【Windows 10】レッドスクリーンオブデス(RSOD)エラーの原因と5つの対処法

Windowsで何らかのエラーダイアログが表示されるだけでもストレスを感じるものですが、いわゆる「死の画面」が表示されれば、多くのユーザーは心臓が止まりそうな衝撃を受けることになります。この種の画面は、致命的なシステムエラーやシステムクラッシュが発生した際に表示されます。ほとんどの方は、これまでのWindowsライフの中で一度は「ブルースクリーンオブデス(BSOD)」に遭遇した苦い経験があるのではないでしょうか。しかし、ブルースクリーン以外にも、「レッドスクリーンオブデス(RSOD)」や「ブラックスクリーンオブデス」といった厄介な仲間が存在します。
ブルースクリーンオブデスと比較すると、レッドスクリーンオブデス(RSOD)はかなり珍しいエラーですが、あらゆるバージョンのWindowsで同様に報告されています。RSODが初めて確認されたのはWindows Vistaの初期ベータ版であり、その後もWindows XP、7、8、8.1、さらには10でも発生し続けてきました。ただし、比較的新しいWindows 8や10では、RSODに代わって何らかの形式のBSODが表示されるようになっています。
本記事では、レッドスクリーンオブデスを引き起こす原因を解説し、その解消に役立つ具体的な対策をご紹介します。
Windows PCでレッドスクリーンオブデスが発生する原因
恐ろしいRSODは、さまざまな場面で発生する可能性があります。特定のゲーム中や動画視聴中に遭遇するユーザーもいれば、パソコンの起動時やWindows OSのアップデート時に襲われる方もいます。運が悪ければ、パソコンを何も操作していないアイドル状態のときに突然表示されることさえあります。
レッドスクリーンオブデスの主な原因は、ハードウェアの不具合や非対応のドライバーです。RSODがいつ・どこで表示されるかによって、原因となる要素は異なります。ゲーム中やハードウェアに高負荷をかける作業中にRSODが発生した場合は、破損または互換性のないグラフィックカードドライバーが原因である可能性が高いです。また、BIOSやUEFIファームウェアが古い場合、起動時やWindowsのアップデート時にRSODが引き起こされることがあります。その他の原因としては、オーバークロック設定が不適切なGPUやCPU、適切なドライバーをインストールせずに新しいハードウェアを使用していることなどが挙げられます。
多くの場合、レッドスクリーンオブデスが表示されるとパソコンは完全に応答しなくなり、キーボードやマウスからの入力を受け付けなくなります。続行方法に関する指示が一切ない真っ赤な空白の画面が表示される方もいれば、RSOD上でもマウスカーソルだけは動かせるという方もいます。とはいえ、RSODの再発を防ぐために確認・更新できる項目はいくつか存在します。

Windows 10でレッドスクリーンオブデス(RSOD)エラーを修正する5つの方法
RSODはめったに遭遇しないエラーですが、ユーザーの間で複数の解決方法が確立されています。グラフィックカードドライバーの更新やセーフモードでの起動だけで解決できる方もいれば、以下で紹介する高度な対処法を実行する必要がある方もいます。
注意:Battlefieldシリーズのゲームをインストールした後にRSODが発生し始めた場合は、まず方法4を確認してから、他の方法を試してください。
方法1:BIOSをアップデートする
レッドスクリーンオブデスの最も一般的な原因は、古いBIOSです。BIOSは「Basic Input and Output System(基本入出力システム)」の略で、電源ボタンを押したときに最初に実行されるプログラムです。起動プロセスを初期化し、パソコンのソフトウェアとハードウェア間の円滑な通信(データのやり取り)を担っています。

