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「オーディオレンダラーエラー:コンピューターを再起動してください」の修正方法

平日の午後、Instagramで可愛い犬や猫の画像を見て癒されていたところ、お気に入りのクリエイターが新しい動画をアップロードしたというYouTube通知が届きました。最高の状態でその新作を楽しむために、デスクトップPCに移動し、普段使っているブラウザでYouTubeを開いて動画のサムネイルをクリック。しかし、動画が再生される代わりに表示されたのは「Audio Renderer Error. Please restart your computer(オーディオレンダラーエラー:コンピューターを再起動してください)」というメッセージでした。なんとも憂鬱な瞬間ですよね。別のブラウザに切り替えても、同じエラーメッセージがつきまといます。実はこのオーディオレンダラーエラーは、Windowsのバージョンに関わらず、Chrome・Firefox・Opera・Edgeなどすべてのブラウザで発生する、Windowsユーザーにはよく知られた問題なのです。

ユーザーからの報告によると、このエラーの主な原因は不具合のあるオーディオドライバーです。ドライバーが破損していたり、古くなっていたり、単に一時的な不具合を起こしているケースがあります。また、一部のユーザーではマザーボードのバグが原因となることもあり、Dell製パソコンではBIOSのバグが原因となることが多いと報告されています。さらに、音楽制作ソフト「Cubase」使用時にもこのエラーが発生しやすいことが知られています。システム環境やエラーが発生する状況によって解決策は異なるため、この記事ではWindows 10でオーディオレンダラーエラーを解消するための方法をすべてご紹介します。

「オーディオレンダラーエラー:コンピューターを再起動してください」の対処法

高度な解決策に進む前に、まずはエラーメッセージの指示通りにPCを再起動してみましょう。地味に思えるかもしれませんが、再起動によってドライバーやバックグラウンドプロセスの一時的な不具合を解消できます。ただし、これはあくまで一時的な対策です。幸運にもこれだけで解決する人もいれば、数秒だけ音声が再生され、すぐにエラーが再発する人もいます。もう一つの一時的な対策として、ヘッドホンを抜き差しする方法もあります。再起動より効果が長持ちし、丸一日エラーが出ずに済むこともあります。

一時的な対策を繰り返すうちにうんざりしてきたら、時間があるときにWindows標準のトラブルシューティングツールを実行したり、ドライバーの修復を行いましょう。DellユーザーはBIOSの更新で恒久的に解決でき、Cubaseユーザーはサンプリングレートとビット深度の変更が必要です。

Windows 10でオーディオレンダラーエラーを修正する5つの方法

方法1:オーディオのトラブルシューティングツールを実行する

Windowsには、さまざまな問題を自動的に診断・修復するトラブルシューティングツールが組み込まれています。開発者が把握している既知の問題に対しては、あらかじめ修復手順が組み込まれているため、意外と役立つ機能です。以下の手順でオーディオのトラブルシューティングツールを実行してください。

1. Windowsキー + Iを押して設定を開き、「更新とセキュリティ」をクリックします。

2. 左側のナビゲーションメニューから「トラブルシューティング」ページへ移動します。Windowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「ms-settings:troubleshoot」と入力しても同じ画面を開けます。

3. 右側のパネルで「追加のトラブルシューティングツール」をクリックします。

4. 「起動しない場合」セクションの「オーディオの再生」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」ボタンをクリックします。

5. ドライバーとオーディオサービスのスキャン後、トラブルシューティング対象のデバイスを選択するよう求められます。エラーが発生しているデバイスを選び、「次へ」をクリックして続行します。

6. 診断には数分かかる場合があります。問題が検出された場合は、画面の指示に従って修復してください。

7. すべての問題が修復されたら、PCを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認しましょう。

方法2:オーディオデバイスを無効化して再度有効化する

PCの再起動と同様に、オーディオアダプター自体を再起動することでも問題が解決することがあります。デバイスドライバーの一時的な不具合がリセットされ、正常な状態に戻ります。

1. スタートボタンを右クリックしてパワーユーザーメニューを開き、「デバイスマネージャー」を選択します。

2. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」をダブルクリックして展開し、先頭の項目を右クリックして「デバイスを無効化」を選択します。

3. リストされているすべてのオーディオデバイスに対して同じ操作を繰り返します。

4. 1〜2分待ってから、すべてのオーディオデバイスを再度有効化します。

方法3:オーディオドライバーをアンインストールする

オーディオレンダラーエラーの最も一般的な原因は破損したドライバーです。デバイスマネージャーを使えば、以前のバージョンのドライバーにロールバックして問題が解決するか確認できます。それでも改善しない場合は、破損したドライバーを完全にアンインストールし、最新の安定版に入れ替えましょう。多くの場合、ドライバーの更新だけでエラーは解消されます。

1. デバイスマネージャーを開き、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開します(前の方法の手順1〜2を参照)。

2. サウンドカードをダブルクリックしてプロパティウィンドウを開きます。

3. 「ドライバー」タブに移動し、「ドライバーのロールバック」で前のバージョンに戻すか(可能な場合)、または「デバイスのアンインストール」で完全に削除します(まずロールバックを試し、ダメならアンインストールしましょう)。ポップアップが表示されたら確認します。

4. ドライバーをアンインストールした場合は、PCを再起動すればWindowsが自動的に再インストールしてくれます。自分でメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールすることも可能です。Driver Boosterなどのサードパーティ製ツールを利用するのも一つの手です。

方法4:オーディオのサンプリングレートとビット深度を変更する

Cubaseのウィンドウがアクティブなときだけエラーが発生する場合は、WindowsのサウンドドライバーとASIOドライバーのサンプリングレートを揃える必要があります。サンプリングレートが異なると再生時に競合が起き、レンダラーエラーが発生します。

1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、メニューから「サウンド」を選択します。アイコンが非表示になっている場合は、上向き矢印「非表示のインジケーターを表示」をクリックすると見つかります。

2. 「再生」タブで、エラーが発生しているオーディオデバイスを選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。

3. プロパティウィンドウの「詳細」タブに移動し、「既定の形式」のドロップダウンメニューから「16ビット、44100 Hz」(または任意のサンプリングレート)を選択します。

4. 「適用」をクリックして変更を保存し、「OK」で閉じます。

5. 次に、ASIOドライバーの設定ウィンドウを開き、「オーディオ」タブに切り替えます。

6. 右上隅にある「サンプルレート(Hz)」を「44100」(手順3で設定した値)に変更します。PCを再起動すると変更が反映されます。

方法5:BIOSを更新する(Dellユーザー向け)

Dell製パソコンをお使いの場合、上記の解決策では効果がないかもしれません。多くのDellユーザーから、特定のバージョンのBIOSソフトウェアのバグがオーディオレンダラーエラーの原因であるとの報告があり、この問題はBIOSの更新によってのみ解決できます。BIOSの更新は一般ユーザーには難しく感じられる作業ですが、当サイトの「BIOSとは?更新方法を解説」というガイド記事が参考になります。また、Dell公式サイトでも非常に詳しいガイドと解説動画が公開されていますので、そちらもぜひチェックしてください。

注意: BIOSの更新を開始する前に、重要なデータのバックアップを取り、ノートPCのバッテリーを50%以上充電し、外付けハードディスク・USBメモリ・プリンターなどの外部デバイスを取り外しておきましょう。これらの準備を怠ると、システムが永久に損傷する恐れがあります。

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