
ドット抜けやサブピクセルの固着はハードウェア障害のため、残念ながら完全に修復することはできません。特定の色のまま固まっているのが「スタックピクセル」、真っ黒に表示され続けるのが「デッドピクセル」です。
専用ソフトを使う: スタックピクセルの中には、時間が経つと自然に治るものがあります。「Undead Pixel」のようなツールは画面の色を高速で切り替えることで、スタックピクセルを消去できる場合があります。
軽く押してみる: 該当部分を指で軽く押すことで直ったという報告もあります。ただし、強く押しすぎるとかえって悪化する恐れがあるため、慎重に行ってください。
モニターを交換する: 死んだピクセルが多数ある場合は、モニターの交換を検討しましょう。製造上の欠陥や保証期間内であれば、無償で交換してもらえる可能性があります。
5. 縦線が表示される
画面に一本または複数の縦線(黒や単色)が現れることがあります。まず、モニターを別のPCに接続して確認してみてください。それでも縦線が消えない場合は、モニター本体または液晶パネルの故障が考えられるため、交換の時期です。
6. 解像度が正しく表示されない
この症状が出る場合、原因はグラフィックドライバーにあることがほとんどです。ドライバーを最新版に更新し、解像度を「推奨」設定に変更してみましょう。
7. 勝手に電源が切れる
モニターが頻繁に勝手に切れる場合は、電力不足が疑われます。モニターが必要とする電力が安定して供給されているか確認してください。また、モニターやACアダプターの過熱も原因となることがあります。
8. ひび割れ・黒いシミ
画面に明らかな黒いシミやひび割れがある場合は、液晶パネルが破損している可能性が高いため、モニターの交換をおすすめします。物理的な破損は多くのメーカーで保証対象外となるため、無償での交換は難しい点に注意しましょう。
9. ブーンという音がする
画面からホワイトノイズのような音が聞こえる場合、バックライトが原因のことがあります。輝度(明るさ)を数段階に変えてみて、音が変わるか確認しましょう。改善しない場合はモニターの交換が必要です。保証期間内ならメーカーが対応してくれることが多く、期間終了後でも、修理店でバックライトのみの交換を依頼できる場合があります。
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このガイドがお役に立てば幸いです。パソコンモニターの表示トラブルを無事に解決できたでしょうか?まだ不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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