BIOSプログラム自体が古い場合、パソコンの起動に支障をきたし、その結果としてRSODが表示されることがあります。BIOSメニューはマザーボードごとに異なり、最新版は各メーカーの公式サイトからダウンロードできます。ただし、BIOSのアップデートは「インストール」や「更新」ボタンをクリックするほど簡単ではなく、ある程度の専門知識が必要です。誤った手順でアップデートを行うとパソコンが起動しなくなる可能性もあるため、メーカーサイトに記載されている手順を必ずよく読み、慎重に作業してください。
BIOSの詳細やアップデート方法については、関連の解説記事を参考にするとよいでしょう。
方法2:オーバークロック設定を解除する
パフォーマンス向上を目的にパーツをオーバークロックすることはよく行われています。しかし、オーバークロックは決して簡単な作業ではなく、最適な組み合わせを見つけるには継続的な微調整が必要です。オーバークロック後にRSODが発生した場合、パーツが正しく構成されておらず、実際の性能以上の負荷を求めていることを示しています。これによりパーツが過熱し、最終的にはサーマルシャットダウン(熱保護シャットダウン)につながります。
そこで、BIOSメニューを開き、オーバークロック量を減らすか、値をデフォルト状態に戻しましょう。その後パソコンを使用して、RSODが再発するかどうかを確認します。再発しなければ、オーバークロックの設定に問題があった可能性が高いです。それでもオーバークロックを行いたい場合は、パフォーマンスパラメータを最大まで上げず、専門家に相談することをおすすめします。
また、オーバークロックされたパーツは動作により多くの電力を必要とします。電源ユニットが要求される電力を供給できない場合、パソコンがクラッシュすることがあります。これは、グラフィック負荷の高いゲームを高画質設定でプレイしているときや、リソースを大量に消費する作業を実行しているときにRSODが表示される場合にも当てはまります。新しい電源ユニットを購入する前に、現在使用していない機器(DVDドライブやセカンダリハードディスクなど)の電源接続を外し、ゲームやタスクを再実行してみてください。RSODが表示されなくなったら、電源ユニットの買い替えを検討するとよいでしょう。
方法3:softOSD.exeプロセスをアンインストールする
まれなケースですが、softOSDアプリケーションがRSODの原因となることが確認されています。softOSDは、複数の接続されたディスプレイを管理したり、ディスプレイ設定を変更したりするための制御ソフトウェアで、一部のPCにプリインストールされています。softOSD.exeプロセスはWindowsの正常な動作に不可欠なサービスではないため、アンインストールしても問題ありません。
- Windowsキー + Iを同時に押してWindowsの設定を開きます。
- アプリをクリックします。
- 「アプリと機能」ページにいることを確認し、一覧を下にスクロールして「softOSD」を見つけます。
- 見つかったらクリックしてオプションを展開し、アンインストールを選択します。
- 確認を求めるポップアップが表示されるので、もう一度アンインストールボタンをクリックします。
- アンインストール後、sds64a.sysファイルの削除を求められることがありますが、スキップしても構いません。
方法4:settings.iniファイルを編集する
人気の一人称シューティングゲーム「Battlefield: Bad Company 2」は、Windows 10でレッドスクリーンオブデスエラー(RSOD)を引き起こすことがたびたび報告されています。正確な原因は不明ですが、ゲームに関連付けられたsettings.iniファイルを編集することで問題を解決できます。
- Windowsキー + Eを押してエクスプローラーを起動し、ドキュメントフォルダーに移動します。
- BFBC2フォルダーをダブルクリックして開きます。環境によっては、このフォルダーが「My Games」サブフォルダー内にある場合があります。
- settings.iniファイルを見つけて右クリックし、コンテキストメニューからプログラムから開く→メモ帳を選択します。(一覧にメモ帳が直接表示されない場合は、「別のアプリを選択」をクリックしてメモ帳を手動で選んでください。)
- ファイルが開いたら、「DxVersion=auto」の行を探し、「DxVersion=9」に変更します。他の行を変更するとゲームが正常に動作しなくなる可能性があるため、注意してください。
- Ctrl + Sキーを押すか、「ファイル」>「上書き保存」から変更を保存します。
その後、ゲームを起動して、レッドスクリーンオブデスエラー(RSOD)が解消されたかどうかを確認してください。
方法5:ハードウェアの不具合を確認する
上記のいずれの方法でもレッドスクリーンオブデスが解決しない場合、故障したハードウェアパーツがあり、早急な交換が必要である可能性が高いです。これは古いパソコンで特に多く見られます。Windowsのイベントビューアーは、これまでに発生したすべてのエラーとその詳細を記録しているため、故障したハードウェアの特定に活用できます。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を表示し、Eventvwr.mscと入力してOKをクリックし、イベントビューアーを起動します。
- アプリが起動したら、ユーザー定義ビューの横にある矢印をクリックし、管理イベントをダブルクリックして、重大なエラーと警告の一覧を表示します。
- 日時列を手がかりにレッドスクリーンオブデスエラーの記録を特定し、右クリックしてイベントのプロパティを選択します。
- 表示されたダイアログボックスの全般タブに、エラーの発生元や原因となったコンポーネントなどの情報が記載されています。
- エラーメッセージをコピーし(ウィンドウ左下にコピーボタンがあります)、Google検索にかけて詳細情報を入手しましょう。詳細タブに切り替えて確認することもできます。
- RSODを引き起こしている不調なハードウェアを特定できたら、デバイスマネージャーからそのドライバーを更新するか、DriverEasyなどのサードパーティ製アプリを使って自動的に更新してください。
ドライバーを更新しても問題が解決しない場合は、該当ハードウェアの交換が必要かもしれません。パソコンの保証期間を確認し、最寄りのサービスセンターで点検を受けてください。
まとめ
以上が、Windows 10で恐ろしいレッドスクリーンオブデスエラーを解消するために、ユーザーが一般的に採用している5つの方法です(グラフィックカードドライバーの更新やセーフモードでの起動も併せてお試しください)。ただし、これらの方法が必ずしも有効とは限りません。もし解決しない場合は、パソコン修理業者に相談するか、Windowsのクリーンインストールを試みるのも一つの手です。その他のご質問があれば、コメント欄からお気軽にお問い合わせください。
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