WindowsのタスクバーにCPU・GPU温度を常時表示する方法【無料ツール3選】
PCのCPUやGPUの温度をこまめにチェックしたい理由は人それぞれです。本記事では、タスクバーにCPUとGPUの温度を表示する方法をわかりやすく解説します。
オフィスワークや学習程度の用途でPCを使っているだけなら、CPUやGPUの温度監視は不要に思えるかもしれません。しかし、これらの温度はシステムの動作効率を左右する重要な指標です。温度が適正範囲を超えると、内部回路に恒久的なダメージが及ぶ恐れがあります。過熱は決して軽視できない問題です。
幸い、CPUやGPUの温度を監視できる無料ソフトは多数存在します。とはいえ、温度確認のためだけに画面の広い範囲を占有したくはないものです。そこでおすすめしたいのが、温度をタスクバーにピン留めするという方法です。以下で具体的な手順を紹介します。

タスクバーにCPU・GPU温度を表示する方法
WindowsのシステムトレイでCPUやGPUの温度を監視できる無料アプリは数多くあります。ただしその前に、「どの程度の温度が正常で、何度から危険なのか」を理解しておきましょう。プロセッサには画一的な適正温度という基準はなく、製品の構造、ブランド、採用技術、最大許容温度によって異なります。
お使いのCPUの最大温度を調べるには、WebでそのCPUの製品ページを検索し、「Maximum operating temperature(最大動作温度)」「T case(Tケース)」「T junction(Tジャンクション)」といった表記を探してください。どの値であっても、安全のため最大許容温度より30℃低めを保つのが理想です。こうしておけば、タスクバーで温度を監視している際に、いつ作業を中断すべきかすぐ判断できます。
システムトレイでCPU/GPU温度を監視できる3つの無料ツール
ここでは、使い勝手の良い無料のサードパーティ製アプリを3つ紹介します。いずれもWindows 10/11のタスクバーにCPUとGPUの温度を表示できます。
1. HWiNFOを使う
HWiNFOは、CPUやGPUの温度をはじめ、システムハードウェアに関する詳細な情報を取得できる無料アプリです。

- HWiNFOの公式サイトからダウンロードし、Windows PCにインストールします。
- スタートメニューから起動するか、デスクトップのアイコンをダブルクリックしてアプリを立ち上げます。
- ダイアログボックスの「Run」をクリックします。
- これによりアプリがシステム上で実行され、各種情報の収集が始まります。
- 「Sensors」にチェックを入れて「Run」ボタンを押すと、収集された情報を確認できます。センサーページには、すべてのセンサーの状態が一覧表示されます。
- CPUの温度を示す「CPU Package」というセンサーを探します。
- その項目を右クリックし、ドロップダウンメニューから「Add to tray」を選択します。
- 同様に「GPU Package temperature」を見つけ、右クリックメニューから「Add to tray」をクリックします。
- これで、WindowsのタスクバーでCPU/GPUの温度を監視できるようになります。
- 温度を表示し続けるには、アプリを起動したままにしておく必要があります。最小化はしても構いませんが、終了はしないようにしましょう。
- さらに、PCを再起動するたびに自動でアプリを起動させたい場合は、Windowsのスタートアップに登録します。
- タスクバートレイの「HWiNFO」アイコンを右クリックし、「Settings」を選択します。
- 設定ダイアログの「General/User Interface」タブを開き、以下の項目にチェックを入れます。
- Show Sensors on Startup(起動時にセンサーを表示)
- Minimize Main Window on Startup(起動時にメインウィンドウを最小化)
- Minimize Sensors on Startup(起動時にセンサーウィンドウを最小化)
- Auto Start(自動起動)
最後に「OK」をクリックすれば完了です。以降はPCを再起動しても、常にアプリがバックグラウンドで動作します。

同じ要領で、センサーリストにある他のシステム情報もタスクバーに追加できます。
2. MSI Afterburnerを使う
MSI Afterburnerは、主にグラフィックカードのオーバークロック用として知られるツールですが、システムの詳細な統計情報を表示する目的でも活用でき、タスクバーへの温度表示にも対応しています。

- MSI Afterburnerをダウンロードしてインストールします。
- 初回起動時には、GPU電圧・温度・クロック速度などの基本情報が表示されます。
- ハードウェアの統計情報を設定するには、歯車アイコンをクリックして設定画面を開きます。
- 設定ダイアログが開いたら、GPU名の下にある「Start with Windows」と「Start minimized」にチェックを入れると、PC起動時に毎回自動的にアプリが立ち上がります。
- 次に設定ダイアログの「Monitoring」タブへ移動します。「Active hardware monitoring graphs」の見出しの下に、アプリが管理できるグラフの一覧が表示されます。
- この中から、タスクバーに表示したい項目を調整していきます。
- ピン留めしたいグラフをクリックして選択し、メニューの「Show in-tray」にチェックを入れます。トレイアイコンはテキスト形式かグラフ形式で表示でき、正確な数値を読み取りたい場合はテキスト表示がおすすめです。
- 同じメニュー内の赤い四角をクリックすれば、タスクバーに表示される温度テキストの色も変更できます。
- また、一定の値を超えたときに通知するアラーム機能もあります。過熱防止に非常に役立つので、ぜひ活用しましょう。
- 他の項目についても同じ手順でタスクバーに表示できます。なお、アイコンが非アクティブ領域のシステムトレイに隠れていないかも確認し、必要ならタスクバー右クリック→「タスクバーの設定」から表示設定を変更してください。
- MSI Afterburnerには飛行機のような形をした独立アイコンもタスクバーに現れます。これを消したい場合は、設定ダイアログの「User Interface」タブで「Single tray icon mode」にチェックを入れましょう。
以上の設定により、常にシステムトレイでCPU・GPUの温度を監視できる環境が整います。
3. Open Hardware Monitorを使う

Open Hardware Monitorは、シンプルな操作性が魅力の温度監視アプリです。
- Open Hardware Monitorをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。完了後にアプリを起動すると、監視対象の各種指標が一覧表示されます。
- CPUとGPUの名称部分を探します。その直下に、それぞれの温度が表示されています。
- 温度をタスクバーに固定するには、該当する温度の項目を右クリックし、メニューから「Show in Tray」を選択するだけです。
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以上、タスクバーにCPU・GPU温度を表示できるおすすめの無料アプリ3選でした。過熱を放置するとプロセッサに深刻なダメージを与える恐れがあるため、早めの対策が重要です。気に入ったアプリを選んで、今回の手順を参考にぜひ温度監視環境を整えてみてください。
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